コンサルティング 事例 (株)H工業様 (東京都府中市) コンサルティング内容: 経営全般 コンサルティング前の状況 ●大手住宅メーカーに鉄骨・アルミ建材を納入してきたが、社長・経営陣の高齢 化などで経営が硬直化していた。 ●社員が数十名いるが、経営に関して知るところもなく、会社の実態が分からず に日々仕事に従事している状況で、基本的活力が乏しくなっていた。 ●営業面の統一的目標が無く、どちらかと言えば「行き当たりばったりの対策」に 終始していた。以前在籍した管理職の悪影響もかなり色濃く残っていた。 コンサルティング活動の一部 ●会社経営数字の共有化を開始。まずは数字を集めることから開始という状況 であったが、一度作成すれば継続できるので、最初の段階を全て代表が社員 と共に作成。 ●作った経営状況報告書を全ての役付者、本社スタッフに配布もしくは回覧し、 「現状の共有化」を開始。 ●定期的な営業分野別会議を開催。一度に進めるのではなく、小さな分野ごとに 開催し、「問題・課題の共有/検討/決定・宿題」のリードを全て代表が社員と 共に進め、代表が適宜、進捗確認を実施。 ●全社意識改革のため、毎月のお給料明細袋に「会社の現状・目指すべき方 向・期待すること」などを記した紙を代表が社長と共に作成し、社長名で同封。 コンサルティングの結果 ●社員の「知りたい感情」に応えることができ、良い報告だけでなく、悪い報告を 早くする意識も根付いた。 ●厳しい状況を知ることで、自主的にコスト改善活動に参画するようになった。 ●会議の定期開催でリーダーを設定したので、責任感の醸成と基本的ヒエラル キーで動くようになった。 ●「次に何をすべきか」という、会社任せでない意識が女性スタッフにも芽生えて きた。 社長の評価 「最初は第三者が会社に入ることに抵抗があったが、五味さんはすんなりと入っ てくれた。特に数字の管理をしてこなかったので、前年比や各事業分野における過 去からの数字を調べてくれたことは大変助かった。また、それを社員に開示するこ とにも違和感はあったが、結果的には良い方向に繋がった。月に数回来て宿題を 出すだけではなく社員と共に活動してくれた五味さんは大変だったと思うが、全社 の意識を変えてくれたことに感謝している。」
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