1 a > 0, b > 0, c > 0 のとき 1 log x→0 x lim ax + bx + cx 3 を求めよ (慶応大) 1 2 x の 3 次関数 f (x) = ax3 + bx2 + cx + d が、3 つの条件 f (1) = 1,f (−1) = −1, 1 bx2 + cx + ddx = 1 −1 を全て満たしているとする。このようなの中で定積分 I= 1 2 2 {f (x)} dx −1 を最小にするときの f (x) を求めよ。 (11 東京大文科改) 2 3 関数 fn (x)(n = 1, 2, 3…………) を次のように定める。 f1 (x) = x3 − 3x f2 (x) ={f1 (x)}3 − 3f1 (x) f3 (x) ={f2 (x)}3 − 3f2 (x) 以下同様に n ≥ 3 に対して関数 fn (x) が定まった数ならば関数 fn+1 (x) を fn+1 (x) ={fn (x)}3 − 3fn (x) で定める。 (1) a を実数とする。f1 (x) = a を満たす実数 x の個数を求めよ。 (2) a を実数とする。f2 (x) = a を満たす実数 x の個数を求めよ。 (3) n を 3 以上の自然数とする。fn (x) = 0 をみたす実数 x の個数は 3n であることを 示せ。 (04 東大 4) [答] (1) |a| > 2 1個,|a| = 2 2個,|a| < 2 3個 (2) |a| > 2 1個,|a| = 2 5個,|a| < 2 9個 3 4 a, b, c を実数として,a = 0 とする。2次関数 f (x) = ax2 + bx + c が次の条件 (A),(B) をみたすとする。(A) f (−1) = −1, f (1) = 1 (B)−1 ≤ x ≤ 1 を満たすすべての x に対し f (x) ≤ 3x2 − 1 このとき I= 1 (f (x))2 dx −1 の取りうる範囲を求めよ。 (03 東大 1) [答] I≥ √ 44 − 16 3 3 4 5 a は 0 でない実数とする。関数 1 f (x) = (3x2 − 4)(x − a + ) 4 の極大値と極小値の差が最小となる a を求めよ。 (98 東大 1) [答] a±1 5 6 n を2以上の自然数として f (x) = xn + px + q(p, q : 実数) の形の n 次関数について積分 I= 1 2 1 f (x)2 dx −1 を考える。I を最小とするような (p, q) が唯一組存在することを示し,そのような (p, q) と I の最小値を求めよ。 (93 東大 4) [答] (n − 1)2 (n + 2)2 (2n + 1) 6 7 a > 0, t > 0 に対して定積分 a S(a, t) = 0 e−x − 1 dx を考える t (1) a を固定したとき、t の関数 S(a, t) の最小値 m(a) を求めよ (2) lim a→0 m(a) を求めよ a2 (01 東工大 1) [答] (1) a (e− 2 − 1)2 (2) 1 4 7 8 実数 x に対して π 2 f (x) = 0 | cos t − x sin 2t|dt とおく。 (1) 関数 f (x) の最小値を求めよ (2) 定積分 1 f (x)dx を求めよ 0 (11 東工大 2) [答] (1) √ 2−1 (2) 1 (1 + 2 log 2) 4 8 9 f (x) = 1 − cos x − x sin x とおく。 (1) 0 < x < π において,f (x) = 0 は唯一の解を持つことを示せ (2) π J= 0 |f (x)|dx とする。(1) の唯一の解を α とするとき,J を sin α の式で表せ。 (3) (2) で定義された J と √ 2 の大小を比較せよ。 (10 東工大 1) [答] (1) 2 sin α (2) J> √ 2 9 10 実数 x に対し,x 以上の最小の整数を f (x) とする。a, b を正の実数とするとき,極限 lim xc x→∞ 1 1 − f (ax − 7) f (bx + 3) が収束するような実数 c の最大値とそのときの極限値を求めよ。 (8 東工大 2) [答] a = b のとき c = 1 b−a 10 ,a = b のとき c = 2 2 ab a 10 11 数列{an }を次式で定義する。 