数学1A基礎No8

数学ⅠA基礎No8
( )組( )番 名前( ) 解説
解説
1 n =1 のとき n は素数ではない。
2
5 0 1 1 2a + 0 6 - b 1a -3b = 0 2a - b 10 a +3 1
n =2 のとき n +2=4 は素数ではない。
0 2 1 (A) から 0 x -5 10 x +3 1 ( 0 よって -3 (x( 5 …… ①
0 1 1 を利用して,(B) から 0 2x - k 10 x +3 1 ( 0
n =3 のとき n =3 ,n +2=5 ,n +4=7 はすべて素数である。
3 以外の素数はすべて 3 で割り切れないから,n (n) 4) が素数であるとき,n =3k +1
または n =3k +2 (k は自然数) と表される。
k
4 1 5 <-3 すなわち k <-6 のとき
2
[1] n =3k +1 のとき
(B) の解は n +2 = 0 3k +1 1 +2 =3k +3 =30 k +1 1
これがすべて ① を満たすことはないから,不適。
k +1 は 2 以上の自然数であるから,n +2 は素数ではない。
k
4 2 5 =-3 すなわち k =-6 のとき
2
[2] n =3k +2 のとき
n +4 = 0 3k +2 1 +4 =3k +6 =30 k +2 1
k +2 は 3 以上の自然数であるから,n +4 は素数ではない。
(B) の解は x =-3 これは ① を満たす。
k
4 3 5 -3< すなわち -6< k のとき
2
以上から,n,n +2 ,n +4 がすべて素数であるのは n =3 の場合だけである。
解説
(B) の解は -3 (x(
2 f 0 x1 = x 2 -2ax + a +6 とする。
y = f 0 x1 のグラフは下に凸の放物線で,軸は直線 x = a である。
y
4 1 5 ~ 4 3 5 から -6 (k( 10
a +6
ことである。
よって,f 0 x1 =0 の判別式を D とすると
F
解説
+
a
D
= 0 -a1 2 - 0 a + 61 > 0 …… ①
4
…… ②
f 0 01 = a + 6 > 0
…… ③
k
( 5 よって k( 10
2
-6< k であるから -6< k( 10
のグラフが,x 軸の負の部分と,異なる 2 点で交わる
軸について a < 0
k
2
これがすべて ① を満たすための条件は (1) 異なる 2 つの負の解をもつための条件は,y = f 0 x1
k
(x( -3
2
6 (1) 辺の長さは正であるから x 2 -2x >0 かつ 4- x >0
O x
よって x <0 ,2< x <4 …… ①
U x 2 - 2x の辺が他の 2 辺より短くないから
U x 2 - 2x ) 4- x …… ②, U x 2 - 2x ) 2 …… ③
① から 0 a +21 0 a -31 >0
また,三角形の成立条件から U x 2 - 2x < 0 4 - x 1 +2 …… ④
よって a <-2,3< a …… ④
③ から a >-6 …… ⑤
② の両辺は正であるから,2 乗して x 2 -2x) 16-8x + x 2
②,④,⑤ の共通範囲を求めて -6< a <-2
よって x)
(2) すべての解が 1 より大きいための条件は,y = f 0 x1
y
③ の両辺は正であるから,2 乗して x 2 -2x) 4
のグラフが x 軸の x >1 の部分と 2 つの共有点をもつ
か,または接することである。
ゆえに x 2 -2x-4 ) 0 よって x( 1-U 5 ,1+ U5 (x …… ③-
7- a
したがって
F
軸について a > 1
f 0 11 = 7 - a > 0
① から 0 a +21 0 a -31 ) 0
④ の両辺は正であるから,2 乗して x 2 -2x < x 2 -12x +36
+
D
= 0 -a1 2 - 0 a + 61 ) 0 …… ①
4
8
…… ②3
O
a
18
…… ④5
よって x <
x
1
…… ②
①,②-,③-,④- の共通範囲を求めて 1+ U 5 (x <
…… ③
(2) ⑤ のとき,4- x <2 ( U x 2 - 2x であるから,4- x の辺が最短となる。
よって,余弦定理により
よって a( -2,3 (a …… ④
③ から a <7 …… ⑤
cos h =
②,④,⑤ の共通範囲を求めて 3 (a <7
解説
(3) cos h =
3 0 x +1 10 y +1 10 xy +1 1 + xy = 0 xy + x + y +1 10 xy + 1 1 + xy = 60 xy +1 1 + x +y 70 xy + 1 1 + xy
= 0 xy + 1 1 2 + 0 x + y 10 xy +1 1 + xy
3
2
2 2 + 0 x 2 - 2x1 - 0 4 - x 1 2
]
2 ・ 2 ・ U x 2 - 2x
x- 2
3
=
x
2
= 60 xy +1 1 + x 760 xy +1 1 + y 7 = 0 xy + x +1 10 xy + y +1 1
= 6 x・y + 0 x +1 1 760 x +1 1・y +1 7 = 0 xy + x +1 10 xy + y +1 1
3
2
]
よって,そのグラフは右の図のようになる。
y
4
ゆえに C 0 t, - t +6t -51 0 1 (t ( 4 1
とすると D 0 t,t -1 1 である。
3
1
1
1
CD ・ 0 4 - t 1 + CD ・ 0 t-1 1
2
2
