平成26年12月24日 福岡市政担当記者各位 年末から年始にかけては救急出動が一年の中で最も多くなる時期です。この時期に多い事故として,急病, 餅などの喉詰めによる窒息事故,転倒事故などがあります。救急事故の発生を未然に防ぐために,事前に対 策を立てておくことが大切です。 高齢の方の急病 高齢の方からの救急要請の原因で多いのは,急病です。寒い時期には,急な温度変化による 血圧の変化によって,脳や心臓に大きな負担がかかり,脳出血や心筋梗塞などを引き起こして しまいますので,入浴時などの急な温度変化に注意しましょう。 餅などによる窒息事故 新年を迎えるとお餅などを食べる機会が多くなります。のど詰めを防ぐため,小さく切って, 食べやすい大きさにして,よく噛んで食べるようにしましょう。 インフルエンザ予防 インフルエンザは冬季に流行し,今年もインフルエンザ感染患者の数は増加しています。手 洗いのほか,マスクの使用などによる予防に努めましょう。 救急車の適正利用をお願いします!! 「緊急性のない出動要請」が増加し,慢性的な救急車不足が続いています。 生命に危険のある傷病者のもとへ,救急車がすぐに向かえない事態も発生します。 119 番通報をする前に,「本当に救急車が必要なのか?」を,もう一度考えてください。 福岡市消防局 マスコットキャラクター ファイ太くん 過去最多の救急件数!! 70,000 68,299 68,000 救急出動件数 66,000 1日平均出動件数 64,000 平成 26 年 12 月 21 日に,過去最多であ った平成 25 年中の救急出動件数 68,299 件を上回りました。 今年の 12 月 15 日には,1 日で 261 件 の出動があり,一時,市内の救急車がほと んど出動するという時間帯がありました。 64,418 195 65,892 190 62,404 187 62,000 60,000 58,000 56,934 180 58,260 180 170 165 54,000 160 52,000 50,000 185 175 176 170 56,000 200 155 平成20年 155 159 150 平成21年 平成22年 詳しくは,「福岡市消防局ホームページ」→「けがや病気を防ごう」 (http://119.city.fukuoka.lg.jp/prevent/old)内をご参照ください。 平成23年 平成24年 平成25年 消防局警防部救急課 担当:冨永・守田・田中 TEL:725-6571
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