e an = (log x)n dx (n = 1, 2, ………) 1 (1) n ≥ 3 のとき次の漸化式を示せ an = (n − 1)(an−2 − an−1 ) (2)n ≥ 1 に対し,an > an+1 > 0 となることを示せ (3)n ≥ 2 のとき,以下の不等式を示せ a2n < 3・5・…………・(2n − 1) (e − 2) 4・6・…………・2n (05 東工大 1) 11 12 実数 a 対して, 積分 π 4 f (a) = 0 | sin x − a cos x|dx を考える。f (a) の最小値を求めよ。 (2 東工大 1) [答] √ √ 14 − 2 − 2 2 12 13 正の実数 a, b に対して A = (a + b)p ,B = 2p−1 (ap + bp ) の大小関係を調べよ (99 東工大 1) [答] 0 < p < 1 A ≥ B ,p = 1 A = B ,1 < p A ≤ B 13 14 2 以上の自然数 n に対して, 1 0 n−1 t2n−1 et dt + k=1 2n−1 P2n−2k 2k + 1 e = (2n − 1)! を示せ。 (99 東工大 4) 14 15 (1) 極限値 2n lim n→∞ k=n 1 k を求めよ (2) 任意の正数 a に対して 2n lim n→∞ k=n 1 a+k は (1) と同じ極限をもつことを証明せよ (97 東工大 2) [答] (1) log 2 15 16 点 P から放物線 y = 12 x2 へ2本の接線が引けるときの,x の接点を A,B とし,線分 PA, PB およびこの放物線で囲まれる図形の面積を S とする。PA,PB が直交するときの S の 最小値を求めよ。 (09 東工大 1) [答] 1 3 16 17 正の実数 a, b に対し,x > 0 で定義された2つの関数 xa と log bx のグラフが1点で接す るとする。 (1) 接点の座標 (s, t) を a を用いて表せ。また b を a の関数として表せ。 (2) 0 < h < s を満たす h に対し,直線 x = h および2つの曲線 y = xa , y = log bx で 囲まれる領域の面積を A(h) とする。 lim A(h) h→0 を a で表せ。 (08 東工大 1) [答] (1) 1 1 (a− a , a−1 ), b = (ea) a (2) 1 1 a1− a a+1 17 18 正の実数 a に対して,放物線 y = x2 との点 A(a, a2 ) における接線を A を中心に −30 °回転した直線を l とする。l と y = x2 との交点で A でない方を B とする。さらに点 (a, 0) を C, 原点を O とする。 (1) l の式を求めよ (2) 線分 OC,CA と y = x2 で囲まれる部分の面積を S(a), 線分 AB と y = x2 で囲まれ る部分の面積を T (a) とする。このとき, lim a→∞ T (a) S(a) を求めよ。 (東工大) [答] (1) √ 2 3−1 √ (x − a) + a2 y= 2a + 3 (2) 4 18 19 (1)a, b を正の実数とし, g(t) = 1 a t − log t b とおく。t > 0 における関数 g(t) の増減を調べ極値を求めよ。 (2)m を正の定数とし,xy 座標平面において条件 (a) y > x > 0 (b) すべての t > 0 に対し, 1 x t − log t ≥ m y を満たす点(x, y )からなる領域を D とする。D の概形を図示せよ。 (3) (2) の領域 D の面積を求めよ。 (06 東工大 2) [答] (1) 1 a 極小: (1 − log b b 1 )(x = ( )) a ,極大:なし a a (2) 略 (3) 2e − 5 2m2 19 20 a, b を正の実数とする (1) 区間 a < x における関数 f (x) = x4 (x − a)3 の増減を調べよ。(2) 区間 a < x における関数 g(x) = 1 b − 3 2 (x − a) x のグラフと相異なる3点で交わる x 軸に平行な直線が存在するための必要十分条件を求 めよ。 (東工大) [答] (1) a ≤ x < 4a:減少,4a ≤ x:増加 (2) 512 a<b 81 20 21 xyz 空間の原点と点 (1,1,1) を通る直線を l とする。 (1) l 上の点 ( 3t , 3t , 3t ) を通り l と垂直な平面が、xy 平面と交わってできる直線の方程式を 求めよ。 (2) 不等式 0 ≤ y ≤ x(1 − x) の表す xy 平面内の領域を D とする。l を軸として D を回 転させて得られる回転体の体積を求めよ。 (09 東工大) [答] (1) x+y =t (2) √ 2 3π 45 21 22A a を実数とし、x > 0 で定義された関数 f (x), g(x) を次のように定める。 f (x) = cos x x g(x) = sin x + ax このとき y = f (x) のグラフと y = g(x) のグラフが x > 0 において共有点をちょうど3 つ持つような a をすべて求めよ (13 東大 2) [答] a=− 2 2 2 , <a< 5π 7π 3π 1 22B f (x) = a k − (k は正の定数) 2 x x−2 が x > 2 の範囲に極値を持つときの a の範囲を求めよ。 (慶応医) [答] a> 27 k 4 2 放物線 y = x2 上に点 P,Q がある。線分 PQ の中点の y 座標を h とする。 (1) 線分 PQ の長さを L と傾き m で,h を表せ。 (2)L を固定したとき,h がとりうる値の最小値を求めよ。 (8 東大 4) [答] 0<L≤1: 1 2 1 L ,1 < L : (2L − 1) 4 4 3 映像:(難問)極限1 24 関数 f (x) を f (x) = 1 x 1 + e−2(x−1) 2 とする。 (1)x > 1 2 ならば 0 ≤ f (x) < 1 2 であることを示せ。 (2)x0 を正の数とするとき,数列 xn (n = 0, 1, 2, ………) を xn+1 = f (xn ) によって定める。x0 > 1 であれば, lim xn = 1 であることを示せ。 2 n→∞ (5 東大 3) 4 25 a は正の実数とする。xy 平面の y 軸上に点 P(0, a) をとる。 y= x2 +1 x2 のグラフを C とする。C 上の点 Q で次の条件を満たすものが原点 O 以外に存在するよ うな a の範囲を 求めよ。 条件:Q における C の接線が直線 PQ と直交する。 (2 東大 4) [答] a> 1 2 5 26 時刻 t における座標が x = 2 cos t + cos 2t y = sin 2t で表される xy 平面上の点 P の運動を考える。 (1) P の速さ,すなわち速度ベクトル dx dy , dt dt の大きさの最大値と最小値を求めよ。 (2) t が 0 ≤ t < 2π の範囲を動く間に P が2回以上通過する点が唯一つ存在すること を示し,その点を通過する各々の時刻 t での速度ベクトルを求め図示せよ。 (93 東大 6) [答] (1) √ √ 2 6 9 最大値: 13 ,最小値: (2) dx dy , dt dt t= π : (−2, −2) 2 t = π : (0, 2) t= 3 π : (2, −2) 2 6 27 (1) 自然数 n = 1, 2, 3, ……… に対して,ある多項式 pn (x), qn (x) が存在して, sin nθ = pn (tan θ) cosn θ cos nθ = qn (tan θ) cosn θ と書けることを示せ。 (2) このとき,n > 1 ならば次の等式が成立することを証明せよ。 pn (x) = nqn−1 (x) qn (x) = −npn−1 (x) (91 東大 4) 7 28 xy 平面において座標 (x, y) が不等式 x ≥ 0, y ≥ 0, xy ≤ 1 を満たすような点 D(x, y) の作る集合を D とする。 1 c 3点 A(a, 0),B(0, b),C(c, ) を頂点とし,D に含まれる△ ABC はどのような場合に面積 が最大になるか。また,面積の最大値を求めよ。ただし,a ≥ 0, b ≥ 0, c ≥ 0 とする。 (86 東大 1) [答] c, 1 c に対して, A(2c, 0), B(0, 0) または A(0, 0), B 0, 8 2 c 29 a ≥ 1 とする。xy 平面において,不等式 0≤x≤ π ,1 ≤ y ≤ a sin x 2 によって定められる領域の面積を S ,不等式 0≤x≤ π ,0 ≤ y ≤ a sin x ,0 ≤ y ≤ 1 2 によって定められる領域の面積を S2 とする。S2 − S1 を最大にするような a の値と S2 − S1 の最大値を求めよ。 (85 東大 1) [答] √ 2 3 π a= のとき 3 3 9 30 (1)0 < x < a を満たす実数 x, a に対し,次を示せ。 