(2015年1月19日12時00分付け) 野鳥による農家の高病原性AI感染

(参考情報)韓国農林畜産食品部公表情報
農林畜産食品部プレスリリース(2015年1月19日12時00分付け)
野鳥による農家の高病原性AI感染を確認
出典URL: http://www.maf.go.kr/list.jsp?&newsid=155446398&section_id=b_sec_1&pageNo
=1&year=2015&listcnt=10&board_kind=C&board_skin_id=C3&depth=1&division=B&group_id=
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(機械翻訳等に基づく仮訳)
農林畜産検疫本部(チュ・インソク本部長)は、「最近、H5N8型高病原性AIが発
生 し た 農家から分離されたウイルスを分析した結果、国内の野鳥で発見されている
ウイルスと同じ遺伝子型であると明らかになった。」と述べた。
※最近の高病原性AI発生状況:釜山広域市 江西(カンソ)区(がちょう及び地鶏
、2015年1月13日)、京畿道 安城(アンソン)市(種あひる、2015年1月14
日)、驪州(ヨジュ)市(採卵鶏、2015年1月14日)
今回の家きん農家で発見されたウイルスは、羅州(ナジュ)、霊岩(ヨンアム)
地域 の 家 き ん 農家 から分離された高病原性AIウイルスとは遺伝子型が異なり、2014
年11月以降、野鳥から分離されたウイルスと同じことが示され、疫学当局が農場で
の流入経路について疫学調査を進めている。
農林畜産検疫本部は、野生の渡り鳥の国内移動が増える2014年 9 月から、 野 鳥 の
検査を強化しており、これまで208件 ( 捕 獲、糞便 及 び 斃 死 体 ) を検査した結果、
H5N8型高病原性AIウイルス(抗原)が8件分離され、86件でH5抗体が検出された。
これにより、ウイルスが分離された5つの地域である▲曽坪(チュンピョン)郡
及び清州(チョンジュ)市の宝崗川、▲安城郡及び龍仁(ヨンイン)市の清渼川及
び安城川、▲天安(チョナン)市の豊西川及び曲橋川の検出場所を中心に半径10km
を野生鳥獣類予察地域に指定して、消毒、移動制限等の措置を講じてきた。
注 ) 2014年 以降 、全世界19か国で高病原性AIが発生し、昨年末からはドイツ、オ
ランダ 等 の ヨーロッパ、日本、アメリカでもH5N8型高病原性AIが発生し、今
年1月には、北米、欧州等7か国で合計27件発生している。
※2015年1月現在、HPAI発生国(7か国):
中国、台湾、米国、カナダ、ドイツ、ナイジェリア、イスラエル
農林畜産検疫本部は最近の野鳥での高病原性AIウイルスの検出の増加を受け、
▲農場における野鳥の出入りを遮断するために畜舎に網を設置(補修)し、渡り
鳥が入らないように戸締まりの徹底
▲畜舎外のAIウイルスが畜舎内に侵入しないように、畜舎周辺に生石灰塗布
▲畜舎·畜産従事者及び畜産関連車両は農場出入り前後の徹底した消毒
▲畜舎周辺の野原には落穀除去のために耕運の実施
▲飼育されている 家きんの臨床観察を毎日行い、異常がある場合はすぐ家畜防疫
機関に報告する等、全国家きん農家に対して遮断防疫を徹底して行うよう依頼し
た。
本情報は、韓国農林畜産食品部が、1月19日に公表した情報について、機械翻訳等
に基づき仮訳を作成したもの。
添付 1
国内高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)発生状況
1. 飼育家きんにおける HPAI 発生状況
2014 年 HPAI 発生状況:254 件
○1月 16 日(高敞(コチャン)郡、種あひる)から7月
25 日までで 212 件(191 日間)の発生
○9月 24 日(霊岩(ヨンアム)郡、肉用あひる)に再発し、
12 月末までに 42 件発生
2015 年 1 月現在発生状況:6件
○1月6日(務安(ムアン)郡 3件:肉用あひる、種あひる、
ガーデン型農場)から1月 18 日現在、合計6件発生
○最近の発生状況(1月 12 日〜1月 18 日現在)
