校長つれづれ草（平成２６年１１月版） ◇ ふるさと就農体験研修（社会人オープンキャンパス）を開催 ◇ 11 月 8～9 日、鳥取県農業農村担い手育成機構（以下、機構）との共催でふるさと就農体験研修（社会人オープンキャンパス）を開催し、県外 7 名を含む 13 名の方に参加いただきました。これは、鳥取県内で農業を始めたいと考えている方を対象に、本校での農業体験と県内新規就農者等の視察研修を行い、新規就農への理解を深めていただくことを目的としています。１日目は、中玉トマトの収穫・調整作業を体験していただき、その後、新規就農者体験発表・交流会、個別就農相談を行いました。体験発表は、本校短期研修や機構のアグリスタート研修を経て就農された末兼さんと山中さんから、就農時の苦労話や、地域の皆さんとの付き合いなどたくさんのことを伺い、就農にあたって参考になる意見交換になったものと思います。２日目は、アグリスタート研修生を受け入れていただいている(株)アグリラテール大黒や小林農園、県中部の新規就農者の現場などを視察していただきました。参加者の皆さん新規就農に向け頑張ってください。 ◇ にぎやかに「修農祭」を開催 ◇ 11 月 23 日（日、勤労感謝の日）、本校恒例の修農祭を開催しました。「笑顔収穫～農で育てる美味しい未来～」のスローガンのもと学生会が中心となり、農産物や加工品の販売、餅つきの実演販売、屋台の出店など企画し、準備を行ってきました。当日朝にパラパラと小雨が降り心配しましたが、それもすぐに上がり、穏やかな日和の中、地域の方々をはじめ在校生の家族や卒業生など多くのお客様にお出でいただきました。また、即売コーナーは多くのお客様でにぎわいました本校同窓会である「修農会」の皆さんにも、農産物や加工品の販売、重さ当てクイズ、そばうちの実演販売など趣向をこらして盛り上げていただきました。この催しは、丹精込めて生産した農産物や加工品を対面で販売し、直接消費者の反応を実感する絶好の機会です。そして、屋台やお楽しみ抽選会、休憩所への農大紹介パネルの展示など学生たちが地域の方々と交流を深め、農大を知ってもらう良い機会でもあります。ご来場いただいた方々本当にありがとうございました。 ◇ 消防訓練を実施◇ 11 月 28 日、学生、研修生と職員約 60 名が参加して消防訓練を実施しました。「午後 11 時、食堂から出火し、寮に燃え広がった」という想定で、通報､避難・誘導、消火の訓練を行い､その後ＡＥＤの操作方法の講習を行っていただきました。避難指示の放送から避難完了まで約 6 分と概ねスムーズに避難完了でき､消化器やＡＥＤの操作方法もわかりやすく説明していただき使うことができました。実際の場面に出くわした時に落ち着いて対応するには、繰り返し訓練を行うこと､日頃から消化器やＡＥＤの置き場所などを確認、意識しておくことが大事です。西倉吉消防署、警備会社の方々にはご協力ありがとうございました。平成 26 年 12 月 15 日記（文責：農業大学校校長）