Ricoh raises the bar for Print Production Innovation

2016 年 年頭所感
株式会社リコー
代表取締役 社長執行役員
三浦善司
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年の世界経済を見ると、全体として緩やかな回復が続き、また成長率においては、先進国で緩やか
に上昇、新興国で徐々に低下という傾向となりました。そのような状況下で、当社は主力のカラー複合機
/モノクロ複合機の販売を全世界で伸ばしシェアを拡大するとともに、サービス事業の強化を図ることで、
お客様に提供する価値をさらに高めてまいりました。また、オフィス向け事業で培った技術力とノウハウを
ベースに、商用印刷や3D プリンター、産業用インクジェット印刷、ファクトリーオートメーション、車載関連
などのインダストリ事業領域も着実に成長させてきました。
2016 年もリコーグループ一丸となって変化するお客様のニーズに対応するため、オフィス事業領域で
はプリンティングソリューションとビジュアルコミュニケーション製品、ITサービスなどを組み合わせることに
よって、「モノ+コト」の形でトータルソリューションを提供いたします。またその他の事業領域においても、
得意とする光学技術、画像処理技術を基盤としてさらなる拡大を図ります。
最後に、今年の 2 月 6 日には、リコーの前身である理研感光紙株式会社の設立から 80 周年を迎えま
す。ここを一つの通過点として、さらにその先にある 2020 年、100 周年となる 2036 年と、将来にわたって
成長し続けるために、昨年に引き続き今年も非連続な改革に挑戦してまいります。