編集後記３月３日は桃の節句です。「節句」は一年の節目となる日を言い、もともとは中国から伝わった暦上の節目の日で、奇数が重なる日に邪気を祓う行事が行われていたものですが、日本に伝わったあと少しずつ変化したそうです。桃の節句は、現在では、お雛飾りを飾り、ちらし寿司や蛤のお吸い物などをいただいて、女の子の幸せと健やかな成長を祈ります。我が家では先日、数年ぶりにお雛飾りを押し入れから出して飾りました。立派な七段飾りではなく、ガラスケースに入ったものなので、出して置くだけなのですが、ここ数年さぼっていたので、久しぶりに日の目を見た我が家の人形たちです。出したら片付けないといけませんが、節句が終わったらすぐに片付けないと、結婚が遅れるという言い伝えがありますよね。筆者の母も筆者も、この言い伝えを頑なに守り続けてきましたが、この言い伝え、どうやら根拠はないようです。しかしそうは言っても、いつまでも飾っておくと季節感が失われますので、早めに片付けたほうが良いことには変わりなさそうですね。さて、今月号の旬レポは、「中国地域における部品サプライヤー向けベンチマーキング活動」を特集しています。平成２７年１月～２月にかけて行ったベンチマーキング活動の概要や、現状の課題、政策目的などをご紹介しております。さらに、今月のトピックスでは、「ネプコンジャパン 2015」出展概要、「コンビナートシンポジウム」、「中国四国地域食品輸出商談会 in 香港 2014」、「JIS マーク表示制度に関する中国ブロックセミナー」を取り上げ、盛りだくさんの内容でお届けしておりますので、ぜひご一読ください。経済産業省中国経済産業局広報誌旬レポ中国地域 2015 年 3 月号 Copyright 2015 Chugoku Bureau of Economy , Trade and Industry. 1