発生日
発生農場
1.13
地域
発生畜種
飼養羽数(羽)
江西
がちょう、地鶏 等
417
京畿道
安城
種あひる
9,149
한O권
京畿道
驪州
採卵鶏
303,192
3件
2 市道
3 市郡区
市道
郡
김O진
釜山広域市
1.13
소O영
1.14
計
※全羅北道井邑市の申告については、高病原性かどうか精密検査
を実施中
2. 野鳥における HPAI 検出状況
2014年以降、国内の野鳥から検出されたHPAIは合計46件で、
○2014年1月〜5月:38件検出
○2014年12月〜2015年1月18日現在:8件検出
添付 2
海外AI発生状況
海外 HPAI 発生状況(出典:OIE 緊急報告)
○ HPAI 発生状況(出典:OIE 報告)
- 日本 HPAI (H5N8) 1件発生 (1月 16 日、OIE)、 台湾 HPAI (H5N2) 1件 発生
(1月 16 日、OIE)
- 台湾 HPAI (H5N8) 1件発生 (1月 16 日、OIE)、中国野鳥 HPAI(H5N1)1件 発
生(1月 16 日、OIE)
- ナイジェリア HPAI (H5)2件発生(1月 16 日、OIE)、台湾 HPAI (H5N3) 1件発生
(1月 16 日、OIE)
区分
2014 年
2015 年
H5N1
H5N2
H5N3
H5N6
H5N8
H5
小計
H5N1
H5N2
H5N3
H5N8
H5
小計
国
(数)
8
4
1
3
9
1
18
1
1
1
3
1
5
発生
(件数)
75
24
1
34
59
(30)**
4
197
2
20
1
18
3
44
*2014 年 HPAI 発生国:H5N1(中国、ベトナム、カンボジア、インド、ネパール、リビア
、北朝鮮、ロシア)H5N2(米国、カナダ、中国、台湾)、H5N3(中国)、H5N6(ラオ
ス、ベトナム、中国)、H5N8(米国、イタリア、イギリス、オランダ、ドイツ、韓国
、中国、日本、ロシア)、H5(ベトナム)
*2015 年 HPAI 発生国:H5N1(中国)、H5N2(台湾)、H5N3(台湾)、H5N8(台湾、ドイツ、日
本)、H5(ナイジェリア)
** ()は、我が国の該当
海外 HPAI 発生に関連するメディアの動向
○イスラエル七面鳥農場で H5N1 型 HPAI 発生(1月 17 日、プロメドメール)
海外 AI 人体感染状況(出典:疾病管理本部)
○ (H7N9)合計 470 人感染、182 人死亡(2014 年 12 月 30 日時点)
区分
‘03~‘09
2010
2011
2012
2013
2014
合計
感染者(人)
-
-
-
-
148
322
4701)
死亡者(人)
-
-
-
-
49
133
182
発生国数
-
-
-
-
2
3
32)
* 1)感染者の国籍(470 人):中国(465)、台湾(4)、マレーシア(1)
2)発生国の数(3か国):中国、台湾、マレーシア
*出典:WHO Global Alert and Response(GAR)Disease Outbreak News(Dons)
❍ (H5N1) 合計 676 人感染, 398 人死亡(WHO、2014 年 12 月4日時点)
区分
‘03~‘09
2010
2011
2012
2013
2014
合計
感染者
(人)
468
48
62
32
39
27
676
死亡者
(人)
282
24
34
20
25
13
398
発生国数
15
5
5
6
7
5
16
*発生国数(16):インドネシア、エジプト、ベトナム、カンボジア、中国、タイ、トルコ、アゼルバ
イジャン、バングラデシュ、ジブチ、イラク、ラオス、ミャンマ、ナイジェリア、パキスタン、カナダ
*主な発生国:インドネシア(197)、エジプト(185)、ベトナム(127)、カンボジア(56)、中国
(47)
*2014 年発生国:カンボジア(9)、中国(2)、エジプト(12)、ベトナム(2)、インドネシア(2)
*出典:WHO Cumulative number of confirmed human cases of avian influenza A(H5N1)