2015年1月5日号(PDF/265KB)

情報提供資料
マーケットウィークリー
2015年1月5日
先週の動向(2014年12月29日~2015年1月2日)
日経平均株価とNYダウの推移
【株式】~国内、米国ともに下落~
(円)
•国内株式相場は下落しました。ギリシャの政局不透
明感などから欧州景気、金融市場への悪影響が懸念
され、リスク回避の動きが強まりました。
•米国株式相場は下落しました。ギリシャ議会が次期
大統領を選出できなかったことに加えて、欧州・ア
ジアの株式市場が昨年末にかけて軟調な推移となっ
たことで売りが優勢となりました。
(ドル)
20,000
(2014年1月3日~2015年1月2日)
19,000
日経平均株価:左軸
18,000
19,000
17,450.77円(▲368.19円)
17,000
18,000
16,000
17,000
15,000
16,000
14,000
13,000
14/1
NYダウ:右軸
17,832.99ドル(▲220.72ドル)
14/4
14/7
14,000
15/1
14/10
(年/月)
※日経平均株価は2014年12月30日まで
*( )内は前週末比。
【債券】~国内は横ばい、米国は上昇~
15,000
10年国債利回りの推移(日本・米国)
•国内債券相場は横ばいでした。日銀による大量の国
債買い入れオペを背景に底堅い推移となりました。
(%)
•米国債券相場は上昇(金利は低下)しました。ギリ
シャの政局不安が警戒されたことや、米製造業関連
指標が冴えない結果となったことを背景に、安全資
産とされる債券が買われる展開となりました。
3.0
(2014年1月3日~2015年1月2日)
3.5
2.5
2.0
米国国債 2.111%(▲0.139%)
1.5
1.0
日本国債 0.330%(0.000%)
0.5
0.0
14/1
14/4
14/7
14/10
※日本国債は2014年12月30日まで
*( )内は前週末比。
【為替】~米ドルは横ばい、ユーロは下落~
•米ドルは対円で横ばいでした。年末を控えて取引の
少ない中、新規材料に乏しく横ばい推移となりまし
た。
•ユーロは対円、対米ドルで下落しました。欧州中央
銀行(ECB)が次回の理事会(1月22日)で追加刺
激策を打ち出すとの思惑や、ギリシャの政局混乱が
嫌気されました。
•豪ドルは対円でほぼ横ばいでした。年末を控えて市
場参加者が少なく、特段目立ったニュースが無い中、
小幅な値動きにとどまりました。対米ドルでは小幅
に下落しました。
15/1
(年/月)
主要通貨の対円レートの推移
(円)
150
(2014年1月3日~2015年1月2日)
140
130
120
円安
ユーロ 144.64円(▲1.95円)
米ドル 120.47円(+0.10円)
110
100
90
豪ドル 97.49円(▲0.26円)
80
円高
70
14/1
*(
14/4
14/7
)内は前週末比。
14/10
15/1
(年/月)
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における日経平均株価、NYダウ、10年国債利回り(日本・米国)および主要通貨の対円レートの推移を示唆、保証するも
のではありません。
※最終ページの「当資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
1/3
今後の見通し
【国内株式】~上値の重い展開~
米国の製造業関連指標が冴えない結果となったこ
とに加えて、週末(9日)に米12月雇用統計の発
表を控える中、投資家の慎重姿勢が強まり、上値
の重い展開を予想します。
【米国債券】~上値を探る展開~
ギリシャの政局を巡る不透明感や、足元の冴えな
い経済指標を背景に上値を探る展開を予想します。
FOMC議事要旨の公表や米12月雇用統計にも注目
が集まります。
【米国株式】~神経質な展開~
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
(12月16日~17日開催分、7日)や米12月雇用
統計(9日)などの発表を控え、神経質な展開が
見込まれます。昨年は原油価格の急落で金融市場
が乱高下したこともあり、原油価格の推移にも引
き続き注意が必要です。
【米ドル/円】~米ドルの底堅い推移~
金融緩和が続く日本・欧州に対して、米国では利
上げが意識されており、金融政策の方向性の違い
等から、米ドルは基本的に底堅い推移を見込みま
す。米国の金融政策スタンスを占ううえで、今週
はFOMC議事要旨の公表と米12月雇用統計に注目
が集まります。
【国内債券】~金利低下余地を試す展開~
ギリシャ政局の不透明感は依然として払拭されて
おらず、投資家のリスク回避姿勢の強まりから利
回りは0.3%台前半で金利低下余地を試す展開を見
込みます。
【ユーロ/円】~ユーロの軟調な展開~
ユーロ圏ではデフレ懸念がくすぶっており、ECB
理事会(22日)で追加刺激策が実施されるとの思
惑に加えて、ギリシャ政局の不透明感や原油価格
の急落等を背景としたロシア経済への警戒感がく
すぶる中、ユーロは軟調な展開を見込みます。
主な経済指標・イベント
先週の結果・今週の注目材料
日付
30(火)
米国 ISM製造業景況感指数
国
経済指標・イベント
米国
12月 コンファレンスボード消費者信頼感指数
市場予想:93.9 、結果:92.6、前回:88.7 、修正:-31(水)
米国
11月 中古住宅販売仮契約(前月比)
市場予想:0.5% 、結果:0.8%、前回:-1.1% 、修正:-1.2%
1(木)
中国
12月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
市場予想:50.0 、結果:50.1、前回:50.3 、修正:-2(金)
米国
12月 ISM製造業景況感指数
米国
58
56
54
52
50
市場予想:57.5 、結果:55.5、前回:58.7 、修正:-2(金)
(2012年12月~2014年12月:月次)
60
11月 建設支出(前月比)
48
12/12
13/6
13/12
14/6
14/12
(年/月)
市場予想:0.4% 、結果:-0.3%、前回:1.1% 、修正:1.2%
6(火)
米国
12月 ISM非製造業景況感指数
7(水)
欧州
12月 消費者物価指数
7(水)
米国
12月 ADP雇用統計
7(水)
米国
11月 貿易収支
7(水)
米国
FOMC議事要旨(12月16日~17日開催分)
9(金)
日本
2014年度補正予算案閣議決定
9(金)
日本
11月 景気動向指数(速報値)
9(金)
米国
12月 雇用統計
米サプライマネジメント協会(ISM)が発表し
た2014年12月の製造業景況感指数は、市場
の事前予想を下回る55.5となりました。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信
投資顧問が作成。
※上記は、将来におけるISM製造業景況感指数の推移を示
唆、保証するものではありません。
※主な経済指標・イベントは作成日時点のものであり、予
告無く変更されることがあります。
※最終ページの「当資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
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