物理学2 第1回資料(平成26年度後期) 名城大学 物理学1 (教科書1~4章) ニュートンの運動方程式, 物理学2 (教科書5~6章) 保存則(積分定理), 教員:山﨑耕造 質点の運動 剛体の運動(回転運動を含む) キーワード(5.1) エネルギー保存則,力学的エネルギー,運動エネルギー,位置エネルギー, 仕事,線積分,(1/2) mv2,W = ∫F・dr, 第5章 保存則 運動方程式Fの具体的な関数を決めることなく,時間に関して 1 回積分した定理 積分定理 5.1 エネルギー,運動量,角運動量の保存則 仕事とエネルギー m d2x/ dt2 = -kx バネの運動方程式 m dvx/dt = -kx , vx = dx/dt (1/2) mvx2 + (1/2)kx2 = C 運動エネルギー + mvx dvx/dt + kx dx/dt =0 (C は積分定数) 位置エネルギー = 力学的エネルギー m d2y/ dt2 = - mg 落下の運動 (1/2) mvy2 + mgy = C 一般の力 ∴ (C は積分定数) m dvx/dt = Fx , (1/2) mvx2 = ∫Fx dx m dv/dt = F , (1/2) mv・v = ∫F・dr (1/2) m(vx2+vy2+vz2) = ∫(Fx dx + Fy dy + Fz dz ) 線積分 仕事 W = ∫F・dr おまけの話 微小移動距離からの仕事の計算と,総和として線積分 線積分の例 例1 x 軸,y 軸に沿った積分路 例 2 2 次曲線に沿った積分路 例 3 円周に沿った積分路 おまけの話 積分計算を間違わないように! 演習問題ヒント 1.エネルギー保存: 2.仕事: (1)~(3) mdvx/dt=F mvxdvx/dt=Fdx/dt 等より積分する. W=∫Fxdx を考える,ただし,x=0 から a の定積分. 3.線積分の経路依存: (3)の場合には 4.線積分の経路依存: W=∫Fxdx+∫Fydy により計算する. Fx を x だけの変数に,Fy をyだけの変数にする. 3.と同様に解く.経路に依らない保存力であることがわかる. 5.円周移動の仕事: 本文例 3(p.66)を参考にする
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