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Premier Partner Newsflash
2011 Issue
20
No.
プレミアパートナーニュース
Premier Partners Japan Workshop を開催
∼日本のプレミアパートナーが集結した初のイベント∼
ルディー 和子氏
ウィトン・アクトン代表取締役
11月 9日、六本木ティーキューブにて、プレミアパートナー限定のワークショップ「
『紙』であること
の価値と力」が開催されました。
このワークショップは、日本の会員企業の CS 向上と会員同士のネットワークの強化を目的に企画
されました。日本国内の会員だけにお集まりいただく初めての機会となり、15 社から23 名のお客
米化粧品会社エスティ・ローダー社
マーケティング・マネージャー、タイム・
インクのダイレクトマーケティング本部
長を経て、現職。日本ダイレクトマーケティング学会
副会長。
日本 DM 大賞最終審査、審査委員を10 年余り務める。
細野 晴義氏
ダイレクトレスポンス研究所 所長
様が来場されました。
今回はダイレクトマーケティング手法に精通しているルディー和子氏(右欄上段)
と細野晴義氏(同
下段)
をお招きし、講演と対談とともにオープンディスカッションを行ない、紙だからこそできること、
社団法人日本 DM 協会にて DMME
(Direct Mail Marketing Expert)の
審査委員および講師、DM 制作教室講師。
日本 DM大賞では第 22 回以降最終審査、審査委員を
務める。
紙でなければできないことを探りました。
■ルディー和子氏講演
ナライズといった近年における DM の傾向の中で
ワークショップはまず、麻生執行役員の挨拶から
も、特に「バーチャル体験」ができることが紙の強
始まり、続いてルディー和子氏の講演に入りまし
みであることを全員で認識しました。
た。講演タイトルは「多様なメディアの氾濫する今、
参加した会員企業からは、「DM に対する認識が
『紙』であることの価値と力」
。消費者に対するプ
変わりました。受け取り側として閉口することが多
ロモーションの手法や媒体があふれている中、媒
いので、DM の効果を疑問視していましたが、そ
体として紙を使う理由はどこにあり、お客様に響
の先入観が一掃されました」や「DMや紙の価値を
深く知ることができました。DM の拡販につなげ
く紙だけが持つ力とは何か? 英国ロイヤルメール
※
がfMRI を使って神経科学の最新研究を利用して
会員の皆様も積極的に議論に参加しました
たいと思っています」などの声が寄せられました。
デジタル媒体と紙媒体の違いを証明した実験結
表彰するアワードです。細野氏とルディー氏は、と
果なども紹介しながら、
『紙』の価値と効果的なダ
もに全日本 DM 大賞の最終審査員を務めています。 ■ PODi の紹介、PIXIアワードの表彰
イレクトメール
(DM)
について説明しました。
その経験をもとに、会場に並べられた受賞作品を
プレミアパートナー事務局からは、PODi というア
※fMRI:functional magnetic resonance imagingの略。人の
脳の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法の一つ
手に取りながら、 選ばれる理由 、 選ばれない
メリカ発のデジタル印刷業界団体が主催するサイ
理由 をフリートーク。ルディー氏が鋭く細野氏に
トを、デモを交えながら紹介しました。ここには数
切り込み、楽しい対談となりました。途中から会
多くの海外事例のレポートが掲載されています。
■会員を交えてディスカッション
次に細野晴義
員も受賞作品についての感想を述べたり、普段の
最後に、PIXI アワード 2010 の表彰式が行われま
氏も加わり、
「全
悩みをルディー氏と細野氏にぶつけたりして、活
した。日本からは株式会社白橋様、株式会社東京
日 本 DM 大 賞
発な議論が交わされました。
文久堂様、および渕上印刷株式会社様が受賞さ
に選ば れる理
今年の全日本 DM 大賞受賞作品の中では、擬
れました。そのうちプレミアパートナーである白橋
由、 選 ば れ な
似 オー ナ ー 体
様と東京文久堂様に、プレミアパートナーグロー
い理由」という
験を狙った車の
バルネットワークマネージャーのマック・エルサイ
テーマでの対談
コックピットの
ヤ氏からその場でトロフィーが手渡されました。
とともに、会員
実 寸 大 DM が
も交えたフリーディスカッションが行なわれまし
人気で、時系列
た。全日本 DM 大賞とは、過去一年間に企業から
展開、ネットと
活発な議論を行う(左から)ルディー
和子氏と細野晴義氏
実際に発送されたDM 作品を全国から募り、審査・
の連携、パーソ
アンケート結果による総合評価は 4.5 点(5 点満
点)
と、日本の会員が集結した初のワークショップ
人気が集まった車のコックピットの
実寸大 DM
は好評に終わりました。