当社の世代区分 - JMR生活総合研究所

世代ごとの共通意識・デモグラフィック特性
世代区分
生年・現在年齢
少子化世代
1984~93年生
15~24歳
バブル後世代
1979~83年生
25~29歳
団塊ジュニア
1971~78年生
30~37歳
新人類
1961~70年生
38~47歳
断層世代
1951~60年生
48~57歳
団塊世代
1946~50年生
58~62歳
戦後世代
1939~45年生
63~69歳
人口規模*
価値意識の特徴
最も強いのが顕示志向、続いて内閉志向、自己実現までの3つの価値意識
は全世代の中でいずれも最も強い。続いて享楽志向、最も弱いのが安心志
1,390万人
向である。
(10.9%)
「誰かに評価してもらいたい」 「他人にどうみられるか気になる」と自分に自信
がなく他者からの承認願望も強いのが特徴。
830万人
(6.5%)
顕示志向が強く、内閉志向、自己実現安心志向と続き、最も弱いのが享楽志
向である。享楽志向は、全世代の中で最も弱く特徴的である。
「ワンランク上」「人間関係を拡げたい」など他者への競争意識を強く持ってい
るが潜在的な強い劣等感の裏返しでもある。
バブル後世代と5つの価値意識の強さの順序は同じであり似ている。異なる
1,530万人 のは、バブル後に比べて顕示志向が量的に低い水準にあることだ。
(12.0%) 「自由きままな生活」を求め「一寸先は闇だ」「他人の目を気にせずにいたい」
など厭世的な意識をもつ。
学童・思春期(12~20才前後)
におきた主な事件
雪印食中毒事件(00)
9.11アメリカ同時多発テロ事件(01)
アメリカ軍イラク攻撃(03)
ライブドア事件(06)
中国製冷凍餃子中毒事件(08)
阪神大震災(95)
地下鉄サリン事件(95)
薬害エイズ事件(96)
神戸連続児童殺傷事件(97)
和歌山毒物カレー事件(98)
つくば科学万博(85)
日航ジャンボ機墜落事故(95)
昭和天皇崩御(89)
リクルート事件(89)
湾岸戦争(90)
価値意識の強さの順は内閉志向、自己実現、顕示志向、安心志向、享楽志
1,600万人 向となっている。
(12.5%) 他の世代に比べて「ふだんの生活でストレス」を感じ「ナンバーワンよりオン
リーワン」に共感している。企業や家庭を支える中堅のつらさがにじむ。
ロッキード事件(76)
神奈川金属バット両親殺害(80)
ホテルニュージャパン火災(82)
戸塚ヨットスクール事件(83)
享楽志向、安心志向がほぼ同程度であるがわずかに享楽志向が強く、内閉
志向、自己実現と続き、顕示志向が弱い。
1,860万人
若い世代が弱い享楽志向が最上位にとって代わり、顕示志向が最下位に転
(14.6%)
換する。若い世代と団塊世代以上の旧世代の価値意識が転換する節目を
作っている。
よど号ハイジャック事件(70)
大阪万博(70)
浅間山荘事件(72)
第一次石油ショック(73)
(注記)
・人口規模は総務省「国勢調査」(平成12年)より。かっこ内は全人口1億2,670万人に対する比率である。
・世代の価値意識については、価値観に関する58項目、エゴグラム(性格診断)に関する35項目の中で、特にその世代において特徴的に高いも
の上位項目を取り上げた。
綿矢りさ(84)
宮里藍(85)
福原愛(88)
上戸彩(85)
松浦亜弥(86)
Kinki Kids(79) 松坂大輔(80)
北島 康介(82) 滝沢秀明(82)
宇多田ヒカル(83)
金原ひとみ(83)
ナインティナイン (71)
木村拓哉(72) 貴乃花(72)
イチロー(73)
安室奈美恵(77)
中田 英寿(77) 浜崎あゆみ(78)
松田聖子(62) 中森明菜(65)
とんねるず(61) ダウンタウン(63)
森高千里(69) 三浦知良(67)
野茂英雄(68)
桑田佳祐(56) ピンクレディー(57)
山口百恵(59) 明石家さんま(55)
岡田克也(53) 安倍晋三(54)
林真理子(54)
水俣病事件(58)
三井三池争議(59・60)
860万人
60年安保闘争(60)
ケネディ暗殺(63)
(6.7%)
東京オリンピック(64)
東大安田講堂占拠(69)
安心志向が他の世代に比べて圧倒的に強い。続いて享楽志向、大きく間を サンフランシスコ講和・日米安保条約(51)
あけて、自己実現、顕示志向、内閉志向となっているが、この3つの水準は テレビ放送開始(53)
1,100万人
非常に低い。
第五福竜丸事件(54)
(8.6%)
自分のことよりも「日本文化」「歴史や伝統」「環境や社会秩序」の維持に関心 森永ヒ素ミルク事件(55)
が向かっている。
日本の国連加盟(56)
全世代中、享楽志向が最も強く、逆に顕示志向が最も弱い。間に安心志向、
自己実現、内閉志向が位置し、バブル後世代と強弱が真逆の対称的関係に
なる。
「自分らしさにこだわり」「周りの意見より自分の意見で行動」するなど独善的
といえるほどマイペースである。
芸能人/スポーツ選手
政治家など
西川きよし(46) 吉田拓郎(46)
西田敏行(47) ビートたけし(47)
志村けん(50) 和田アキ子(50)
村上春樹(49)
徳光和夫(41) みのもんた(44)
小泉純一郎(42) 桂三枝(43)
加藤茶(43)
タモリ(45)
吉永小百合(45)
(出所)総務省「国勢調査」 、JMR調査2008
株式会社JMR生活総合研究所
世代区分の方法
時代共通体験(第二次世界大戦)
戦争体験
学童期
(7~12歳頃)
飢餓世代
幼児期初期
~遊戯期
(1歳~6歳頃)
戦後世代
乳児期
(0歳)
団塊世代
なし
未体験世代
時代共通体験(バブル崩壊)
バブル崩壊
体験
成人期
(31歳以上)
断層世代
前成人期
(21~30歳頃)
新人類
青年期
団塊ジュニア
(13~20歳頃)
学童期
(7~12歳頃)
バブル後
幼児期初期
~遊戯期
少子化世代
(1歳~6歳頃)
(注記)
・それぞれの時代共通体験が起きた時点における、各世代の発達段階の定義の仕方は、E.H.エリクソンの定義に準拠している。
・戦争体験については、戦後のベビーブームのように間接的に影響しているものも含む。
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