シャシ情報およびモデル名称スカニアのモジュラーシステムスカニアのモジュラーシステムスカニアの広範なモジュラーシステムによって、様々な用途にシャシを最もよく適合させることができます。各スカニアのシャシは以下の分野において完成車両に可能な限り最良な特性を与えるよう独特な仕様になっています： • • • • 強度快適さ運転特性荷重取扱いこれを可能にするため、シャシの仕様が以下のものに対応していなければなりません： • 意図されたボディワーク • 計画された運行条件 • 運送のタイプさらに、シャシ、ボディーワーク、およびその他の機器のカスタマイズおよび組み立てが、Scania の車体製造要領書に従って正しく行われていなければなりません。 02:00-00 発行 6 ja-JP 1 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称モデルの名称完成車両スカニアのモデル名称は以下の例のように編成された文字の組合せです。トラックモデルキャブタイプパワーコード運送のタイプシャシ改装ホイール構成積載運行等級 305 176 シャシ高さサスペンショントラックモデルスカニアトラックプログラムのモデルはキャブタイプとパワーコード（上の例では R 580）で称を与えられています。キャブタイプ P ローフォワードコントロールキャブ G ミディアムフォワードコントロールキャブ R ハイフォワードコントロールキャブ T ボンネット付キャブパワーコードパワーコードは正味 HP での概算出力です。 02:00-00 発行 6 ja-JP 2 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称運送のタイプシャシは、車両が適合される運送のタイプに応じて、3 つの異なったクラス (L, D, C) に分類されます。長距離の牽引業務であり、これは複数の業務シフトに渡って行われることがよくあります。距離は長く、国内および国際運送の両方を含みます。荷物の取扱いはしばしば始点および終点のステーションで行われます。 305 177 L 02:00-00 発行 6 ja-JP 3 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称配送は、ドライバーが同一作業シフト内で一つまたは複数の担当作業を実行することを意味します。距離は短く、ほとんどの場合、人口密度の高い地域を走行します。作業シフトの大きな部分は荷物の取扱いで占められます。ドライバーは一日に数回キャブに出入りします。 C 人口が密集している地域内やそれらの地域の間での、そして大型建設プロジェクトにおける建設資材の運搬など、業務内容の変化を伴う建設関係輸送業務。荷物はしばしば一方向へのみ運送されます。荷物の取扱いはクレーンまたはセメントミキサーなどのパワーテイクオフの助けを借りて行われることが普通です。 305 179 305 178 D 02:00-00 発行 6 ja-JP 4 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称シャシ改装以下のコードによってシャシ適合が区別されます： A トラクター用に工場適合されたシャシ（連結） B トラックボディワーク用に工場適合されたシャシ（ベーシック） 02:00-00 発行 6 ja-JP 5 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称ホイール構成ホイール構成の最初の部分（例えば 4x2）は、車輪軸受そして駆動輪の数を示しています。フロントアクスルの車輪（またはアクスル）は常に、操舵可能なものになっています。 / 車両が第一ドライビングリヤアクスルの前にタグアクスルを装備することを示します。 * 車両が最後のドライビングアクスルの後ろにタグアクスルを装備することを示します。 4x2 タグアクスル位置用のシンボルが使用される場合、ステアリングホイールの個数がそれに続きます。 6x2 305 180 例えば、8x2*6： 8 個の荷重支持ホイール、2 個のドライビングホイール、最後のドライビングアクスルの後ろにタグアクスル、および 6 個のステアリングホイール。 320 994 305 181 6x2/2 6x2*4 305 183 305 182 6x2/4 02:00-00 発行 6 ja-JP 6 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称 8x2 305 185 305 184 6x4 8x2*6 305 187 305 186 8x4 4x4 305 188 305 189 8x2/4 8x4*4 305 191 305 190 6x6 02:00-00 発行 6 ja-JP 7 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称積載運行等級走行条件は、各輸送タイプ - つまり、長距離の牽引業務、配送作業、建設関係輸送業務によって異なります。このため、スカニアはシャシコンポーネントを各種運送タイプおよび路面に合わせて最適化することにしました。適切な運行タイプを選択することによって、カスタマーは最適な強度、適正な重量、および特定運行条件に合った車両を得ることができます。スカニアでは、3 つの業務等級を定義しています： M 中度 - 舗装され、整備が行き届いた道路での輸送。 H 重度 - 舗装されているが整備されていない、または整備されているが舗装されていない道路での輸送 E 超重度 - オフロードまたは整備されず舗装もされていない道路での輸送シャシ高さシャシハイト値は、シャシフレームの上端部からリヤドライビングアクスルの中心までの距離およびシャシフレームの上端部からフロントアクスルの中心までの距離に基づく相対的シャシ高さを示します。 E 極度に低い L 低 N 通常 S セミハイ H 高サスペンション A リーフスプリングサスペンションフロントおよびエアサスペンションリヤ B エアサスペンションフロントおよびリヤ Z リーフスプリングサスペンションフロントおよびリヤ 02:00-00 発行 6 ja-JP 8 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称キャブタイプの表記において、「cab」は、シャシから測定したキャブの一部分を示します。トラックキャブの完全なタイプ指定は以下のように構成されます：キャブ長さルーフ高さ 305 192 キャブタイプキャブタイプキャブはシャシフレームに対するフロアの高さに基づいて各クラスに分類されます。 C キャブ CP ローフォワードコントロールキャブ CG ミディアムフォワードコントロールキャブ CR ハイフォワードコントロールキャブ CT ボンネット付キャブa 305 193 a. ボンネット付キャブはスカニアレンジから外されましたので、今では注文できません。 P キャブ、G キャブおよび R キャブ 02:00-00 発行 6 ja-JP 9 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称キャブ長さキャブ長さはドライバーエリアのフロアレベルでのフロントとリヤウォール間の内側距離 (dm) です。 14 ショートキャブ 16 19 デイキャブスリーパーキャブ 28 5-6 人用クルーキャブ 31 6-8 人用ロングクルーキャブ 32 拡張スリーパーキャブルーフ高さ N 通常 L 低 E 低乗降ステップ、通常ルーフ高さ H 高 T フルハイト記号表記システムの使用共通市場名： CP19E CP28 CP31 CR19H CR19T ローエントリースカニアクルーキャブロングスカニアクルキャブスカニアハイラインスカニアトップライン 02:00-00 発行 6 ja-JP 10 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden シャシ情報およびモデル名称モデルの名称 3 種類の長さの標準キャブ 4 種類のルーフ高さの標準キャブ低乗降ステップ付きキャブ 02:00-00 発行 6 ja-JP 305 197 305 196 305 195 305 194 キャブ構成 2 種類の長さのクルーキャブ 11 (11) © Scania CV AB 2011, Sweden