生き生きおうら ☆ ☆☆ 今年こそ明るく平穏な年に！！新しい年の幕開けとなりました。厳しい寒さの中にも日本は穏やかな三が日となりましたが、フランスでは、正月気分もさめやらぬⅠ月７日、風刺週刊誌を発行している新聞社が襲撃されたり、別の実行者によるユダヤ系食品スーパー襲撃事件も起こり、この一連の、テロといわれる事件で１７名もの市民の命が犠牲になりました。こんなに命が軽んじられてよいのでしょうか。人種による差別や偏見、つくられた格差などはあってはいけませんが、民族、宗教、思想信条、生き方、境遇の差など仕方のないこともあり、表現の自由は尊重されなければならないと考えます。中東などは今なお紛争が続き子ども達や市民が犠牲になっています。今年こそ争いごとや自然災害などがなくなって、人々が平和に幸せに暮らせることを願うばかりです。さて、教職員人事の方も進んできてはおりますが、まだ、県からの連絡が届かないことも多くあり、やりたいことが滞っている状況もあります。基本的な考え方としては、①邑楽町全体としてみた場合、各学校のバランスはどうか、平等性はあるか。（男女、年齢、教科、各人の適性、職場の雰囲気づくりのためには？等々）②校長や職員の希望に沿っているか、やりがいを持てるか。③ 少し先を見通して、人事としての安定性はあるか等々考え心を砕いているところです。校長先生方も一人一人の先生が納得できるよう特段の配慮と温かな対応、決定するまでの守秘をお願いします。＜学校経営・学級経営の視点＞１教育長室から第３５号平成２７年１月１３日発行子どもを変えることができる！教師力・深い愛情最近、小学校の方でクラスで落ち着きがなく授業に集中できない子どもがいる学校があるという情報を受けています。子どもが落ち着かない、わざと叱られるような行動をするというのは、子どもの心が満たされていない、心の居場所がない、不安定であるなどのサインです。何か要因があるはずです。その子どもに寄り添ってじっくり話を聴き、心を引き出し理解をする。そして、クラスの子ども達とも、「今問題になっていることは何か。」「どんなことをしてはいけなくて、今はどんなことをしなければいけないのか。」「どうすると解決できるか。」「先生にして欲しいことはどんなことなのか。」「先生から皆に言いたいこと！」等々を、子どもと真剣に向き合って話し合い、深い愛情を持って、保護者と連携しながら対応することが大切です。学力向上以前の基盤づくりです。お互い人間同士であり、大人と子どもです。分かり合えないはずはないと思いますが・・・。まず、担任が、情熱を持って、根気強く、クラスの立て直しを図りましょう。もちろん管理職は担任にアドバイスを贈りながらしっかり支え育ててください。新しい年・学期の始まりはそのよいチャンスです。生徒指導とは、「社会の中で自分らしく生きることができる大人へと児童生徒が育つように、その成長・発達を促したり支えたりする意図でなされる働きかけである。」と言われます。児童生徒が、学校の中に心の居場所を感じ、自らが社会性を身につけられるよう、また、自己実現を図れるよう、先生方が同じ向きで心と力を合わせ、児童生徒の自発的・主体的な成長発達の過程を支援していくことが大切です。先生も子どももやる気に満ちた雰囲気のよい学校づくりはすべての向上の基盤です。 ☆☆☆ お正月に似合う葉牡丹花言葉・・「利益」「慈愛」「物事に動じない」「祝福」心の散歩道「いのちの大切さを伝える」出前講座事業について昨今、他人の命を粗末にしたり、いじめなどにより子どもが自殺をしたりする事件が増えています。群馬県で後押しして行っているこの講座を子ども達へ「心の種まき」として邑楽町の学校でも全小学校でできたらと思いますが、講師のことや打合せが大変などという大人側の都合や噂が伝えられ受け入れが思うように進みません。専門家でないとできない心に響く授業です。素直に考えると子どもの人生の中で一度は聞いて欲しい講座の内容です。親子でこの講座を聴くと、子どもは命の大切さを実感し、親は感動して親子の関係を見つめ直します。親子の絆が深まり、子どもの自己肯定感や自尊感情の育成につながり人間としての成長が見られます。今年度は、長柄小と中野東小が講座実施の予定で楽しみです。インフルエンザが急増しています。気を抜かず、手を抜かず、うがい・手洗いをこれからも徹底しましょう。ケータイ・スマホ等のトラブルから子ども達を守るために「邑楽町、みんなで守ろう５つの取組」を町をあげて展開します。（別紙参照）