新人看護職員研修について

新人看護師年間教育計画表
3ヶ月(4月~6月)
6ヶ月(7月~9月)
12ヶ月(10月~3月)
職員としての自覚と責任のある行動
基
本
姿
勢
と
態
度
・ 医療倫理・看護倫理に基づき、人間の生命・尊厳を尊重し患者の人権を擁護することができる
・ 看護行為によって患者の生命を脅かす危険性もある事を認識し行動する
・ 職業人としての自覚を持ち、倫理に基づいて行動する
患者の理解と患者・家族との良好な人間関係の確立
・
・
・
・
・
・
患者のニーズを身体・心理・社会的側面から把握する事ができる
患者を一個人として尊重し、受容的・共感的態度で接することができる
患者・家族が納得できる説明を行い、同意を得る事ができる
守秘義務を尊重し、プライバシーに配慮する
看護は患者中心のサービスであることを認識し、患者・家族に接することができる
家族の意向を把握し、家族にしか担えない役割を判断し支援することができる
・ 指導を受けながら、看護手順に沿って ・ 助言を受けながら、担当患者のその日
安全・安楽な日常生活援助ができる
の問題を明確にできる
・ 指導を受けながら、担当患者への援助 ・ 指導を受けながら、担当患者の看護計
看
の意味や効果を考えて、評価できる
画に沿って看護記録が記載できる
護
助言を受けながら、担当患者の状態に
・
・
指導を受けながら、担当患者への援助
実
合わせて、安全・安楽な援助を工夫でき
内容を記録できる
践
る
・ 一日の流れが把握でき、チームメン
バーの役割が理解できる
・ 基本的な知識・技術が修得できる
・ 指導を受けながら、看護計画が立案できる
・ 助言を受けながら、必要な看護を判断、実
施、評価できる
・ チームメンバーの役割を理解し、責任を果
たすことができる
業務の基準・手順に沿って実施する
・ 病院のシステム、他部門との連携ルー
ルを知る(SPDシステム、薬剤部、リハ
ビリ等)
・ 施設における医療安全体制について
理解する
管
防災訓練に参加する
・
理 ・ 患者の安全に気を配ることができる
・ 患者の安全に配慮し、事故防止に努め
ることができる
・ インシデント(ヒヤリハット)事例や事故
事例の報告を速やかに行う
・ 費用対策効果を考慮して衛生材料の
物品を適切に選択することができる
・ チームメンバーと情報を共有し、指示を ・ 複数の患者の看護ケアの優先度を考えて
受け、報告しながら行動できる
・ 病院内ルール、システムを活用できる
・ 看護記録の目的を理解し、看護記録を
・
・
・
・
行動することができる
・ 患者の負担に考慮し、物品を適切に使用
することができる
正確に作成することができる
・ 決められた業務を時間内に実施出来るよ
うに調整することができる
規定に沿って適切に医療機器、器具を
取り扱うことができる
・ 備品・設備の不備や不足に気づき、責任
看護用品・衛生材料の整備・点検を行う 者に報告できる
ことができる
施設内の医療情報に関する規定を理解
する
プライバシーを保護して医療情報や記録
物を取り扱う
生涯にわたる主体的な自己学習の継続
・ 院内教育プログラム、部署の勉強会に ・ 院内教育プログラム、部署の勉強会に
参加する
教 ・ 3ヶ月を振り返ってレポートが書ける
育
・
研
究
・ 部署内の勉強会で、割り当てられた課題
参加し、専門知識・技術を修得していくこ について学習し、発表することができる
とができる
・ 1年を振り返って、2年目に向けてのレポー
・ 看護研究に興味、関心をもつことができ トが書ける
る
・ 6ヶ月を振り返ってレポートが書ける
・ 自己評価及び他者評価を踏まえた自己の学習課題をみつけることができる
・ 課題の解決に向けて必要な情報を収集し解決に向けて行動する事ができる
・ 学習の成果を自らの看護実践に活用する
・ 病院・看護部の理念、目標を理解し行 ・ 適切な言葉使いで、他の職員とコミュニ ・ 病院・職場のルールを守り、看護チームの
動する事ができる
ケーションをとることができる
・ 職場内のルールを知る
・ 困ったときに、プリセプターや先輩の協
力を自ら求めることができる
社 ・ 患者のプライバシーを守る
挨拶ができる
・
会
性 ・ 清潔感のある身だしなみを整える
・ 報告・連絡・相談できる
・ 困ったときに、プリセプターに相談できる
・ 自分の健康管理ができる
一員として、責任ある行動がとれる
・ チーム医療の構成員としての役割を理解
し協働することができる
医仁会 藤本病院 看護部教育委員会
2014年3月改定