菅原文太沖縄知事選応援演説
(拍手)
こんにちは(拍手)
沖縄は何度来ても 気持ちがいいねー(拍手)
あの カートに乗って楽をさしてもらったけど(笑い)
80 過ぎたんで(笑い) さっきの二人みたいに走れないよ(笑い 拍手)
30 年前なら あの倍くらいのスピードで走ったけどねー(笑い 拍手)
今日は 自分から立候補して
ピッチャー交代 知事交代ということで
押しかけて来ました(拍手)
(原稿を取り出す)
プロでないわたしが言うんだから
あてになるのかならないのか分かりませんけど
政治の役割は二つあります
ひとつは、国民を飢えさせないこと
安全な食べ物を食べさせること(拍手)
もうひとつは、これは最も大事です
絶対に戦争をしないこと(拍手)
わたしは小学校のころ、戦国少年でした
小学校 なんでゲートルを巻いて 戦闘帽をかぶって 竹槍もたされたのか
今
振り返ると 本当に笑止千万です
もう二度と ああいう経験は子どもたちに
子どもたちだけでなく大学生も
雨の中を大勢の 将来大事な大学生が
戦地へ運ばれて
半数が帰って来なかった
今の政府と 本土の政府ですよ
仲井真知事は
まさに 戦争が起こること 起きること 戦争をすることを前提に
沖縄を考えていた
前知事は今最も危険な政権と手を結んだ(拍手)
沖縄の人びとを裏切り、公約を反故にして
辺野古を売り渡した(
「そうだ」 拍手)
古い映画だけど 「仁義なき戦い」に
その流れにいうと
「仁義なき戦い」の裏切り者の山森
覚えてらしゃらない方もいるかな?
(「覚えているぞ-」
)覚えているかー(拍手)
映画の最後で
「山森さん弾はまだ残っとるがよ 一発残こっとるがよ」という台詞をぶつけた
そのでんでいくと
「仲井真さん弾はまだ一発残ってとるがよ」(拍手)とぶつけてやりたい(拍手)
沖縄の風土も本土の風土も
海も山も 空気も風も
すべて
国家のものではありません(
「そうだ」 拍手)
そこに住んでいるひとたちのものです(拍手)
辺野古もしかり
勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ(
「そうだ」 拍手)
まあそうは言っても、アメリカにも良心厚い人びとはいます
中国にもいる(拍手) 韓国にもいる(拍手)
その良心厚い人びとには 国は違え 同じ人間だ
皆
手を結び合おうよー(拍手)
翁長さんは きっとそのことを実行してくれると信じてるー
(つまる
「・・・」)おうー
今日来ている皆さんも そのことに肝を命じて実行してください(拍手)
それができないひとは 沖縄から日本から去ってもらおう(拍手)
はなはだ短いけど(笑い)おわり(拍手)
(11 分くらいの間をとったゆったりとした演説です)