材料組織 I 課題 4 沼倉 宏 2014 年 5 月 17 日 1 課題 4a 定積比熱 ( CV ≡ T および定圧比熱 ( CP ≡ T ∂S ∂T ∂S ∂T ) (1) V ) (2) P が,それぞれ (∂E/∂T )V , (∂H/∂T )P と表されることを示せ.T は温度,P は圧力, S はエントロピー,E は内部エネルギー,H はエンタルピーである. 2 課題 4b 液相を融点 Tf から ∆T だけ過冷却したときの固相への変態の駆動力(液相と固 相のギブズエネルギーの差)∆G は,∆T ≪ Tf のとき,近似的に次式で表される ことを示せ. ∆T ∆G ≃ Lf (3) Tf Lf は融解の潜熱すなわち融点における液相と固相のエンタルピー差 H L (Tf ) − H S (Tf ) である.融点付近においては固相と液相の定圧比熱はほぼ等しいと考えて よい. 1
© Copyright 2024 ExpyDoc