2x < a a+x a−x 1 dt < x t 1 1 + a+x a−x (2) (1) を利用して,次を示せ。 0.68 < log 2 < 0.71 ただし,log 2 は 2 の自然対数である。 (07 東大 6) 10 31 x > 0 を定義域とする関数 f (x) = 12(e3x − 3ex ) e2x − 1 について以下の問に答えよ。 (1) 関数 y = f (x)(x > 0) は実数全体を定義域とする逆関数を持つことを示せ。すなは ち,任意の実数 a に対して,f (x) = a となる x > 0 がただ1つ存在することを示せ。 (2) 前問 (1) で定められたが逆関数を y = g(x)(−∞ < x < ∞) とする。このとき 27 g(x)dx 8 を求めよ。 (06 東大 6) [答] 39 log 3 − 20 log 2 − 12 11 32 半径 10 の円 C がある。半径 3 の円板 D を,円 C に内接させながら円 C の円周に沿っ て滑らすことなく転がす。円板 D の周上の1点を P とする。点 P が円 C の円周に接し てから再び円 C の円周に接するまでに描く曲線は,円 C を2つの部分に分ける。小さい 方の面積を求めよ。 (04 東大 3) [答] 108π 5 12 33 O を原点とする xyz 空間に点 R k n, 1 − nk , 0 , (k = 0, 1, …………, n) をとる。また,x 軸 上 z ≥ 0 の部分に点 Qk を線分 Pk Qk の長さが 1 になるようにとる。三角錐 OPk Pk+1 Qk の体積を Vk とおいて,極値 lim n→∞ n−1 Vk を求めよ。 k=0 (02 東大 5) [答] √ 2 π 48 13 34 次の等式を満たす関数 f (x)(0 ≤ x ≤ 2π) がただ1つ定まるための実数 a, b の条件を求め よ。またそのときの f (x) を決定せよ。 f (x) = a 2π 2π sin(x + y)f (y)dy + 0 b 2π 2π 0 cos(x − y)f (y)dy + sin x + cos x ただし,f (x) は 0 ≤ x ≤ 2π で連続な関数とする。 (01 東大 2) [答] 2 (sin x + cos x) 2−a−b 14 35 実数 t > 1 に対し,xy 平面上の点 O(0,0),P(1,1),Q t, 1 t を頂点とする三角形の面積を a(t) とし,線分 OP,OQ と双曲線 xy = 1 とで囲まれた部分の面積を b(t) とする。この とき c(t) = b(t) a(t) とおくと,関数 c(t) は t > 1 においてつねに減少することを示せ。 (01 東大 3) 15 36 π ex sin2 xdx > 8 を示せ。 0 π = 3.14………, e = 2.71…… (99 東大 6) 16 37 f (x) = 1 − sin x に対し, x g(x) = 0 (x − t)f (t)dt このとき,任意の実数 x, y について, g(x + y) + g(x − y) ≥ 2g(x) が成り立つことを示せ。 (95 東大 2) 17 38 a を正の実数とし,空間内の2つの円板 D1 ={(x, y, z|x2 + y 2 ≤ 1, z = a)} D2 ={(x, y, z|x2 + y 2 ≤ 1, z = −a)} を考える。D1 を y 軸回りに 180°か移転して D2 に重ねる。ただし,回転は z 軸の正の 部分を x 軸の正の方向に傾ける向きとする。この回転の間に D1 が通る部分を E とする。 E の体積を V (a) とし,この回転の間に,D1 が通る部分を E とする。E の体積を V (a) とし,E と{(x, y, z)|x ≥ 0}との共通部分の体積を W (a) とする。 (1)W (a) を求めよ。 (2) lim V (a) a→∞ を求めよ。 (09 東大 4) [答] (1) 2 π 3 (2) 2 π 3 18 39 r を正の実数とする。xyz 空間において x2 + y 2 ≤ r 2 y2 + z 2 ≥ r2 z 2 + x2 ≤ r2 をみたす点全体がなす立体の体積を求めよ。 (05 東大 6) [答] √ 32 8 2− 3 r3 19 40 r を正の実数とする。xyz 空間内の原点 (0,0,0) を中心とする半径1の球を A,点 P(r, 0, 0) を中心とする半径 1 の球を B とする。