数学・現代社会

月
日
時間目
問題冊子
平成 年度(
年度)
一般入学試験(前期)SB方式・B 方式共通
数学・現代社会
【SB方式】SB方式は 科目
点満点で判定します。学科の指定する必須科目(選択必須含む) 科目
と選択科目 科目の受験が必要です。 時間とも受験した場合には必須科目(選択必須含む) 科目と受験し
た選択科目 科目のうち高得点の 科目で判定します。
点満点で判定します。学科の指定する必須科目(選択必須含む) 科目
【B 方式】B 方式は 科目
を受験してください。
【SB方式とB 方式の併願】SB方式とB 方式の併願者は,SB方式の指示事項に従って受験してくだ
さい。SB方式の必須科目はB 方式の必須科目と同じですので,SB方式を受験すると自動的にB 方式の
必須科目を受験することになります。
出題科目表:
学部
理
学
部
工
学
部
学総
合
情
部報
学地生
部球物
学
で囲まれた科目が各学科の必須科目(選択必須含む)です。
科
応
用
数
学
科
化
学
科
応 用 物 理 学 科
基
礎
理
学
科
生
物
化
学
科
臨 床 生 命 科 学 科
動
物
学
科
バイオ・応用化学科
機械システム工学科
電気電子システム学科
情
報
工
学
科
知 能 機 械 工 学 科
生 体 医 工 学 科
建
築
学
科
工学プロジェクトコース
情
報
科
学
科
社 会 情 報 学 科
生 物 地 球 学 科
時間目
物理・化学・生物・国語から
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物・国語から
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物から 科目
物理・化学・生物・国語から
物理・化学・生物・国語から
物理・化学・生物・国語から
時間目
科目
科目
科目
科目
科目
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語・数学
英語
英語・数学
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
から
時間目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
科目
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学
数学・現社から 科目
から 科目 数学・現社から 科目
【注意事項】
. 試験開始の合図があるまで,この問題冊子を開いてはいけません。
. 出題科目のページは,下表のとおりです。試験中に問題冊子の印刷不鮮明,ページの落丁・乱丁及び解答
用紙の汚れ等に気づいた場合は,手を挙げて監督者に知らせてください。
科目名
数 学
現代社会
該当するページ
P.
∼ P. ○
P.
∼ P.
. 解答冊子は切り離さないでください。解答冊子ごと回収します。
. 試験開始の合図があったら,解答冊子の1ページ目(表紙)に受験地,受験番号を記入し,解答(選択)
する科目の欄に⃝をつけ,解答を始めてください。なお解答は,解答(選択)科目の該当するページに必
ず記入してください。
. 志望学科の出題科目以外の科目や2つ以上の科目に○をつけたり,○をつけていない場合は,無効となり
ますので,注意してください。
時間目
. 数学を解答(選択)する場合は,以下のことに注意してください。
・[1]は2ページ,
[2]は4ページ,[3]は6ページ,[4]は8ページから解答を記入するように
なっています。
・解答欄が不足する場合には,解答のつづきであることがはっきりと分かるように示して,計算欄のペー
ジにつづきを記入してください。
・部分点を与える場合がありますので,下書き,計算などは消さずに残してください。下書き,計算など
(解答の一部でない記載)に間違いがあっても減点はしません。ただし,明らかに問題に無関係なこと
を書いた解答は無効とすることがあります。
. 試験終了の合図と同時に解答をやめてください。
―
―
[数―
]
<数
[1] 半径1の円に内接する
学>
ABC において,∠CAB = 60°
,AB = 2とするとき,次の問いに
答えよ。
⑴
辺 BC の長さを求めよ。
⑵
辺 CA の長さを求めよ。
⑶
ABC の面積を求めよ。
[2] 3点 A 0, 1, −2 ,B 2, 3, −2 ,C 0, 3, 0 について,次の点の座標をそれぞれ求めよ。
⑴
ABC の重心 G
⑵
3点 A,B,C から等距離にある
平面上の点 D
⑶
⑴ で求めた G と ⑵ で求めた D に対して,線分 GD を 1:3に内分する点
[3] 正の数 , , が3条件
1
+
1
+
1
=
7
,
4
+
+
= 21,
=8
を満たすとき,次の問いに答えよ。
⑴
+
+
の値を求めよ。
⑵
+ + の値を求めよ。
⑶
≦
[4] 2直線
≦
であるとき, , , の値を求めよ。
= , = 2 とこれらの直線上にない点 P
がある。各自然数
について Q は直線
=
に関して Q と対称な位置にある。ただし,
⑴
′, ′をそれぞれ
⑵
,
⑶
=5
⑷
どの自然数
,
をそれぞれ
,
=5
