練習問題6 経営組織論 問題1 次の言葉を翻訳せよ。 • • • • • • • • Energy エネルギー Psychological need 心理的欲求 Self-actualization 自己実現 Ability 能力 Conflict 葛藤 Frustration 挫折・欲求不満 Adjustment 適応 Adaptation 順応 • 問題2 アージリスは、【 社会心理学 】を 基礎に、人間のもつパーソナリティの 性格を究明し、それが【フォーマル組織 】 の中でどのように影響され、どんな人 間行動がとられるかを明らかにするこ とによって、究極的には新しい組織概 念の下に個人と組織の統合を試みよう とした学説を提唱した。 • 問題3 アージリスによると、個人 のパーソナリティは欲求のほか、 【 エネルギー 】と【 能力 】によって構成 されている。 • 問題4 自己実現とは、個人のパーソ ナリティの中に新しい構成部分を加え ていく過程を意味し、それは新たな 【 欲求 】を持ち、【心理的 】エネルギーを 増大し、それを【 行動 】に表す能力を身 につけていく過程を意味する。つまり、 内部の均衡という【 適応 】と外部との均 衡という【 順応 】を実現し、統合の状態 を達成する過程である。 問題5 以下の文の正しいものに○を、誤っているも のに×を付け、その理由を説明せよ。 • Physiological needsは心理的欲求を意味する。 【×】 • 衝動的趣味から持続的趣味を持つような傾向は、個人の 成長過程の1つである。 【○ 】 • 仕事の専門化は生産能率の向上のために、各人の努力 を質的に限定された分野に集中すべきことをうたったもの であるため、自己実現に貢献するものである。 【 ×】 • 命令の統一は秩序の維持のため、必要とされているが、 個人を指導者の決定に依存させ、受動的、従属的な態度 をとることを強要するため、自己実現と矛盾するものであ る。 【 ○】 • 指揮(方向性)の統一は、組織の能率の向上のため 必要であるが、個人目標と組織目標との乖離をもた らし、個人の心理的エネルギーの減少をもたらすもの である。 【○ 】 • 統制の範囲とは、能率の向上を実現するため必要で あるが、階層の短縮化と矛盾し、上司への依存性を 増長する。部下が上司からの監督を依存することで、 パーソナリティの成長を阻害する。 【○ 】 • 多くの場合、従業員は指先の器用さと肉体的な能力 の活用があるため、心理的成功をもたらし、自己実現 に貢献するものである。 【× 】 • 中間管理者は経営管理者と従業員の間の板挟みと なって、固有の葛藤を経験し、欲求不満に陥りやすい ことがある。 【○ 】 • 独立の状態から他人への依存状態へ発展す ることは個人の成長過程の1つである。 【 × 】 • 合理的な組織規範を強調すると、新しい観念 や価値形成ができなくなり、組織の柔軟性を失 うことになり、従業員の心理的エネルギーの減 少をもたらす。 【 ○】 • 自己実現と企業組織の原則との矛盾を解決す る方法として、指示的・独裁的リーダーシップ ではなく、民主的・参加的・共同的ないし従業 員中心的リーダーシップが求められる。 【 ○ 】 • 混合モデルはアージリスが提唱した理想的な 組織モデルである。 【○】 • アージリスが考察したパーソナリティは組 織人格である。 【× 】 • 自我とは、欲求、エネルギー、および能力 の各構成部分の特殊な相互関係によって 創り出された独特なパーソナリティの全体 である。 【○ 】 • 人間にとって、心理的エネルギーよりも、 生理的エネルギーが重要である。 【 × 】 • 心理的失敗は個人の自己実現に影響を与 えない。 【 ×】 • フォーマル組織では、個人の自己実現 と組織の原則との矛盾は従業員の成 熟に連れて増大する。 【○ 】 • フォーマル組織では、個人の自己実現 と組織の原則との矛盾は仕事の機械 化の進展とは無関係である。 【× 】 ご清聴、ありがとうございます。
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