5 三角比

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三角比
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講義のポイント
・正弦定理・余弦定理は証明まで理解しよう!
・三角比の相互関係は
を使いこなせるようにしよう!
を使いこなせるようにしよう!
三角比の相互関係は
」も忘れずに!
・三角形の面積は,「底辺
・三角形の面積は,「底辺 高さ 」
■三角比
正弦・余弦・正接とは,単位円において点,から正の方向に回転した動点 P を定
めたとき,以下のように定義される。
, , 上記の公式の導出は以下になる。
(証明)
動点 P は円周上にあるため,
これより,
であり,定義から
よって,
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■正弦定理・余弦定理
■正弦定理・余弦定理
! "#$において,頂点",#,$に向かい合う対辺#$,$","#の長さを,それぞれ
,,とし,∠",∠#,∠$の大きさを%,&,'と表すとき,以下が成り立つ。
正弦定理
は ! 234の外接円の半径
の外接円の半径
正弦定理 1は
の外接円の半径 1
. / 0
余弦定理
余弦定理
5 .
5 /
(正弦定理の証明)
① () %について
(i) BC が外接円の直径でない場合
円周角の定理より,AB または AC が直径になるので,
三角比の定義から
% ()
* () %
(ii) BC が外接円の直径である場合
円周角の定理より,+" ,-であるので,
() % () ,-
②③も同様にして
() & , () '
が成り立つ。
よって,①②③より
1
. / 0
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5 0
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(余弦定理の証明)
上図のように座標軸を取ると,それぞれの頂点の座標は
",,#,,$ % , %
となり,頂点 C から辺 AB に下ろした垂線の足を点 H とするとき,
! 6#$において,三平方の定理より
7 5 %7 8 %9 5 ( % 8 % %9
5 .
ここで,それぞれの文字を循環的に変える
循環的に変えることで,
循環的に変える
5 /
5 0
が成り立つ。
■三角形の面積
三角形の面積は,三角比を用いても求めることができる。しかし,「底辺 高さ (」の
公式も使える時は使うようにしよう。
! 234の面積
の面積:は
の面積 は
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:
.
:
/
:
0
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●練習問題●
練習問題●
1
□
三角比
;(
8 ≤ ≤ =9のとき次の値を求めなさい。
89 839? ? 2
□
8(9 5 849ta 5
ta 正弦定理・余弦定理
! "#$において,対辺の長さを,,,外接円の半径を)とする。
89 6,& 3-,' 5-のとき,と)を求めなさい。
8(9 ),& (-のとき,%を求めなさい。
839 ;6 5 ;(, (;3,% 45-のとき,と'を求めなさい。
8498 9: 8 9: 8 9 4: 5: 6のとき,%を求めなさい。
3
□
三角形の面積
円に内接する四角形"#$Dがある。"# 4,#$ 5,$D 7,D" のとき,この四角形
の面積Hを求めなさい。
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