第1学年 国語科学習指導案 2014.2.12 指導者 西島 直子 1.単元 みぶりのはたらきを読み、気持ちや考えを伝え合おう 教材 ~「みぶりでつたえる」(教育出版1年下) 2.単元にかかる子どもの実態 ○国語の学習は好きな子どもが多く,特に、読む・書く活動には意欲的に取り組む。 ○書いてあることから大切な部分を抜き出したり,書き出したりすることもだいぶ上手にでき るようになってきている。 ○書く活動には個人差があり,正しく早く丁寧に書くのが苦手な子どももいる。 ○みんなの前で自分の考えを表現することは,進んでできる子どもと,少し消極的な子どもと がいる。 ○チーム学習の中では,考えの交流をしたり,相手に言葉を返したりすることはできるように なってきているが,みんなの考えをまとめていくことはまだ難しい。 ○自分の考えを伝える時に,言葉がうまく出てこなかったり,感情が先走ったりして相手に上 手く伝えられないこともある。 3.単元目標 みぶりのはたらきを説明した文を読み,みぶりが気持ちや考えを伝える大切なものであるこ とを知り,みぶりで言葉や気持ちを伝え合う工夫を発表し合い,よりよく伝え合うことができ る。 4.単元の指導事項 ①みぶりで伝え合うことに関心をもって,みぶりを使って楽しく表現しようとする。〈関心・ 意欲・態度〉 ②事柄の順序に気をつけながら,内容の大体を読む。〈C(1)イ〉 ③地の文とみぶりの意味を表す部分との区別に気をつけて音読する。〈C(1)ア〉 ④文章の中の大事な言葉や文を書き抜くことができる。〈C(1)エ〉 -1- 5.指導計画 (11時間) 時 1・2 見 通 す 追 求 ・ 表 現 す る 学 習 の 流 れ ○みぶりをつかったゲームをし,みぶりについて知ってい ることや,みぶりを使った遊びの経験について話す。 みぶりについて話そう。 ○「みぶりでつたえる」を読み,わかったことや考えたこ とを出し合い,学習計画を立てる。 みぶりでつたえるを読んで感想を出し合い,学習計画 を立てよう。 評価規準(方 法) ①(発言・活 動) ③(音読) ①(発言・ノ ート) 3 ○形式段落に分け,文を読んで,言葉とみぶりの関係を理 解する。 どのようなみぶりが出てきたかたしかめよう。 ②(発言・ノ ート) 4 ○①②段落の本文とさし絵を照らし合わせて読み,その時 に言う言葉や,表したい気持ちや考えを想像する。 ③(音読) ②(線・発言) ④(ワークシ ート) みぶりは,どのような気持ちや考えを伝えているだろ うか。 5 ○③④段落の本文とさし絵を照らし合わせて読み,その時 に言う言葉や,表したい気持ちや考えを想像する。 みぶりには,どのようなはたらきがあるだろうか。 6 ○⑤⑥段落の本文とさし絵を照らし合わせて読み,その時 に言う言葉や,表したい気持ちや考えを想像する。 みぶりとことばのはたらきをかんがえよう。 7 本時 ○⑦⑧⑨段落の本文とさし絵を照らし合わせて読み,その 時に言う言葉や,表したい気持ちや考えを想像する。 きもちをつよくあらわすみぶりについてかんがえよう。 8 ○⑩段落を読み,筆者はどのような考えを伝えようとして いるのか考え,自分なりにまとめる。 みぶりについてわかったことをまとめよう 9 ○日常生活の中でよく使うみぶりを紹介し合い,どのよう な時にどのような身ぶりをするか,文章に照らし合わせ て話し合う。 どのようなみぶりがあるだろうか。 ①(発言・カ ード) ○みぶりカードを作って,友達と紹介し合う。 みぶりのあてっこをしよう。 ①(発言・身 ぶり・ワー クシート) 生 か す 10・11 -2- ③(音読) ②(線・発言) ④(ワークシ ート) ③(音読) ②(線・発言) ④(ワークシ ート) ③(音読) ②(線・発言) ④(ワークシ ート) ③(音読) ②(線・発言) ④(ノート) 6.本時案 (1)題目 (2)ねらい 気もちをつよくあらわすみぶりについて考えよう 文をさし絵と照らし合わせて読み,みぶりのはたらきについて動作化を通して 考え,言葉より気持ちを強く表すみぶりがあることを理解させる。 (3)展開 学習活動 1.本時のめあて つ を確かめる。 か む 時間 5 指導方法 及び 留意点 ○前時までに学習した,言葉とみぶりの関係を振り 返り,本時の学習範囲を確かめ,めあてをとらえ る。 評価 めあて ことばよりもきもちをつよくあらわすみぶり についてかんがえよう。 考 え る 2.文を読んで, みぶりのとくち ょうについて考 える。 5 ○⑦⑧⑨段落を読み,みぶりのはたらきを考える。 ・指名読み ・一人読み 音読 10 ○気持ちを強く表すみぶりについて読み取らせる。 ・絵から何をしているところかを考えさせ,文とつ なげて読ませる。 ・動作化しながら,どんなみぶりなのかを実感させ る。 発言 5 ○「このように」という言葉に着目して,みぶりの 特徴をまとめる。 ・作者の考えにサイドラインを引かせる。 ○作者の考えをたしかめる。 ・ワークシートに書かせる。 サイド ライン ワーク シート うれしい,たのしい,かなしい,こまったなど のきもちは,みぶりであらわすほうがよくつたわ ることがある。 伝 え 合 う 3.他にどのよう なみぶりがある かチームで出し 合い,全体で交 流する。 17 ○このようなみぶりは,他にはどのようなものがあ るかチームで話し合わせる。 ○チームで話し合ったみぶりを全体の前で発表させ る。 表現 まとめ ことばよりも気もちをつよくあらわすみぶり はいろいろある ま と め る 4.本時の学習を 振り返る。 3 ○本時の振り返りをさせる。 -3- ワーク シート
© Copyright 2024 ExpyDoc