読書人図書館であなたの人生の一冊に出会おうそだててあそぼう 28 読書人ヒツジの絵本今月のテーマむとうこうじ編羊農山漁村文化協会あけましておめでとうございます。今年もたくさんの本を紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。新年最初のテーマは、今年の干支の「羊」です。楽しい羊の世界を存分にご堪能ください。草を食べ、乳・肉・毛・皮を生産し、人間の衣食住すべてをまかなうヒツジ。この本では飼育・種付け・分娩から毛刈り・フェルト作りまで解説しています。「そだててあそぼう」は、育てて食べて、命と自然と文化を学ぶ「総合的学習の時間」のための絵本シリーズです。（南）ふわっとかわいい羊毛フェルトのうさぎ刺しゅう＆雑貨ひつじ羊の民俗・文化・歴史ひつじ郵便局長のひみつ藤田育代著大垣さなゑ著小手鞠るい作マガジンランドまろうど社金の星社ふんわりあったかな羊毛フェルトのうさぎ刺日本人と羊、羊のつく言葉、古典、歴史、民俗、ひつじ郵便局長が絶体絶命のピンチを、やさしゅうを紹介。まるで生きているかの様な表文学、雑学…。様々な角度からみた羊にまつしい心と知恵でのりこえていく、笑い満点の情豊かな作品に仕上がります。かわいらしいわる全 57 話。ひとつの話が短いので、とてものがたり。小物の数々にほっこりした気持ちになりまも読みやすいです。す。（国）（南）（石）羊に名前をつけてしまった少年サムさんと 10 ぴきのひつじひつじちゃんみんなにいいおかお樋口かおり著ミジ・ケリー文きむらゆういち作ブロンズ新社朔北社ポプラ社北海道・遠別農業高校の現役教師が描いた北嵐の夜、ひつじ達と帰宅したサムさん。みん自分の本当の気持ちをがまんしてしまうひつの大地に生きる少年の物語。少年の葛藤を通な揃っているかな？ひつじ達を数えるのですじちゃん。それが原因で大変なことに・・・。して家畜とペットの境界線、人間が生きるたが…。風の冷たさ、布団の温かさ、様々な音 12 支の動物たちが通う、とってもにぎやかめに避けては通れない事実について深く考えや感触が伝わる不思議な絵本です。な「じゅうにしえん」の物語。最後に 12 支させ垂れる一冊です。（石）（南）の始まりのお話もあります。 ◇紹介文の最後に、所蔵している図書館を表示してあります。【（南）＝南河内（石）＝石橋（国）＝国分寺】所蔵館以外でも予約をしていただければ貸出しが可能です。詳しくは図書館にお尋ねください。南河内図書館 ☎（48）2395 ／石橋図書館 ☎（52）1136 ／国分寺図書館 ☎（44）3399 25 広報しもつけ 2015.1 Shimotsuke （国）