,
′, ′
,Q
に関して P と対称な位置にあり,P
= 1,
= 1,2,3,……
は直線 = 2
= 0である。このとき,次の問いに答えよ。
を用いて表せ。
,
を用いて表せ。また, ,
とおくとき,
に対しても,P
,
を求めよ。
をそれぞれ
は P に一致しないことを示せ。
―
―
,
を用いて表せ。
このページには問題はありません。
―
―
[現―
]
<現代社会>
[1] 次の文章を読んで,後の設問に答えよ。
現代の経済は,市場を中心として生産と消費が結びついている。生産活動の中心となる企業は,
( ア
)や ( イ
) とならぶ経済主体の一つであり,モノやサービスを生産し,市場に供給
している。企業には,国や地方公共団体などによって,運営される ( ウ
) もあるが,大半は
一般の個人や法人などが出資し,利潤を目的として経営する ( エ ) である。会社には,いく
つかの形態があるが,最も代表的なのが ( ① ) であり,現代の大企業の多くはこの形態を
とっている。( ① ) は,株主が出資した資金を基礎にして設立され,必要に応じて増資や銀行
などの金融機関から借り入れた資金を加えて,事業を行っている。
通常, 1)事業活動から得られた資金は,従業員の給料や借入金の元本および ( ②
) の返済
などに充てられ,残った資金が株主に分配される。株主が受け取るこのような分配金は ( ③ )
とよばれるが,株主は株価の値上がり益である ( ④
) からも利益を得ることができる。ただ
し,会社が債務超過に陥り,事業活動を続けることができずに倒産した場合はその限りでない。
このような状況も含めて,株主は全ての支払い義務を終えた後に事業活動から得られた資金の分
配を受けることから残余債務者ともよばれている。
会社が倒産したとしても,株主は会社に資金を貸していた銀行などから責任を問われることは
ない。これは,株主が出資額を限度とする ( ⑤
) を有するからである。つまり,株主は株式
を購入するのに出資した金額以上に責任は負わないとする原則である。株主は自ら会社の経営を
行うこともあるが,大企業の場合,株数に応じて受け取った議決権を使って,( ①
意思決定機関である ( ⑥
) の最高
) で,会社の経営者である取締役を選任し,取締役に経営を委任す
る。このように,実際に会社に出資している人と会社を経営している人が異なっていることを
( ⑦
) とよぶ。
【設問1】
文中の空欄 ( ア
よ。なお,( ア
[語群]
) にあてはまる適切な語句を次の語群から選んで答え
),( イ ) の順序は問わない。
私企業
内閣
政府
【設問2】
)∼ ( エ
同族企業
公企業
文中の空欄 ( ①
家族
役所
家計
ベンチャー企業
)∼ ( ⑦
) にあてはまる適当な語句を次のそれぞれの語群から
選び答えよ。
[語群]
①
合名会社
合同会社
②
借入れ
③
役員報 酬
④
当期純利益
⑤
自己責任
貸手責任
⑥
監査役会
従業員持株会
⑦
法人と個人の分離
免除
利益
合資会社
額面
株式会社
利子
社債 配当
キャピタル・ゲイン
無限責任
インカム・ゲイン
有限責任
報酬委員会
所有と経営の分離
―
為替レート
―
株主総会
株主と債権者の分離
経営者と従業員の分離
[現―2]
【設問3】
下線部 1) に関して,企業経営の目的の一つに利潤を獲得することがあげられる。そこ
で,企業は利潤を獲得するためにどのような活動をしているのか。そこで,この利潤を獲
得するために企業が行っている活動を「技術革新」, コストダウン」,
「新製品の開発」と
いうキーワードを必ず用いて 100字以内で説明せよ。
―
―
[現―3]
[2] 次の文章を読んで,後の設問に答えよ。
第二次世界大戦後,かつては植民地であった多くの国々が独立を果たし,世界には発展途上国
(途上国) とよばれる一群の国家が新たに誕生した。これにより,国際社会では豊かな先進国と貧
しい途上国との経済格差,( ①
) が新たな課題として注目されるようになった。当初は
進国と途上国との格差を埋めることは大変困難であると
えられていたが,1970年代に入り先進
国の資本や技術を積極的に誘致することで工業化を達成した ( ②
第に経済力を高め,今では ( ②
先
1)
) とよばれる国・地域が次
) の一角であったシンガポールは一人当たり GDP で日本を
超えるまでに豊かになった。またこれとは別に,豊富な石油埋蔵量を誇る中東産油国も, 2)1970
年代以降のエネルギー価格の上昇とともに次第に豊かさを実現するようになった。
近年,途上国の中でもとりわけ国際経済に大きな影響を与えるのが 3)中国, 4)インド, 5)ブラ
ジルなどの国々である。ここにソ連崩壊後の経済混乱から立ち直ったロシアを加えた4か国を,
その国名の頭文字を連ねて BRICs とよび表すことが定着しつつある。これら4か国は目覚まし
い経済成長だけでなく,広大な国土,多数の人口,そして豊富な天然資源を有する点でも共通し
ている。
これらの国々の台頭により国際経済の構図は大きく変わりつつある。たとえば 1975年以降,
先進国は毎年1回開催される首脳間の会合である ( ③
) などを通じて国際経済にかかわる諸
