平成 26 年 2 月 12 日 [LP ガス]栃木県内で一酸化炭素中毒事故(軽症 3 名)が発生しました 平成 26 年 2 月 9 日(日)、栃木県内の一般住宅で一酸化炭素中毒事故(軽症 3 名)が発生 した旨の報告がありました。 1.事故の概要 平成 26 年 2 月 9 日(日)午後 9 時頃(推定)に栃木県内の一般住宅で、一酸化炭素中毒事 故が発生した旨、高圧ガス保安法に基づき、2 月 10 日(月)、同住宅に液化石油ガスを販売 している事業者(須田燃料株式会社)から栃木県を通じて関東東北産業保安監督部に報告 がありました。事故の状況は以下のとおりです。 また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせ します。 【掲載箇所】 http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/citygas/detail/gas_accident.html 事 業 形 態:液化石油ガス販売事業 ガ ス 種:液化石油ガス(LP ガス) 事故発生日時:平成 26 年 2 月 9 日(日)午後 9 時頃(推定) 事故発生場所:栃木県 人 的 被 害:軽症 3 名 物 的 被 害:なし 事 故 概 要:一般住宅で、給湯器を使用中、住民 3 名が一酸化炭素中毒により病院に 搬送される事故が発生しました。原因は、給湯器の不完全燃焼で発生した 一酸化炭素により中毒を起こしたものと推定されますが、現在、詳細調査 中です。 機 器 分 類:瞬間湯沸器(屋外式) (参考情報) 製造者:株式会社ノーリツ 型 式:GQ-1610WE 製造年:調査中 2.注意喚起について ○ガス機器を使用する際は、以下の点に留意して、必ず換気を行ってください。 ・ ガスが燃焼するには新鮮な空気(酸素)が必要です。空気が不足すると、不完全燃焼 を起こし、一酸化炭素中毒の原因となり、死亡事故につながることがあります。 ・ 排気が十分に行われないと、排気ガスが室内にあふれて、一酸化炭素中毒を起こす ことがあります。 ・ 燃焼器を使用する際は、給気が十分か確認した上で、換気扇及びその他換気装置を 使用して下さい。 ○ガス機器や給排気設備は、日頃から点検・お手入れをしてください。 ・ ガス機器の給排気口の目詰まりや閉そくは、不完全燃焼を引き起こし、高濃度の一酸 化炭素の発生原因になります。 ・ 通常と燃焼状態が異なるなど異常を感じたら液化石油ガス販売事業者などに連絡し て、すぐに点検を受けてください。 ○CO 警報器(一酸化炭素警報器)又は業務用換気警報器の設置を強くおすすめします。 ・ 不完全燃焼によって発生した一酸化炭素を検知すると、ランプと音声でお知らせしま す。 ○その他ご参考として、LP ガス保安技術者向け WEB サイトに CO 中毒事故防止のため、 以下パンフレット等を掲載しております。是非ご覧ください。 http://www.lpgpro.go.jp/index.html (本発表資料のお問い合わせ先) 商務流通保安グループ ガス安全室長 大本 担当者:鈴木 電 話:03-3501-1511(内線 4931~7) 03-3501-1672(直通)
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