授業科目名(英語名称) 必修の区分 単位数 クオリティ・マネジメント ( Quality Management ) ※ 4 講 師 山来 名 所 寧志 属 開 講 年 次 2∼4年・前期 オフィスアワー・場所 ※ 連 絡 先 ※ 企業、大学、官公庁をはじめとするあらゆる組織が社会に存続する上で必須の経営活 講義目的 及び 到達目標 動として、クオリティ・マネジメントの必要性が高まっている。本講義では、クオリテ ィ・マネジメントの基礎に対する理解を深め、統計的品質管理の手法などを活用できる ようになることを目的とする。本講義の到達目標は以下のとおりである。 1. クオリティ・マネジメントの基礎的考え方を理解する。 各手法を理解し、初歩的な解析ができるようになる。 Ⅰ 講義内容 本講義では、最初にクオリティ・マネジメントの概要とその基礎を学ぶ。次に、QC 的なものの見方・考え方などを学習する。また、クオリティ・マネジメントにおける具 体的な手法を講義(演習含む)し、基礎の理解を深める。そこでは、数値データや言語 データの扱い方から始まり、組織管理手法や多変量解析法の基礎を講述する。さらに、 ISO9000 ファミリーなどの関連事項も紹介する。 Ⅱ 授業計画 下記の項目毎に数回に分けて、講義・演習を行う。 1. ガイダンス 2. クオリティ・マネジメントとは 3. QC 的ものの見方・考え方 4. TQM における問題解決法 5. QC 七つ道具 6. 新 QC 七つ道具 7. 新製品開発と品質保証 8. 方針管理と日常管理 9. 統計的品質管理 10. 相関と回帰 11. ISO9000 ファミリー 12. 総合演習 13. まとめ 14. 評価(到達度の確認) 2. 講義内容 授業計画 テキスト 岩崎日出男 (他)著:クォリティマネジメント入門 日本規格協会 (生協等で購入する) 各回において必要に応じ電子ファイル資料もしくはプリント資料を配布する。 参考文献 経営工学シリーズ 15.品質管理(日本規格協会) 、 フリーソフトウェアRによる統計的品質管理入門(日科技連出版社)など 成績評価 の 基 準 出席状況 30%、レポート・演習 30%、定期試験 40%を基準とし、積極的な質問など授 業への取り組みを含めて総合的に評価する。 事前にテキストの該当箇所に目を通し、担当教員からの講義に関する指示がないか掲示 履修上の注意 履修要件 等を確認して、毎回講義にのぞむこと。また講義中に指示された演習や宿題を十分行い、 予習・復習を行うこと。別途、連絡することがあるので、掲示に注意すること。 受講者は教室の収容可能定員(40 名程度)までとする。 本講義は、担当教員の専門分野である統計的品質管理の各種手法やその関連領域を、学 備 考 部専門基礎レベルの科目として開講する。担当教員がこれまで実際に企業に対して行っ た品質管理に関する指導で得た話題なども紹介する予定である。 ※本学の配布資料を参照してください。
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