諫早コミュニケーション・アドベンチャープログラム

(4)
活動名
諌早コミュニケーションアドベンチャープログラム(I-CAP)
内
プロジェクトアドベンチャー(PA)の手法を基盤にしたグループワークを通して,
協調性や信頼感を高めるプログラムです。九州の国立施設ではただ 1 ヶ所,諌早だ
けに設置されている,エレメントと呼ばれる専用のコース(諌早アドベンチャーコ
ース)を用いるところが特徴です。指導は専門的なトレーニングを受けた自然の家
職員や,研修を受けて指導資格を付与された引率者が行います。
条
容
件
期待される
教育効果
準備物
場所 諌早アドベンチャーコース
またはプレイホール等
時間 2 時間∼6 時間
対象
時期
天候
通年
小学校高学年以上
人数
1 グループ 8∼20 名程度まで
小雨可
(1)協調性や他者への信頼感をはぐくむ。
(2)自己肯定感をはぐくみ,自信をつける。
(3)グループワークを通し,コミュニケーション力を高める。
(4)グループの凝集力を高め,チームビルドや仲間づくりに役立つ。
自然の家が貸し出す物
□PA グッズ
□水筒
団体(個人)が準備する物
□タオル
□帽子
1.事前(準備)
(1)引率者は事前調査票に必要事項を記入し,自然の家に FAX で送る。
(2)プログラム相談で目的を確認し,班分けや種目,指導方法等を決定する。
展
開
2.当日の活動
(当日の朝 9 時まで)
(1)配慮を要する参加者など,参加者の状況確認と実施方法の最終確認
(活動 10 分前)
(1)広場等に集合後,日程(開始・終了・昼食時刻)と活動場所を確認
(2)諌早アドベンチャーコースへ移動
(3)ファシリテーターの指示でエレメントごとに活動を開始
(4)活動中は要所でふりかえりやシェアリングを行う
3.事後(片付け)
(1)活動終了後は再集合し,引率者に引き継ぐ
(2)本館へ移動する
安全管理
ポイント
□活動中は天候に注意する。
(雨天時でも活動可だが,雷鳴が聞こえたら即時中止)
□熱中症に注意し,水分を十分に摂らせる。
□移動時の転倒に注意させる
□休憩時間に事故が起こりやすいので,休憩中も目を離さない。
□県道横断時は通行車両に十分注意する。
諌早アドベンチャーコース・エレメントの紹介
1.TPシャッフル
丸太の上に立ち、丸太から降りずに位置
を交代していく活動です。誕生日や名前
順で並びかえを行います。様々なバリエ
ーションを取り入れることができます。
人数:8∼20 人
時間:40 分∼60 分
2.ジャイアントシーソー
自分達の体重を使ってバランスをとり、シ
ーソーの端が地面につかないようにしま
す。シーソーのバランスを保ったまま、両
端の人が入れ替わるなどの課題を設定し
ます。
人数:8 人∼30 人
時間:40 分∼90 分
3.ニトロクロッシング
スウィングロープを使って全員が落ちる
ことなく島から島まで移動する活動です。
人数:8 人∼16 人
時間:40 分∼100 分
4.モホークウォーク
ケーブルの上から落ちることなく、柱から
柱へグループで協力して移動していく活
動です
人数:8 人∼16 人
時間:40 分∼100 分
5.手つなぎトラバース
吊り下がっているロープを使ってグルー
プで協力してケーブルの上から落ちるこ
となく移動していく活動です。
人数:8 人∼15 人
時間:40 分∼60 分
6.島めぐり
島(木製のプラットフォーム)から島へ、
誰も地面につかずに二枚の板を使って移
動していく活動です。
(板も地面について
はいけません)
人数:6 人∼18 人
時間:40 分∼80 分
7.ホールインワン
片側からタイヤに触れずにグループ全員
で協力して通って、向こう側に移動すると
いう課題です。
人数:6 人∼10 人
時間:40 分∼80 分
8.ヒッコリージャンプ
一番手前の低い切り株に立ち、吊り下げら
れたブイを目がけてダイブします(ブイの
下にはスポッターが待機)
。徐々に離れた
切り株のからダイブし、ブイに触れなくな
るまで挑戦します。
グループの中に強い信頼関係が必要とな
る高度な活動です。
人数:8 人∼12 人
時間:40 分∼60 分
9.トラストフォール
木製プラットフォームから、スポッター
(受け止める人たち)の腕の中に後向きに
倒れます。ヒッコリージャンプ同様、高度
な活動となります。
人数:11 人∼15 人
時間:1 時間∼2 時間
10.大脱走(ウォール)
グループ全員が協力して壁を越えること
が課題です。最後に挑戦する課題にふさわ
しい,ダイナミックなエレメントです。
人数:11 人∼15 人
時間:2 時間
国立諌早青少年自然の家 宛 (FAX:0957-25-9115) 送信日:平成
年
月
日( )
諌早コミュニケーションアドベンチャープログラム(I-CAP) 事前調査表
より効果的な指導のためにご記入いただき,プログラム相談の前にFAXで回答をお願いします。
※この情報は I-CAP の指導のみ利用いたします。
1.学校・団体名
これまでの体験回数
□初めて
□2 回目以上
2.学年・年齢・性質(例:5 年生の集団宿泊学習,企業の新人研修など)
3.活動予定日時・開始時の集合場所
活動予定人数
名
内訳
名
名
男性
女性
4.グループ編成(最大 16 人程度)
【例:1 グループ(男 8 名・女 8 名)×4 グループ】
5.グループ分けの方法【例:機械的な割り振り,かかわりの薄い仲間同士 等】
6.活動のねらいや目的【例:部活動のチームビルド,クラスづくり,信頼関係の構築 等】
7.集団の現在の状況や課題【例:男女の仲が…,人間関係が固定化されて… 等】
8.特記事項(身体的,精神的に配慮が必要な参加者)
お願い
①基本的な持ち物は水筒・帽子・汗ふき・雨天時の合羽等です。
②安全のため,長袖・長ズボン・運動靴でお願いします。
③チームの力で人間関係を築いていくプロセスを大切にしています。アドバイスや言葉かけ,ポー
ズを求める写真撮影等はご遠慮ください。