MR(麻しん・風しん混合ワクチン)2期予防接種のお知らせ 対象年齢 : 平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれ 接種方法 : 指定医療機関での個別接種(要電話予約) 接種期限 : 平成27年3月31日まで 接種料金 : 無 料 持 ち 物 : 母子(親子健康)手帳、予診票 ※接種期限をすぎると全額自己負担(約1万円)になります。 ※感染力が強くて流行しやすい病気ですので、なるべく早め に(夏休み前までには)受けましょう。 平成18 平成18年 18年6月2日から、予防接種法に基づく麻しん(はしか)および 風しん(三日はしか)ワクチンの2回接種が開始されています。1歳の 頃に受けたMR1期と併せて2回接種することで、麻しんと風しんの 免疫が十分につき、大人になってからも予防することができます。 ◆接種前の確認 ※次のいずれかに該当する場合は、接種を見合わせてください。 ①麻しんにかかり、治癒後4週間を経過していない方 ②風しん・おたふくかぜ・水痘等にかかり、治癒後2~4週間を経過していない方 ③突発性発疹・手足口病等にかかり、治癒後1~2週間を経過していない方 ④①~③の潜伏期間と思われる方 ⑤明らかに発熱している方(通常37.5℃以上を指す) ⑥重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方 ☆ 病院に行く前の注意事項 ☆ 糸満市内指定医療機関一覧 医 療 機 関 名 住 所 電話番号 かみや母と子のクリニック 阿波根1552-2 995-3511 新垣小児科医院 潮平708-21 992-4050 耳鼻咽喉科かおる医院 994-1133 潮平705-4 豆の木クリニック 995-3030 潮平764-1 くでけん小児科 西崎6-11-8 994-2099 がじまる診療所 西崎2-26-6 851-3347 ひめゆりクリニック 997-3702 伊原107-1 白銀病院 糸満2041-5 994-2582 南部病院 真栄里870 994-0501 きのしたこどもクリニック 真栄里2030-3 995-1100 ※上記の他、市外の沖縄県医師会加盟の受諾医療機関でも接種が可能です。 ◎病院には必ず電話予約しましょう。また、キャンセルする場合も電話連絡して ください。 ◎母子手帳と予診票は、忘れずに持っていきましょう。 ◎予診票の表書きの「一般注意事項」も、よく読みましょう。 ◎予診票は、お医者さんへの大切な情報です。お子さんの健康状態に詳しい 保護者がきちんと記入しましょう。 【お問い合わせ】糸満市役所 健康推進課 840―8126 (月~金 8:30~17:15) ※裏面もお読みください※ ◆麻しん(はしか)とは 麻しんウイルスは空気感染・飛沫感染・接触感染し、感染力が非常に強く流 行しやすい病気です。感染から10日前後で発熱し、せきや鼻水、目やになど 風邪に似た症状がみられます。熱は一度下がりますが、再び高熱になるととも に全身に赤い発疹が現れます。高熱が4~5日続き、通常は10~12日程度 で治ります。生後10ヶ月頃まではお母さんから貰った免疫が弱いながらも 残っていて、この間に接種すると予防接種を受けても抗体が出来ない事があ ります。そのため、1歳になったら優先的にMR予防接種を行い、幼稚園年齢 相当の時期には、2回目を接種することで抗体を獲得する必要があります。 ◆風しん(三日はしか)とは 風しんは、患者のせきやくしゃみから飛び散った風しんウイルスの飛沫感染 によって起こる病気です。潜伏期間は2~3週間で、風邪に似た症状で始ま り、発疹、発熱、リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか眼球結膜の充血も みられます。発疹も発熱も3日程度で治るので、「三日はしか」とも呼ばれてい ます。症状は比較的軽く、予後は一般に良好ですが、血小板減少性紫斑病、 脳炎、溶血性貧血などの合併症が2,000人から5,000人に1人の頻度で発生す ることがあり、軽視できない病気です。年長児や大人になってからかかると一 般に重症になりやすく、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いと言われてい ます。 また、妊婦が妊娠早期に風しんにかかると、先天性風しん症候群(※1)のお 子さんが生まれる可能性が高くなります。妊娠中は風しんの予防接種を受け ることができない為、風しんの免疫がない女性は妊娠前に、妊婦の家族等は 早めに予防接種を受けることが大切です。 風しんは、平成24年から平成25年にかけて全国的に流行しており、先天性 風しん症候群児の報告も増えていることから、引き続き注意が必要です。 ※1 先天性風しん症候群(CRS) 風しんに免疫の無い妊婦が風しんウイルスに感染することにより、赤ちゃん に様々な異常(難聴、心疾患、白内障、精神運動発達遅滞等)が起こることが あります。 妊娠早期に感染するほど、流産や生まれてきた赤ちゃんに先天性の異常が 起こる確率が高く、妊娠20週までの感染ではおよそ20%の赤ちゃんに異常 が発生するとされていますが、妊娠20週以降の感染では、先天性異常の発 生はほとんど無いとされています。 ◆副反応について 主な副反応は、接種直後から数日中に見られる発熱、発疹、かゆみ、局所反 応で、これらの症状は通常1~3日で治まります。また、接種後極めて稀に、 ショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎 (ADEM)、脳炎、脳症およびけいれん等が生じる可能性があります。 ◆接種後の注意 ①接種後、少なくとも30分間は安静にしてください。 ②接種後は、接種部位を清潔に保ちましょう。 ③接種後まる1日は、過度な運動を控えましょう。 ④接種後の健康監視に留意し、局所の異常対応や体調の変化、さらに高熱、け いれん等の異常な症状が生じた場合には、速やかに医師の診察を受けましょう。 ◆その他 ①他市町村でMR予防接種をお済みの方は、接種日を登録しますので必ず ご連絡ください。 ②ガンマグロブリンの注射を受けたことのある人は、主治医と相談してから 予防接種を受けてください。 ◆MRワクチンおよびその他の予防接種との間隔 <生ワクチン> 水痘、おたふくかぜ 27日以上あける <不活化ワクチン> DPT、ポリオ、4種混合、 日本脳炎、インフルエンザ 6日以上あける MRワクチン 27日以上あける M R ワクチン その他の 予防接種
© Copyright 2024 ExpyDoc