問題を討議し,そして協調してそれらの問題の解決を図ってきたが,今日においては中国をはじ
めとする BRICs の協力を得ずして国際経済の諸問題を解決していくことは極めて困難となって
いる。
【設問1】
文中の空欄 ( ①
)∼ ( ③
) にあてはまる適切な語句を次の語群から選んで答え
よ。
[語群]
南南問題
ECSC
【設問2】
APEC
南北問題
サミット
東西問題
カルテル
NIES
ドイモイ
下線部 1) に関して,主に貿易と経済協力の点から先進国と途上国との格差問題を討議
するために 1964年に国連総会の常設機関として設立された組織を何というか答えよ。
【設問3】
下線部 2) に関して,次の説明が正しければ「○」,正しくなければ「×」により答え
よ。
(あ) 産業革命後,人類は主要なエネルギーとして石油を利用してきたが,第二次世界大
戦後には「エネルギー革命」が起こり,新たに登場した原子力が主要エネルギーとし
ての地位を確立した。
(い) 石油の開発には巨額の資本と高度な技術が必要なため,産油国の油田開発には当初
から欧米のメジャーとよばれる石油資本が大きな支配力を有していた。
(う) 1973年,石油輸出国の組織である NIEO が石油価格を一挙に4倍に引き上げる決
定を行った。
―
―
[現―4]
【設問4】
下線部 3) に関して,1978年に中国は沿海部の経済特区を中心に外国からの資本や技
術を導入する新たな政策の実施を決定した。その後の中国の経済成長のきっかけともなっ
たこの政策を何というか答えよ。
【設問5】
下線部 4) のインドとともに,1998年に核実験を実施したインドの隣国の名を答えよ。
【設問6】
下線部 5) に関して,ブラジルも含む中南米 33か国すべてが締結する非核兵器地帯条
約を何というか,次の語群から選んで答えよ。
[語群]
ポーツマス条約
カイロ条約
―
―
トラテロルコ条約
バンコク条約
[現―5]
[3] 次の文章を読んで,後の設問に答えよ。
情報通信技術が高度化し,情報の生産や流通,消費が大きな意味をもつようになった社会を
( ア
) 社会という。特に近年では,情報に関する技術革新によって,インターネットを介し
て携帯電話やパソコンがネットワークでつながり,利用者間において双方向で情報を交換したり,
従来よりも多くの情報をより素早く確実にやりとりすることが可能になった。
最近では,書籍やパソコンなどのネット販売,音楽のネット配信,ホテルや切符のネット予約
などがよく利用されており,企業間だけでなく,企業と消費者の間においてもインターネットを
活用した商取引が盛んに行われている。( ア
) 社会は,人々に多くの利便性をもたらした
が,それと同時にコンピュータウイルスや個人に関する情報の不正使用,ソフトの不正コピーな
ど 1)新たな問題も抱えており,その対策も政府の重要な課題となっている。
私たちは,新聞や雑誌,テレビ,インターネットなどを介して,いつでもどこにいても世界中
の 2)いろいろな情報に接することができる。しかしながら,インターネット上にある情報には,
嘘や主観的な情報も少なくない。情報機器などを正しく使用するだけでなく,情報が氾濫する世
の中で, 3)情報を正しく理解し主体的に活用する能力をきちんと身につけることが私たちにとっ
て必要である。
【設問1】
文中の空欄 ( ア
) にあてはまる適切な語句を漢字三文字で答えよ。
【設問2】
下線部 1) に関して,次の説明文の空欄 ( ①
)∼ ( ⑤
) にあてはまる適切な語
句を以下の語群から選んで答えよ。
〔説明文〕
私たちの ( ①
) が,私たちが知らないところで企業などに利用されることが増え
ている。言うまでもなく,個人の ( ②
) は守られるべきものであり,本人が知らない
ところで公開されたり,他人に利用されることがあってはならない。そこで ( ② ) を
守るための法律として 2003年に個人情報保護関連法が成立した。また,インターネット
上での知的財産権の侵害が起こっているのも大きな問題である。知的財産権には,音楽や
出版物などの ( ③
) やデザインに関する ( ④
),標識・マークに対する ( ⑤ )
などがあげられる。」
[語群]
著作権
世論
特許権
意匠 権
法の下の平等
商標権
―
プライバシーの権利
情報開示請求権
―
個人情報
[現―6]
【設問3】
下線部 2) に関して,次の説明が正しければ「〇」,正しくなければ「×」により答え
よ。
(あ) 情報を大衆に伝えるための手段をマスメディアとよぶが,代表的なマスメディアと
してテレビやラジオ,新聞,雑誌があげられる。
(い) 大量生産・大量消費やマスメディアによる情報の大量伝達により,大衆社会が成立
した。リースマンは,その著書『孤独な群衆』で大衆社会を生きる人間を内部指向型
と分類している。
(う) 私たちは,マスメディアの発達により大量の情報に触れることができるようになっ
たが,それにより,情報操作という意図的に人々のイメージや
えを一定の方向に向
けさせたりする場合もあることを意識する必要がある。
【設問4】
下線部 3) に関して,その能力を何というか,カタカナで答えよ。
―
―
このページには問題はありません。
―
―
このページには問題はありません。
―
―
―
―