件 名: 大 臣 会 見 概 要 日 時 平成 27 年 2 月 6 日 0837~0843 担 当 大臣官房広報課 場 所 官邸エントランスぶら下がり 備 考 1 発表事項 なし。 2 質疑応答 Q:安全保障法制についてお伺いします。来週与党協議が見込まれています。 この中で、後方支援について総理が、昨日、恒久法の制定に意欲を示しま した。ただ、与党内には一定の歯止めを設けるべきではないかという意見 もありまして、その中でどういった整理を進めていきたいと大臣としては 思っていらっしゃいますでしょうか。 A:総理が国会で自衛隊を動かす際にということで、恒久法ということを言 われましたが、与党の協議もございます。基本的には閣議決定に書かれた とおり、「あらゆる事態に切れ目のない対応」ということで、そういう観点 で法案を検討していきたいと思っております。 Q:今日、閣僚の資産が公開されたのですけれども、御自身の資産への感想 と、公開制度そのものへの御意見があればお聞かせ下さい。 A:まず、公職にある者として資産を公開するのは当然のことであります。 国務大臣規範に基づきまして、正しく資産公開をいたしました。政治家と しては、国民からの信頼を得るためには、資産を公開するということにお いては意義があるということだと思います。 Q:御自身への資産への感想というのは。 A:ごく一般の国民としての生活レベルであるというふうに思っております。 Q:今日、沖縄県で辺野古埋め立てに向けた埋立承認の検証委員会を発足す るということになり、第1回の会合が開かれます。沖縄県側は埋め立ての 瑕疵があるとみて委員会を立ち上げるのですけれども、その瑕疵について 大臣としてお考えをお聞かせ下さい。 1 A:これについては、沖縄県がやられることでございますので、その点につ いての感想はございません。この手続きにおきましては、二重三重に時間 をかけて丁寧に行ってまいりました。特に申請に際しましては、事前には 6回沖縄県から意見が出されて、それに基づいて対応しましたし、じ後に おきましても、いろいろな説明を求められましたので、3回ぐらいだった と思いますが、その都度回答もしておりますので、瑕疵があったというふ うには考えておりません。 Q:瑕疵があった場合、知事は取消・撤回を求めるという考えを示している のですけれども、取消・撤回は法的に可能かどうかというところを、大臣 のお考えをお聞かせください。 A:これは法的な問題で、法律に従って手続きを進めておりますので、そう いう申し出があっても、法律に従って対応していきたいと思っています。 Q:昨日、知事が防衛省に来ていましたけれども、直接お会いしてお話しす るご予定というのはいかがでしょうか。 A:ちょうど国会もやっておりましたので、お会いすることができなかった わけでございます。根底においては、沖縄県と国との話し合いということ でありますが、それぞれのレベルで対応していきたいと思っております。 Q:近いうちにお会いになる予定は。 A:政府全体として対応してまいりたいと思っております。 Q:昨日の予算委員会では、佐賀空港への配備についても話題になりました けれども、その実現に向けて防衛省としてどのように取り組んでいくので しょうか。 A:知事さんが新しく替わられましたので、県の行政サイドにも改めて説明 をして、御理解をいただくようにしております。私の方からは、なぜ佐賀 空港が適しているのかと。また、環境に対する対応とか、そういった点も 十分に話をしていきたいと思っておりまして、地元の御理解を得ていきた いと思っております。 Q:大臣の訪問も含めて、今後、ハイレベルを現地に派遣する予定はありま すか。 A:現在でも、九州防衛局を中心に説明をいたしておりますので、そういっ た時期があれば、知事さんにもお目にかかってお願いしたいと思っていま 2 す。 Q:安全保障法制なのですけれども、「政府で全体像、骨格を国民に示せるよ うにしたい」とお話しがありましたけれども、これは与党協議の冒頭で政 府の方から示すのか、そもそも骨格をまとめるための与党協議という位置 付けなのか。そのあたりはいかがですか。 A:これは、現在与党で御議論をしていただくというようなことで進めてき ておりますので、どういう形でお示しするのか、また与党の責任の方と相 談いたしているところです。 Q:基本的には、与党協議を踏まえて全体像を国民に提示するという流れに なるのでしょうか。 A:議論のしていただき方においては、与党とよく相談していきたいと思っ ております。 以 3 上
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