学校だより どんばす

学校だより
どんばす
平成27年9月3日 新発田市立天王小学校
夏 休 み の お 土 産 !
長い夏休みが終わり、2学期が始まりました。全校児童90名が一人もかけるこ
となく元気に始業式を迎えることができたのは嬉しいことです。始業式の朝、子
どもたちは大きな荷物を一生懸命抱えてくる子がたくさんいました。夏休みに取
り組んだ作品や自由研究、課題などとともに、家族や友達と過ごした楽しい思い
出を土産に学校に帰ってきたのだと感じました。そんな姿を見て、夏休み明けで
沈んだ気持ちがいっぺんに明るくなり、2学期への意欲が高まりました。やはり、
子どもたちの笑顔こそ最高の宝物だと改めて感じました。
夏休み中、いろいろな来校者が学校においでくださり貴重なお話を
伺うことができました。まず、天王小学校を語る会においでくださっ
た、第30代校長の結城和廣先生が見附から駆けつけてくださいまし
た。現在、長岡造形大学の教授をされているとのことでした。結城先
生からは、校舎のクスノキがただ鑑賞のために植えられているのでは
なく、防虫や殺菌効果もあるのだとお聞きしました。このクスノキが
校舎だけでなく、ここで生活する子どもたちも守ってくれているのだ
と思いました。また、「どんばす」が北限に咲く貴重な植物であるこ
とから天王小学校のシンボルになっているのだとお聞きしました。
また、新発田市でバレーボールを指導されている木村正宏先生(元高校の先生)
がバレーボールの歴史を調べにおいでになりました。その際、1981年(昭和
56年)にライオンカップ第1回全日本バレーボール小学生大会で天王小学校の
男子チームが県で優勝し全国大会に出場したことやその後も数回優勝したり、女
子チームも多くの大会で優秀な成績をあげていたことを知りました。「文集どんば
す」にもその時のことを書いている作品などが見つかり、木村先生は感激してお
られました。
これ以外にも多くのお話を聞くことができ、私の夏休みの貴重なお土産をたく
さんいただきました。
さて、2学期に向け職員で子どもたちが楽しく明るく学校生活が送っていける
ようにするためにどのようなことに取り組んでいくか話し合いました。その中で、
まず、子どもたちが安心して遊ぶことができる環境作りが大切であると言うこと
で、グラウンドにラインを設置しました。サッカー、ドッジボール、3角ベース
などができ、自由に、そしてたくさんの学年の子どもたちが一緒に楽しめるよう
にと考えました。また、縦割り班の良さを生かして楽しく関わり合える活動やボ
ランティア活動などを工夫していくよう考えております。
最後に、夏休み中から学校のホームページをリニューアルしました。学校の様
子をできるだけ適宜掲載していきたいと思っております。是非ご覧いただければ
幸いです。 ・ホームページアドレス http://tennou.shibata.ed.jp/
校 長
宮下 藤夫
これからの主な予定
修学旅行
6月25日・26日に、6年生が会津方面へ修学旅行に出かけました。
1日目は、班ごとに計画したコースで、会津若松市内を周りました。
東山温泉で宿泊し、2日目は、日新館・五色沼などで見学・体験を行いました。
<子どもたちの作文から>
*鶴ヶ城は、銃でねらう穴などがいっぱいありました。そして、松平容保のことなどがいろいろ
書かれていました。昔の人はこんなすごいところで戦争をしていたんだなと思いました。
*班行動では、みんなと協力できました。バスに乗るときも「○○に行きますか?」と聞いたり
しながら、予定通りのところに行きました。たまに迷ったりしたときもあったけど、地図を確
かめながらやり通しました。
*この修学旅行は、いろいろ楽しいこともあったし、会津の分からないところもいっぱい学べて、
とってもいい思い出になりました。機会があれば、また会津若松に行きたいです。
自然教室
7月28日・29日に、5年生が中条の県少年自然の家で自然教室を行いました。
1日目は、まず野外炊さんを行いました。調理係は野菜を切ったり米をといだりし、かまど係
は薪を運んで火をおこし、班で協力してカレーライスを作りました。また、所員の方のチェック
をクリアするために、使った鍋等をピカピカになるまで洗ったものよい体験でした。野外炊さん
の後は、オリエンテーリングで森の中を散策しながら自然に親しみました。
2日目は、朝のつどいで、村上小学校の子どもたちと自己紹介ゲームで交流しました。そして、
2日目のメインとなるカヌー体験に出かけました。子どもたちは、パドル(櫂)の使い方をしっ
かりと学び、上手にカヌーを進めていました。今季一番のカヌー日和とのことで、海までこぎ出
すことができました。
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