イメージ 自 由 自 在 被写体を見た時、誰もが思う「かわいいな」 「かっこいいな」といったイメージ。そのイ メージを写真に表現できれば、シャッターを 切った時の想いが込められた心に残る1枚が 生まれるはず。表現の幅を広げて、写真をも っと楽しみましょう! デ ジ カ メ 監修 ● 橘田龍馬 Ryoma Tachibanada タレント、ミュージシャン、ファッションモデルなど人物 撮影を中心に活躍する写真家。著書に「心に響くカッコ イイ写真が撮れる!」 (コスミック出版)など。 料理の種類によって 魅力的に写す方法が異なる 料理は身近な被写体のひとつ。レストランで きれいに盛りつけられた料理が運ばれてきた時 くなるシーンがたくさんあります。 や、手料理を完成させた時など、思わず撮りた 料理を魅力 的に写す 方 法は、料理の種 類に よって異なります。例えば❶﹁器の数が多い料 理を撮る﹂時は、器の配置にこだわりましょう。 ❷﹁おいしそうなイメージを強調する﹂時は、食 材の光沢と色の配置がポイントです。また、自 分が作った料理を撮るなら、❸﹁臨場感を出す﹂ のもおすすめ。作った人の存在感を写真に込め れば、思い出に残る一枚になるでしょう。 でも、何より大事なのは、素早く撮って冷め ないうちに頂くこと。できるだけスムーズな撮 影を心掛けましょう。 料理 撮影協力:大島真紀子 (管理栄養士) 器の配置を調節して 見た目のバランスをとる 日常食べる家庭料理などは、ご 飯と汁物を始め、器がたくさん あることが多いもの。それらを 写真に収めるには、すべての器 をフレーム内に収めやすい、真 上からのアングルで撮りましょ らい近づけるのがポイント。一 体感が出て、バランスのとれた構 図になります。 たくさんの器が並ぶ和食の写真。真上からのアングルで撮影して、すべての器をフレーム内 に収めました。それぞれの料理の内容もはっきりと見える写真です。 Variation 少しだけ角度をつけて 斜めから撮るのも○ 真上は器の間隔が目立ち やすいアングルでもあり ます。器の間隔が空きす ぎると、バラバラな印象 になるので注意! 真上から少し角度をつけ たアングルもおすすめで す。ただし、角度を下げす ぎると奥にある料理が見 えにくくなるので注意。 撮る Bad 器の間隔が広いと バラバラに見える バランスよく う。この時、器同士が接触するく 器の数が多い料理を 真上からのアングルで複数の料理をしっかり見せる 今月の被写体
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