港区の高齢者福祉施策の展開

平成 27 年度 主要事業
資料 8
23区中1位の特養ホーム整備率の港区がさらに100床を整備します
事 業 名
港区の高齢者福祉施策の展開
27,524 千円
予 算 額
港区は、今後の後期高齢者数や要介護認定者数の増加を見据え、寝たきりや認知症な
どによって常時介護が必要な高齢者も、住み慣れた地域でいつまでも安心して生活で
きるよう、高齢者福祉の基盤整備を一層推進します。本資料では港区の高齢者施策の
主だった3事業を紹介します。
1 特別養護老人ホーム等の整備
予算額6,973千円
現在、港区内には、特養ホームが8施設711床あります(23区中1位の整備率)
。港区は
平成27年4月から南麻布四丁目の区有地に、特養ホーム(100床)
、障害者入所施設(4
0床)及び児童発達支援センターを建設するための整備調査を始めます(整備調査期間は平成27
。整備調査後は、施設建設に向け、事業者公募などの手続きを進めます。
年11月末までの8か月間)
本施設建設後は、現在工事中の18床と合わせて、区内の特養ホームは全9施設829床にな
り、高い特養ホーム整備率を維持することになります。
【完成予定時期】平成30~32年度(港区基本計画後期に計上)
【整 備 予 定 地】港区南麻布四丁目1番4の一部及び1番12の一部
【施 設 概 要】特別養護老人ホーム定員:100人及びショートステイ10人
障害者入所施設定員:40人、児童発達支援センター
【整備調査内容】施設の規模や運営手法別の用途を勘案した内容
概
要
2 港区版宿泊デイサービス実施
予算額19,924千円
区立台場高齢者在宅サービスセンターで、利用者がデイサービス利用後も引き続き宿泊デイサ
ービスを利用できるようにし、台場地域のサービス充実を図ります。介護家族の休息や緊急時
対応など、負担軽減を図り、要介護高齢者の在宅生活を支援します。23区では民間の通所介
護事業所が同様の事業を実施している区がありますが、区立で実施するのは港区のみです。
【開始予定時期】平成27年7月(毎週月曜日午後7時~土曜日午前7時まで)
【実 施 場 所】港区立台場高齢者在宅サービスセンター(港区台場1-5-5)
【利 用 対 象 者】台場高齢者サービスセンターのデイサービスを利用している要介護1~5の高齢者
【利用料金と定員】1泊5,000円(夕食・朝食付き)
、1日2名まで
3 「
(仮称)地域包括ケアシステム推進会議の設置」
【新規事業】予算額627千円
行政が主体となり、区内の関係機関(医療機関、介護事業者、町会・自治会などのボランティア、NPO、
(仮称)地域包括ケアシステム推進会議」の設
民間企業・団体など)とのネットワーク化推進や「
置によって、高齢者の住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する地域包括ケア
システムの構築に取り組むなどの施策を展開し、高齢者福祉の一層の充実を図ります。
【委員構成】港区医師会、芝、麻布赤坂歯科医師会、港区薬剤師会、港区社会福祉協議会、民生委員・
児童委員、介護支援専門員、在宅介護サービス事業者ほか
【設置時期】平成27年4月
23区中1位の特養ホーム整備率の港区がさらに100床を整備します。また、区立で宿泊デ
イサービスを実施する区は23区でも港区のみです。このほかにも港区は多数の高齢者施策を
ここがポイント!
展開し、高齢者や介護家族を支援しています。
(参考:特養ホーム8施設(区立3、民間5)
、デイサービ
スセンター33施設(区立8、民間25)
、高齢者相談センター(地域包括支援センター)5施設)
高齢者支援課 高齢者福祉係
問 合 せ
= minato
課 長
☎
担当者
☎
city hall press
茂木 英雄
03-3578-2390(直通)
川口 淳
03-3578-2391(直通)
memo = 2015.02.03