資料2(PDF:123KB)

資料2
千葉市が主導する再生可能エネルギー導入に係る具体的事業について
(中間答申に盛り込む事項)(案)
1
事業内容について
再生可能エネルギーの導入に係る市の自然的条件等の特性、事業開始までに要す
る期間等を考慮すると、優先的に実施すべき事業としては太陽光発電事業が適当で
あると考えられる。
また、再生可能エネルギーの普及拡大を図るため、発電規模については可能な限
り大規模であること、事業用地の選定については市が主導的にかつ早期に事業を実
現する観点から、未利用の市有地を活用することが望ましい。
2
事業主体の選択について
発電事業を実施する場合、市が事業主体となる方法と、市有地を事業者に貸し付
けた上で事業者が事業主体となる方法が考えられる。
前者の場合、市は、事業に係るリスクを負うものの発電事業に伴う売電収入が得
られる。また、後者の場合、市は、売電収入は得られないものの事業リスクを負う
ことなく発電設備に係る固定資産税収入や土地の貸付に係る収入が得られる。いず
れの方法においても、導入コストや設置条件に留意する必要がある。
3
事業の実施に当たっての意見
大規模太陽光発電事業の実現により、市域における再生可能エネルギーの導入量
が増加し、地球温暖化対策につながることから、早期かつ円滑に実施することが望
まれる。
事業内容の決定に当たっては、上記のような諸条件や事業収支等を十分に考慮の
上、適切な方法により実施するよう配慮する必要がある。
また、再生可能エネルギーの導入拡大を図る観点から、本事業を通じて積極的に
普及啓発や環境教育を進めることについても考慮されたい。