保護者・生徒のみなさんへ昭一発第６７号平成２７年１月１０日昭和第一高等学校校長矢島昇冬の感染症予防について一年を締めくくる第３学期、寒さの厳しい日が続いております。３年生にとっては一般入試の準備や卒業に備えての学習、１・２年生にとっては進級に向けての学習や１年間の総まとめの学期となります。気持ちを引き締め、一日一日を大切に生活しましょう。昨年末より、全国的にインフルエンザ、感染性胃腸炎（ノロウィルス）などが流行しており、本校でも数名の生徒が罹患しました。現在も流行注意が出ている状況です。また感染力が強く重篤になる傾向があるインフルエンザは、１・２月にピークを迎えますので、下記のことに気をつけ元気な学校生活を送りましょう。 ① 外出後や調理の前後、食事前など、こまめな手洗いやうがいを心がけましょう。手洗いは、上腕から指の間まで石けんで良く洗い、温水による流水で十分に流しましょう。うがいは、外から帰った時だけでなく、のどの違和感、乾燥感がある場合は一日に何回もすることが効果的です。 ②予防のためマスクをしたり、出来るだけ人混みの場所や夜間の外出は避けましょう。 ③ 疫力が弱っていると感染しやすくなります。また、感染した時に症状が重くなってしまうおそれがありますので、普段から十分な睡眠と、バランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。保温が大切ですので、寒いときは下着一枚着るだけで予防にもなります。 ④ 気が乾燥していますので、部屋の湿度を５０％～７０％にしましょう。締め切った室内に、一人でも風邪をひいた人がいますと、くしゃみや咳で空気が汚染され、感染しやすくなりますので、加湿器なども使用し、乾燥には注意しましょう。 ⑤ ンフルエンザ流行の兆しも見られますのでワクチン注射をしましょう。 ⑥インフルエンザ、ノロウィルス（発熱、嘔吐、下痢の症状）の疑いがあったら、無理をせず早めに医療機関で受診しましょう。