(27)博物館学芸員専門講座 実践事例発表レジュメ 研修・研究事業名 平成25年度学芸員等在外派遣研修 実践事例名(テーマ) 情報発信やネットワークをめぐる海外の動向と日本での応 用について 事業主体(実施機関) 連携・協力機関等 発 表 者 一島啓人 期日 27 内 年 12 月 10 日 容 海外の自然史系博物館における集客手段にはどのようなものがあるか、また、教育 普及において博物館の収蔵標本はどのような取扱いをなされているか等につき、博物 館先進地である米国に赴き、現状を探った。訪問機関はサンディエゴ自然史博物館と ロサンゼルス郡自然史博物館である。サンディエゴを選定した理由は、研修者の所属 する館と規模が似ているためで、もう一方のロサンゼルスは規模が前者よりも数段大 きいが、そういった大規模施設での広報の態様に違いがあるかを知る意味での“参考 資料”としての訪問であった。そしてそれらの活動と福井県立恐竜博物館の情報発信 活動を比較した。国柄や歴史の違いから来館者のライフスタイルや博物館自体に対す る考え方に違いはあると思われるが、その結果が日本における博物館の営業の在り方 を考える一助となれば幸いである。
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