情報提供資料 マーケットウィークリー 2014年12月29日 先週の動向(2014年12月22日~2014年12月26日) 【株式】~国内、米国ともに上昇~ 日経平均株価とNYダウの推移 •国内株式相場は上昇しました。米国株式相場が堅調 に推移したことが好感されたほか、円安・米ドル高 が進んだこともあり、輸出株を中心に買いが広がり ました。 •米国株式相場は上昇しました。米7-9月期GDP・確 報値や米11月個人消費が市場予想を上回ったこと が好感され、NYダウは過去最高値を更新、史上初 となる18,000ドル台に乗せました。 (円) (2013年12月27日~2014年12月26日) (ドル) 20,000 日経平均株価:左軸 19,000 17,000 17,818.96円(+197.56円) 18,000 16,000 18,000 15,000 17,000 16,000 14,000 NYダウ:右軸 18,053.71ドル(+248.91ドル) 13,000 12,000 13/12 【債券】~国内は上昇、米国は下落~ •国内債券相場は上昇(金利は低下)しました。日銀 による大量の国債買入れによって相場は支えられ、 10年国債利回りは約1年8ヵ月ぶりに過去最低を更 新しました。 •米国債券相場は下落(金利は上昇)しました。NY ダウが過去最高値を更新するなど、米国株式相場が 堅調に推移する中、投資家のリスク回避ムードが和 らぎ安全資産とされる米国国債は売られました。 *( 14/3 14/6 14/9 15,000 14,000 14/12 (年/月) )内は前週末比。 10年国債利回りの推移(日本・米国) (%) (2013年12月27日~2014年12月26日) 3.5 3.0 2.5 2.0 米国国債 2.250%(+0.088%) 1.5 【為替】~米ドル、ユーロともに上昇~ 1.0 •米ドルは対円で上昇しました。米7-9月期GDP・確 報値や米11月個人消費が市場予想を上回ったこと が好感され、週前半から週央にかけて米ドル高・円 安が進みました。週末にかけては欧米各国がクリス マス休暇となる中、相場は動意に乏しく120円台前 半でもみ合いとなりました。 0.5 •ユーロは対円で上昇しました。投資者のリスク選好 が強まる中、ユーロ高・円安が進みました。一方、 予想を上回る米経済指標の結果を受けて対米ドルで はユーロは下落しました。 (円) 150 •豪ドルは対円で上昇しました。このところ豪ドルは 商品価格の下落を受けて軟調に推移していますが、 先週はリスク回避ムードが薄れる中、対円では上昇 しました。一方対ドルでは、リスク選好による豪ド ル買いと、商品価格の下落による豪ドル売りが交錯 し、対米ドルでは横ばいとなりました。 日本国債 0.330%(▲0.020%) 0.0 13/12 *( 14/3 14/6 14/9 14/12 (年/月) )内は前週末比。 主要通貨の対円レートの推移 (2013年12月27日~2014年12月26日) 140 130 120 円安 ユーロ 146.59円(+0.44円) 米ドル 120.37円(+0.81円) 110 100 90 豪ドル 97.75円(+0.63円) 80 円高 70 13/12 *( 14/3 14/6 )内は前週末比。 14/9 14/12 (年/月) 出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。 ※上記グラフは、将来における日経平均株価、NYダウ、10年国債利回り(日本・米国)および主要通貨の対円レートの推移を示唆、保証するも のではありません。 ※最終ページの「当資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。 1/3 今後の見通し 【米国債券】~もみ合い~ 【国内株式】~ボックス圏内での動き~ 年末休暇に入る市場参加者もおり薄商いとなる中、 米国以外では経済成長の鈍化が懸念されており、 現状水準にてボックス圏内の動きとなりそうです。 安全資産とされる米国国債の買入れ意欲が根強い 一方で、 米国経済が堅調さを維持する中、来年半 ただ、足元のリスク要因とみられるギリシャ議会 ばの利上げ見通しが強まっており、今週はもみ合 大統領選出投票(29日)では、次期大統領を議会 いとなる展開を予想します。 が選出出来なければ解散・総選挙となり、政局不 安の高まりが懸念されることから、注意が必要で す。 【米国株式】~米経済指標に注目~ 先週は米7-9月期GDPや米11月個人消費の結果 が米国株式相場を押し上げる要因となりました。 今週は米12月コンファレンスボード消費者信頼感 指数(30日)や米12月ISM製造業景況感指数(2 日)の発表が予定されており、これらの結果が良 好なものとなれば更に上値を追う展開となること を予想します。 【米ドル/円】~堅調に推移~ 堅調な米国経済に加え、日米の金融政策の方向性 の違いから、米ドルは対円で堅調な地合いが続く とみられます。ただ、ギリシャの政局や原油価格 の動向次第ではリスク回避ムードが高まり、米ド ル安・円高が進む可能性もあります。 【国内債券】~底堅い展開~ 年末を前に積極的な売買は手控えられる中、日銀 による大量国債買入れを背景に底堅い展開が予想 されます。5年未満の国債利回りがマイナスにな る中でも良好な需給環境が継続し、10年国債利回 りは引き続き低下圧力がかかり易い展開が続くと 思われます。 【ユーロ/円】~ギリシャ議会大統領 選出投票に注目~ 29日にはギリシャ議会にて3回目となる最後の大 統領選出投票が実施される予定であり、選出に失 敗し解散・総選挙となれば、ユーロは当面政局を 睨みながらの神経質な展開となることを予想しま す。 