合格への鉄則集 数学Ⅲ 竹鉄Ⅲ-01~11 竹鉄Ⅲ-1 複素数(1) 基本原理と3つの解法 複素数の基本原理はド・モアブルの定理 (cosθ+ i sinθ)n = cos nθ + i sin nθ (cosθ1+isinθ1) (cosθ2+isinθ2)=cos(θ1+θ2)+ isin(θ1+θ2) 複素数問題 3つの解法 ① 共役複素数のフル活用で解く (特に|z| = z・ z ) ② 図形的解釈で解く ③ 計算力で解く---最後の手段 z=a+bi 2 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 – 2 竹鉄Ⅲ-2 複素数(2) ド モアブルとn乗根 □ ド・モアブルの定理 (+他基本公式) (cosθ1+isinθ1)×(cosθ2+isinθ2)=cos(θ1+θ2)+ isin(θ1+θ2) (cosθ1+isinθ1)÷(cosθ2+isinθ2)=cos(θ1-θ2)+ isin(θ1-θ2) { r (cosθ+ i sinθ)} n = rn {cos nθ + i sin nθ} { r (cosθ+ i sinθ)} -n = r-n {cos (-nθ) + i sin (-nθ) } r (cosθ+ i sinθ) = r { cos(-θ) + i sin(-θ) } 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 3 竹鉄Ⅲ-3 複素数(3) 共役複素数のフル活用 共役複素数のフル活用 (zの共役複素数を –z で表す) 絶対値 |z|2 = z・–z , |z| = |-z| = |–z| , |zn|= |z|n 実部,虚部 実部=(z+ -z)/2 虚部=(z- -z)/2i 実数条件,純虚数条件 zが実数 ⇔ z = -z zが純虚数 ⇔ z = --z 和差積商の共役複素数 = 共役複素数の和差積商 n乗の共役複素数 = 共役複素数のn乗 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 4 竹鉄Ⅲ-4 複素数(4) 複素数の図形的解釈 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 5 竹鉄Ⅲ-5 2次曲線(1) 解法 ① 計算で解く (x,y座標) 各2次曲線の方程式,接線の方程式 移動(平行移動,対称移動,回転移動)と方程式 ② 計算で解く (媒介変数表示) 楕円:x=a cosθ,y=b sinθ 双曲線:x=a/cosθ,y=b tanθ ③ 図形的解釈で解く (個々の曲線ごとの特徴で) 円, 楕円, 双曲線, 放物線 中心 焦点からの 半径 距離の和 焦点からの 焦点と準線 距離の差 からの距離 の特徴に注目して解く 中心,焦点,漸近線,準線,x軸y軸との交点 等を明確にして解く 移動(平行移動,対称移動,回転移動)を使って解く ④ 図形的解釈で解く (2次曲線を統一的に扱う) 離心率 e:焦点と準線からの距離の比 極方程式: r(1+ e cosθ) = ej (焦点:極,準線:x=j) 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 6 竹鉄Ⅲ-6 2次曲線(2) 離心率eと極方程式 2次曲線を統一的に図形的解釈で解く 離心率 e:焦点と準線からの距離の比 e=焦点/a 楕円 放物線 双曲線 e<1 e=1 e>1 極方程式: r(1+ e cosθ) = ej (焦点:極,準線: x=j) r : (j-rcosθ) = e : 1 ,r=ej/(1+e cosθ) 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 7 竹鉄Ⅲ-7 関数(1) 無理関数 分数関数 無理関数・分数関数の方程式・不等式の解き方 ① グラフで解く ② 計算で解く 分数関数:移項して通分&因数分解 無理関数:2乗する 逆関数・合成関数問題の解き方 g(x)=f-1(x)とする ① f(g(x))=g(f(x))=x (それぞれの定義域において) の関係式を利用する ② f-1(x)=f(x) となる条件: y=x 対称,分数関数は漸近線が一致 (漸近線の交点がy=x 上にくる) -1 ③ y=f (x)とy=f(x)の交点: 単調増加関数なら y=f(x)とy=xの交点に一致する 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 8 竹鉄Ⅲ-8 極限(1) 数列の極限 関数の極限 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 9 続く 竹田式数学 ©2013 Takeda 鉄則集 10
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