第3回がんのリハビリテーション研修会 ワークショップ プログラム(予定)

第3回がんのリハビリテーション研修会 ワークショップ プログラム(予定)
【1日目】
コース
時刻
開会式 09:00-09:05
講義1
09:05-09:10
時間
セッション名
5 開会挨拶
5 ワークショップの全体の説明
講義2
09:10-09:50
40 がんのリハビリテーションの概要
講義3
09:50-10:00
10:00-10:10
10:10-10:20
10
10 KJ法の説明
10
グループ
10:20-11:50
ワーク1
90
11:50-12:40
50
講義4
講義5
講義6
講義7
休憩
KJ法について理解する。
移動
アイスブレーキング
「がんのリハビリテーション」の問題点
12:40-13:40
13:40-13:50
10
13:50-14:50
周術期リハビリテーション
60 患者評価のポイントとリハビリテーションの実
際
14:50-15:00
10
70
16:10-16:20
10
がんのリハビリテーションを実施するうえでの問
題点(施設の体制、知識や技術問題、マンパ
ワーの問題などを含め)について、研修参加者
がグループに分かれて、ワークショップ形式で
検討・共同作業を行い理解を深める。
昼食
化学療法・放射線療法の副作用とリスク管理
骨転移患者への対応
60
患者評価のポイントとリハビリテーションの実
際
15:00-16:10
学習目標
当研修の趣旨について説明する。
当研修の趣旨について説明する。
がんのリハビリテーションの対象となる疾患や
障害、リスク管理、がん医療の臨床現場におけ
るリハビリスタッフの役割や多職種チーム医療
の中での実際の取り組みについて理解を深め
化学療法・放射線療法を行っている患者は活動
性が低下しがちであり、廃用症候群を予防・改
善するためにリハビリテーションが必要とさせ
る。このセッションでは化学療法や放射線療法
の副作用をリスク管理、骨転移患者への対応、
実際の訓練におけるリハビリテーションアプロー
チのポイントを学びながら参加者の間でディス
休憩
開胸・開腹術や乳がん、骨軟部腫瘍などの外科
的治療の過程により生じる、さまざまな障害に
対するリハビリテーションを行う際に必要な評価
および訓練のポイントを理解する。
休憩
歩行障害・基本動作障害、ADL・IADL障害に
対する対応
がん患者の日常生活動作(ADL)・日常生活関
連動作(IADL)の特徴および主にベッドサイドで
の自立を促すために出来る工夫などについて
理解する。また筋力や体力低下の予防法と離
床支援の方法を習得する。
休憩
16:20-16:35
15 がん患者に対するリハゴール設定の考え方
16:35-16:45
10
グループ
16:45-17:55
ワーク2
70
通常診療科のカンファレンスによる治療方針
(術式や投薬など)とは異なるリハビリテーション
カンファレンスの「ゴール設定」「目標設定(共
有)」「各職種の役割」などのカンファレンス形式
について講義・デモによる受講生のプレゼン
移動
ミニカンファレンス:事例に基づいて(方針・目
標設定の過程)
「ゴール設定」「目標」「期間」「各職種の役割」な
どの「具体的な介入方法を除く」ところまでをリ
ハビリテーションカンファレンスの形式で検討す
【2日目】
コース
講義8
講義9
講義10
時刻
時間
09:00-10:10
70
10:10-10:20
10
10:20-11:20
60
11:20-11:30
10
13:40-14:00
14:05-15:05
15:05-15:15
グループ
15:15-16:55
ワーク4
16:55-17:05
17:05-17:15
17:15-17:20
がんはステージ病といわれ、早期・進行期・末期
という病勢に伴い、対象方法も異なる。ここでは
進行期を取り上げ、局所から全身へという治療
展開、がんの就学的治療における有害事象、体
力低下と廃用症候群などの臨床課題を取り上
げ、その時点でのリハビリテーションのポイント
休憩
10
14:00-14:05
講義13
閉会式
進行がん患者に対するリハビリテーション・ア
プローチ
12:30-12:40
50
学習目標
摂食・嚥下障害ではベッドサイドでの評価のポイ
ント、訓練法、代償法、間欠的経管栄養法の管
理について理解する。コミュニケーション障害で
は喉頭摘出後の代用音声、舌癌術後の器質的
構音障害への訓練法・補綴療法、さらに失語症
などへのアプローチ方法を理解する。口腔ケア
の必要性やアプローチ方法を理解する。
休憩
60 心のケアとリハビリテーション
13:30-13:40 10
講義12
がん患者の摂食・嚥下障害、コミュニケーショ
ン障害、口腔ケア
11:30-12:30
グループ
12:40-13:30
ワーク3
講義11
セッション名
がん患者におけるリハビリテーションと心の問
題について理解を深めることを目的とする。ます
留意すべきあるいは知っておくべき心の問題や
リハビリテーションと心理面との関わりについて
概説する。その後、リハビリテーションを行う際
に困難を感じる心の問題について質疑応答形
式でのディスカッションを行う。
移動
<昼食>
職種別意見交換会
各職種に分けれて、「がんのリハビリテーショ
ン」の臨床・研究・教育上の様々な問題点につ
いて、意見交換を行う。
移動
がんのリハビリテーションにおける看護師の役 がんのリハビリテーションにおける看護師の役
20
割
割について理解する。
5
準備
がんのリハビリテーションを行う中で、時に対応
に難渋する症例がある。患者のニーズや葛藤、
精神的・身体的な痛みをどう受け止め、チーム
60 問題にどう対応するか 2事例の提示
としてどのように支援していくかが求められる。
このセッションでは症例を通じて情報収集の仕
方、リスク管理、告知の難しさや重要性、チーム
医療の在り方などを議論する。
10
移動
1日目に抽出した「がんのリハビリテーション」を
進めていくにあたっての問題点を基に、参加者
100 「がんのリハビリテーション」の問題点の解決
がそれぞれの施設や地域において課題と目標
を明確にし、それを実現するための方法を討議
10
移動
10 全体の質疑応答
2日間の研修にて生じた問題点を解決する。
5 閉会挨拶