主な経済指標・イベント 先週の結果・今週の注目材料 日付 22(月) 国 米国 米国 GDP(年率/前期比) 経済指標・イベント 11月 中古住宅販売件数 市場予想:520万戸、結果: 493万戸、前回:526万戸、修正:525万戸 23(火) 米国 11月 耐久財受注(前月比) 市場予想:3.0%、結果:-0.7%、前回:0.4%、修正:0.3% 23(火) 米国 7-9月期 GDP・確報値(年率/前期比) 市場予想:4.3%、結果:5.0%、前回:3.9%、修正:-23(火) 米国 11月 新築住宅販売件数 (2009年7-9月期~2014年7-9月期) (%) 6 5 4 3 2 1 市場予想:460千戸、結果: 438千戸、前回:458千戸、修正:445千戸 0 23(火) 米国 11月 個人支出(前月比) 市場予想:0.5%、結果:0.6%、前回:0.2%、修正:0.3% -1 11月 全国消費者物価指数(生鮮食品除く/前年比) 26(金) 日本 市場予想:2.7%、結果:2.7%、前回:2.9%、修正:-- -3 26(金) 日本 11月 鉱工業生産(前月比) 市場予想:0.8% 、結果:-0.6%、前回:0.4% 、修正:-29(月) 30(火) 30(火) 31(水) 1(木) 2(金) 2(金) 欧州 日本 米国 米国 中国 米国 米国 ギリシャ議会大統領選出投票(3回目) 平成27年度税制改正大綱 12月 コンファレンスボード消費者信頼感指数 11月 中古住宅販売留保指数 12月 製造業購買担当者景気指数(PMI) 12月 ISM製造業景況感指数 11月 建設支出 -2 09/9 10/9 11/9 13/9 14/9 (年/月) 米商務省が発表した7-9月期の米GDP・確報 値(年率/前期比)は+5.0%と、米経済の力強 い回復を示すものとなりました。 出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信 投資顧問が作成。 ※上記は、将来におけるGDPの推移を示唆、保証するも のではありません。 ※主な経済指標・イベントは作成日時点のものであり、予 告無く変更されることがあります。 ※最終ページの「当資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。 2/3 12/9 [投資信託のお申込みに際しての一般的な留意事項] ●投資信託に係るリスクについて 投資信託は、主として国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある証券等 (外貨建資産に投資する場合には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変 動します。したがって、投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、 損失を被り、投資元金を大きく割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さま に帰属します。また、投資信託は預貯金と異なります。 投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることか ら、リスクの内容や性質が異なりますので、お申込みの際は投資信託説明書(交付目論見書)を必ずお読みく ださい。 ●投資信託に係る費用について みずほ投信投資顧問株式会社が運用する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費用をご負担 いただきます。 ■直接ご負担いただく費用 購入時手数料 : 上限3.78%(税抜3.50%) 換金時手数料 : 換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率等を示す ことができません。 信託財産留保額 : 上限0.5% ■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用 運用管理費用(信託報酬)※ :上限 年2.16%(税抜2.00%) ※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報 酬額の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準 価額の水準等により変動するため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。 ■その他の費用 上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等で ご確認ください。 ●投資信託は、預金商品、保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。登 録金融機関が取り扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。投資信託の設定・運用は、投資信 託委託会社が行います。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費用の項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率 につきましては、みずほ投信投資顧問株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、ご負担いただくそれ ぞれの費用における最高の料率を記載しております。 投資信託をお申込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡 しいたしますので、必ずお受け取りになり、投資信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みいただきご 確認のうえ、お客さまご自身が投資に関してご判断ください。 商 号 等 / みずほ投信投資顧問株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第398号 加入協会 / 一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 【当資料のご利用にあたっての注意事項等】 本資料は、みずほ投信投資顧問(以下、当社といいます。)が投資家の皆さまに情報提供を行う目的で作成したものであ り、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。本資料は法令に基づく開示書類ではありません。本資料の作成に あたり当社は、情報の正確性等について細心の注意を払っておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありま せん。本資料に記載した当社の見通し、予測、予想、意見等(以下、見通し等)は、本資料の作成日現在のものであり、 今後予告無しに変更されることがあります。また、本資料に記載した当社の見通し等は、将来の景気や株価等の動きを保 証するものではありません。日経平均株価に関する著作権並びに「日経」及び日経平均株価の表示に対する知的財産権そ の他一切の権利は、全て日本経済新聞社に帰属します。 3/3
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