磁気トルカ較正試験結果 - 有限会社QPS研究所

測定結果(1)
0deg での電圧対磁束密度
-1V
1V (0.897)
0V
-0.5V
0.5V
測定結果-磁気モーメント変換後
0deg での電圧対磁気モーメント値
測定結果(2)
まとめ
• 6本の磁気トルカ,それぞれにおいて電圧と磁気
モーメントの間での線形性を確認し,これらの間の
相関式を算出した.
torquer NO.
1
2
3
4
5
6
MODE
詳細
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詳細
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詳細
Scan
詳細
Scan
詳細
Scan
詳細
Scan
Formulation
M[Am2]=-0.0591V[vol]2+0.9223V[vol]+0.0044
M[Am2]=0.9576V[vol]-0.0006
M[Am2]=0.9474V[vol]-0.0032
M[Am2]=0.9405V[vol]+0.0018
M[Am2]=0.9522V[vol]+0.0012
M[Am2]=0.9506V[vol]-0.0004
M[Am2]=0.9373V[vol]+0.0005
M[Am2]=0.9317V[vol]+0.00009
M[Am2]=0.9454V[vol]+0.0006
M[Am2]=0.9412V[vol]+0.0003
M[Am2]=0.9472V[vol]-0.0009
M[Am2]=0.9402V[vol]-0.0004
今後の課題
• 姿勢制御ユニットの改良
・指令電圧と印加電圧の誤差を小さくする.
→もしくは誤差の少ないところのみを制御に使用.
(→今回は1のトルカ以外実際に測定された印加電
圧の値を利用してグラフ化.)
電圧のかけ始めに過剰電圧が流れる傾向が見受け
られた.
• 実際の制御ステップの考察
・電圧をかける前後の磁束密度の変化の変化時間と割合を詳
しく測定する必要がある.
→今回は電圧・電流計・制御ユニットと磁気センサのデータを
収得するPCの間で時刻データのずれがあり,詳細な解析は
難しい.
• 理論式の改善
・理論式と計測値からの値の間に,どのケースもほぼ一定の
誤差がある.
→理論式の方に誤差がある可能性が高い.
→しかし,電流からと電圧からの理論値の間の誤差は少な
い.
2006年実験結果との比較
磁気モーメント計測結果
2
-0.25
-0.2
Generated Magnetic Moment[Am2]
磁気モーメント[A㎡]
1.5
1
1
0.5
0.5
0
0
-0.15
-0.1
-0.05
0
-0.5
-0.5
-1
-1
-1.5
-1.5
-0.15
-0.1
-0.05
0.05
0
0.05
Input Current[A]
-2
電流値[A]
0.1
0.15
0.2
設計値
実験値パーマロイPB
実験値パーマロイPC
0.1
0.15
0.25
2007年実験結果との比較