編集後記 2月は毎年寒い日が続きますね。スキー場も毎年第2土曜日・日曜日がシーズン中で 一番お客さんが多いそうです。 この時期、小学生の頃には朝の通学路で凍った水たまりを見つけて踏んだり、バケツ に張った氷をすくいあげてみた り、校庭の砂場で霜柱を探して 「ザクッ」という感触を楽しんだ りしていました。 「大人になったから。」という のもあるのかもしれませんが、最 近、バケツに張った氷や、霜柱を 見つける機会が少なくなったと 感じています(筆者は今も昔も広 島市在住) 。 今月の特集は先日、鳥取市と広島市で開催した「地域エネルギーセミナー」を取り上 げています。鳥取会場の松本氏のご講演によりますと、地球の気温は年々上昇している とのことです。日本の真夏日(最高気温が30度を超える日)の日数も年々増加してい るそうです。 話はまた小学生の頃に戻りますが、小学生の夏休みは、毎日、天気と気温を記録して いました。私が小学生だった昭和61年8月の気温を調べてみると、真夏日は26日あ りました。最高気温が35度を超える猛暑日はありませんでした。昨年は冷夏だったの で、一昨年、平成25年8月の気温をみてみると、真夏日は27日あり、そのうち猛暑 日が13日もありました。 (いずれも広島市南部のデータです。) 暑すぎる夏は困りものですし、雪のない冬も少し物足りませ ん。日本の美しい四季が失われないよう、一人ひとりができる 範囲で少しずつ省エネをしてみてはいかがでしょうか。 経済産業省 中国経済産業局 広報誌 旬レポ中国地域 2015 年 2 月号 Copyright 2015 Chugoku Bureau of Economy , Trade and Industry. 1
© Copyright 2024 ExpyDoc