平成25年 6月2日

流体工学演習問題(8)
(平成26年6月2日)
跳水
注) 重力加速度g=9.807m/s2とする.単位はSI単位を用いること.
開水路
【問題1】 右図に示すような全幅堰を通過した流れが,幅3.0mの長方形断面の開水路に水が流
れている.以下の問いに答えよ.
Q
H2
Q
H1
①堰の水頭をH=1.2mとした時,この開水路を流れる水の流量を求めよ.
B
D
H
α
Q
3
1.5
1.2
0.44
7.68473482
  0.4  0.05H / D
Q   2 g BH
3/ 2
3.0m
 7.6847  ≒ 7.685m /s
3
全幅堰
②開水路での水深がそれぞれH1=0.4m,0.8m,1.2mのとき,流れの状態は「常流」か「射流」かを
判定せよ.ただし,流量は①と同じとする.
H1=
0 4 u=Q/(BH)=
0.4
6 403945684 Fr=u/(gH) 0.5
6.403945684
3 233326 射流(Fr>1)
3.233326
H1=
0.8 u=Q/(BH)=
3.201972842 Fr=u/(gH) 0.5
1.143154 射流(Fr>1)
1.2 u=Q/(BH)=
0.5
0.622254 常流(Fr<1)
H1=
2.134648561 Fr=u/(gH)
1.2m
全幅堰
1.5m
③上記②で射流と判定された水深において,跳水が発生する場合,跳水後の水深H2を求めよ.
H 1=
H 1=
0.4 Fr=
0.8
0
8 Fr=
F=
3.23332646 h=
1.143153533
1
143153533 h=
4.09987 H2=h*H1=
1.192217
1
192217 H2=h*H1=
1.6399
0 9538
0.9538
【問題2】 右図に示すような台形断面を有し,表面が打ち放しのコンクリートの開水路に流量
8.0m3/sの水を流す.水路底面の勾配が1/1000の場合,最小断面積となる水路幅Bと水深Hを決
定せよ.(小数点以下1桁までで良い)
B
0.7
0.8
0.9
1
1.1
1.2
1.3
1.4
Q
勾配(tanθ
打ち放しn
Am2/3
Am2/3/B8/3
Am2/3/B8/4
Am2/3/B8/5
Am2/3/B8/6
Am2/3/B8/7
Am2/3/B8/8
Am2/3/B8/9
Am2/3/B8/10
8
0.001
0.015
3.794733
9.823203
6.880309
5.025754
3.794733
2.943071
2.333626
1.885091
1.547058
H/B
2.240932
1.892223
1.629968
1.426328
1.264121
1.1322
1.023037
0.931374
A
3.558727
3.502546
3.472278
3.460741
3.463171
3.476272
3.497694
3.525709
°
H
B
エンジニアのための基礎流体工学 図2.5よりH/Bを求める.
B =1.0m ,H=1.4m