球 A と球 B の和集合の体積を V とする。ただし, 球 A と球 B の和集合とは,球 A または球 B の少なくとも一方に含まれる点全体よりな る立体のことである。 (1) V を r の関数として表し,グラフの概形を書け。 (2) V = 8 となるとき,r の値はいくらか。四捨五入して小数第一位まで求めよ。 (3.14 < π < 3.15) (04 東大 5) [答] (1) r≥2: 8 π π ,0 < r < 2 : 12r − r3 + 16 3 12 (2) 1.5 20 41 xyz 空間において,平面 z = 0 との原点を中心とする半径 2 の円を底面とし,点 (0,0,1) を頂点とする円すいを A とする。半径 2 の円を底面とし,点 (0,0,1) を頂点とする円すい を A とする。次に平面 z = 0 上の点 (1,0,0) を中心とする半径 1 の円を H, 平面 z = 1 上 の点 (1,0,1) を中心とする半径 1 の円を K とする。H と K を2つの底面とする円柱を B とする。 円すい A と円柱 B の共通部分を C とする。0 ≤ t ≤ 1 を満たす実数 t に対し,平面 z = t により C の切り口の面積を S(t) とおく。 (1) 0 ≤ θ ≤ (2) C の体積 π とする。t = 1 − cos θ のとき S(t) を θ で表せ。 2 1 S(t)dt 0 を求めよ。 (03 東大 3) [答] (1) S = π − 2θ − sin 2θ + 4θ cos2 θ (2) π− 16 9 21 42 xyz 空間内の円板 x2 + y 2 = R2 , R > 0 を側面とする容器に,水面が z = 0 と一致するよ うに z ≤ 0 の部分に水が入っている。z ≥ 0 に対して定義された連続な関数 r(z) で r(0) = 0,0 ≤ r(z) < R をみたすものを考える。xz 平面内の不等式 0 ≤ x ≤ r(z) ,z ≥ 0 で表される領域を z 軸まわりに1回転してできる回転体を毎秒1の速さで下に動かすと, t 秒後には水面が z = f (t) に上昇するという。 t ≥ 0 に対し,f (t) = et − t − 1 であるとき,関数 r(z) を決定せよ。 (96 東大 5) [答] r(z) = R z z+1 22 43 xyz 空間において条件 x2 + y 2 ≤ z 2 ,z 2 ≤ x ,0 ≤ z ≤ 1 を満たす点 P(x, y, z) の全体からなる立体を考える。この立体の体積を V とし,0 ≤ k ≤ 1 に対し,z 軸と直交する平面 z = k による切り口の面積を S(k) とする。 (1)k = cos θ とおくとき S(k) を θ で表せ。ただし,0 ≤ θ ≤ (2)V の値を求めよ。 π とする。 2 (94 東大 3) [答] (1) θ cos2 θ − sin θ cos3 θ (2) 4 45 23 44 f (x) = πx2 sin πx2 とする。y = f (x) のグラフの 0 ≤ x ≤ 1 の部分と x 軸とで囲まれた 図形を y 軸まわりに回転させてできる立体の体積 V は, 1 V = 2π xf (x)dx 0 で与えられることを示し,この値を求めよ。 (89 東大 5) [答] π 24 45 xyz 空間において,点 P は yz 平面上に放物線 z = 1 − y 2 上にあるとする。点 A(1,0,1) と P を結ぶ直線を x 軸まわりに回転して得られる曲面と2平面 x = 0, x = 1 によって囲 まれる部分の体積を V とする V を P の y 座標で表せ。また V の最小値を求めよ。 (87 東大 4) [答] V = π 4 2 (y − 2y 2 + 3) ,最小値: π 3 3 25 46 次の不等式を考える。2 以上の自然数 n,k = 1, 2, ……… とし xk > 0 とすると, x1 + x2 + ………… + xn ≥n n が成立することを示す。 x1 + x2 + ………… + xn (1) n n k=1 x1 x2 ………xn = α とするとき, 1 xk α を求めよ。 (2) y = log x において,このグラフが上に凸であることと,x = α から引いた接線の方程 式を示せ。 (3) 上の不等式を示せ。 (創作) 26
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