「NR・サプリメントアドバイザー」資格の取得 (食健康栄養学科、食健康学科対象) NR・サプリメントアドバイザー制度は、消費者が自分の健康の維持増進等の目的に合致した食品や消費 者の食生活状況や健康状態に応じた食品を、安全にかつ適切に選択し、摂取することを可能とするために、 これらの食品の持つ成分の機能及びその活用方法等について理解し、正しく情報を提供できる助言者、すな わち、「アドバイザリースタッフ」を養成することを目的とした事業です。従来の独立行政法人国立健康・ 栄養研究所の栄養情報担当者「NR」制度と、一般社団法人日本臨床栄養協会の「サプリメントアドバイザ ー」制度が統合されることになり、一般社団法人日本臨床栄養協会の「NR・サプリメントアドバイザー」 制度として平成 24 年度から新たにスタートしました。 NR・サプリメントアドバイザーは、消費者センター、ドラッグストアー、病院など多方面において、そ の知識を生かすことになります。 本学健康福祉学部食健康栄養学科・食健康学科の学生は、P.175 の必修科目の単位を修得することにより、 NR・サプリメントアドバイザーの認定試験の受験資格が得られます。(受験料 15,000 円)。合格者には、 資格認定証と認定カードが交付されます。合格後は、すみやかに日本臨床栄養協会会員に登録する必要があ ります。(入会費 1,000 円、年会費 8,000 円) 資格更新について 資格の更新は 5 年毎におこなわれ、5 年間で 50 単位を研修等で取得しなければなりません。そして、5 年後に更新申請料として 5,000 円が必要となります。 取得方法 取得単位 費 用 ① 日本臨床栄養協会学術大会(大連合大会)に参加 10 単位/回 10,000 円(正会員) ② ①に参加し、「サプリメントフォーラム」を受講、レベルアッ 更に 10 単位~2 上記に含まれます プセミナー等を受講 単位加算 (日本臨床栄養協会学術大会開催中に同時開催) ③ 通信教育(インターネット講座)(更新用)繰り返し聴講可能 20 単位/回 20,000 円 ④ サプリメントフォーラム収録 DVD による学習 10 単位 6,000 円 (サプリメントフォーラムを聴講した者は加算なし) なお、上記に記載されている金額は、すべて平成 24 年度現在の金額です。 NR・サプリメントアドバイザー受験資格を得るための必修科目 新NR科目 平成24・23・22年度入学生 教科書NR・サプリメントアドバイザー必携(第一出版) 2・3・4年生対応授業科目 平成25年度入学生 単位 1章、NR・サプリメントアドバイザー役割倫理 食品機能論 ※1 2 2章、基礎の生理学 基礎栄養学 ※2 2 3章、基礎の生化学 生化学 2 4章、人間栄養学 基礎栄養学 ※2 (2) 1年生対応授業科目 単位 食品の機能と安全性 ※ア 2 基礎栄養学 ※イ 2 生化学Ⅰ 基礎栄養学 ※イ 2 (2) 公衆栄養学 2 公衆栄養学 医学概論 ※3 2 医学概論 ※ウ 2 環境と疾病 2 環境と疾病 2 公衆衛生学 2 公衆衛生学Ⅰ 2 6章、臨床栄養と臨床検査 臨床栄養学概論 2 臨床栄養学概論 2 7章、身体活動と栄養 ライフステージ栄養学 2 応用栄養学Ⅰ 2 2 食品の機能と安全性 ※ア (2) 2 食品衛生学 ※エ 5章、生活習慣病概論 8章、食品安全衛生学 44 食品安全学 食品衛生学 ※4 食品機能論 ※1 9章、健康食品 (2) 2 2 食品の機能と安全性 ※ア (2) 食物と健康Ⅰ 2 食物と健康Ⅰ 2 食物と健康Ⅱ 2 食物と健康Ⅱ 2 環境と食品 2 10章、臨床薬理学 医学概論 ※3 (2) 医学概論 ※ウ 11章、食品機能の科学的根拠 食品機能論 ※1 (2) 食品の機能と安全性 ※ア (2) 12章、行動科学とカウンセリング 13章、国内外の関連法規 44 (2) 栄養教育概論 2 栄養教育概論 2 栄養カウンセリング論 2 栄養カウンセリング論 2 食品機能論 ※1 (2) 食品衛生学 ※4 (2) 食品の機能と安全性 ※ア (2) 食品衛生学 ※エ 32 (2) 28 教科書:『NR・サプリメントアドバイザー必携』 一般社団法人日本臨床栄養協会/編集 初版 2013年3月 4,725円(税込) 1~4、ア~エの科目はそれぞれ同じ科目名称のものなので、二度履修する必要はありません。そのため、単 位数に()がある科目は合計(小計)単位数には含みません。
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