=
1
-t 2 +6t -51 - 0 t -1 17 ・3
2 60
2
] 0U
2
0U5 - 11
5 +11 0 U 5 - 11
3
x
4
AD BC EQ
=1
・
・
DB CE QA
12
12 1
3
△AEC=
△ABC
・ △ABC=
13
13 4
13
3
△ABC
13
よって △PQR= △ABC- 0 △AQC+ △BRA + △CPB 1 =
C
4
△ABC
13
したがって △PQR:△ABC=4:13
B
解説
8 (1) n は奇数であるから,n =2m +1 (m は整数) と表される。
よって,△ABC の面積を S とすると
S =
5 +1
3 4 EQ
=1 よって AQ:QE=12:1
・ ・
1 1 QA
ゆえに △AQC=
y
4
U 5 -1 = 3
3 U 5 -1
3 5 - 11
= 0U
・
2
2
4
同様にして △BRA= △CPB=
2
]U
B
3
直線 AB の方程式は y = x -1 であるから,
2
が最大になるときである。
x
7 △ABE と直線 CD にメネラウスの定理を適用すると O
をD とする。
x- 2
x
解説
A
(2) C から x 軸に下ろした垂線と,直線 AB の交点
]
2
01 + U 5 1 - 2 = 3
2
1+U 5
=
解説
と変形される。
60 x- 2 1
3
=
2
4U x0x - 2 1
したがって,⑤ の範囲で cos h は x =1+U 5 のとき最小になり,最小値は
= x0 x +1 1y 2 + 6 0 x +1 1 2 + x7 y + x +1
y =-0 x - 3 1 2 +4 0 1 (x ( 4 1
=
]1- x
よって,cos h が最小になるのは,
t 0 x +1 10 y +1 10 xy +1 1 + xy = 0 x +1 16 xy 2 + 0 x +1 1y +17 + xy
4 (1) 与えられた関数の式は
18
…… ⑤
5
D
よって n 2 -1= 0 2m+ 1 1 2 -1 =4m 2+4m =4m0 m +1 1
A
O
1
t 3
4
m,m +1 は連続する 2 整数であるから,その積は 2 の倍数である。
x
したがって,n 2 -1 は 8 の倍数である。
(2) n 5 - n = n0 n 4 -11 = n0 n 2 -11 0 n 2 +11 = 0 n -1 1n0 n +1 10 n 2 +11
3
=- 0 t 2 -5t +41 …… ①
2
n -1 ,n,n +1 は連続する 3 整数であるから,その積は 3 の倍数である。
3
△ABC の面積が 3 であるから,① より - 0 t 2 -5t +41 =3
2
(3) n 5 - n は n 2 -1 を因数にもつから,(1) より 8 の倍数である。
整理すると t 2 -5t +6=0 これを解くと t =2,3
これと (2) から,n 5 - n は 24 の倍数である。
これらは 1 (t( 4 を満たす。
よって,n 5 - n が 120 の倍数であることを示すには,5 の倍数であることを示せばよい。
よって,点 C の座標は 0 2,3 1,0 3,4 1
n は 5k,5k$1 ,5k$2 (k は整数) のどれかの形で表される。
したがって,n 5 - n は 3 の倍数である。
-1-
数学ⅠA基礎No8
( )組( )番 名前( ) n 5 - n = 0 n -1 1n0 n +1 10 n 2 +11
[1] n =5k のとき n が 5 の倍数になる。
[2] n =5k +1 のとき
n -1=5k であるから,n -1 が 5 の倍数になる。
[3] n =5k -1 のとき
n +1=5k であるから,n +1 が 5 の倍数になる。
[4] n =5k$ 2 のとき
n 2 +1= 0 5k $ 2 1 2 +1 =50 5k 2 $ 4k +11 (複号同順)
よって,n 2 +1 が 5 の倍数になる。
[1] ~ [4] から,n 5 - n は 5 の倍数である。
したがって,n 5 - n は 120 の倍数である。
t 2 つの整数 a,b について,a - b が正の整数 m の倍数であるとき,a6b (mod m)
と表す。
(1) n は奇数であるから,n6$ 1 (mod 8),n6$ 3 (mod 8) のいずれかが成り立つ。
(以下すべて複号同順)
n6$ 1 (mod 8) のとき n 2 -160 $1 1 2 -1 =0 (mod 8)
n6$ 3 (mod 8) のとき n 2 -160 $3 1 2 -1 =860 (mod 8)
ゆえに,いずれの場合も n 2 -1 は 8 の倍数である。
(2) n60 (mod 3),n6$ 1 (mod 3) のいずれかが成り立つ。
n60 (mod 3) のとき n 5 - n60 5 -0 =0 (mod 3)
n6$ 1 (mod 3) のとき n 5 - n60 $1 1 5 - 0 $1 1 =0 (mod 3)
ゆえに,いずれの場合も n 5 - n は 3 の倍数である。
(3) (1),(2) より,n 5 - n が 5 の倍数であることを示せばよい。
n60 (mod 5),n6$ 1 (mod 5),n6$ 2 (mod 5) のいずれかが成り立つ。
n60 (mod 5) のとき n 5 - n60 5 -0 =0 (mod 5)
n6$ 1 (mod 5) のとき n 5 - n60 $1 1 5 - 0 $1 1 =0 (mod 5)
n6$ 2 (mod 5) のとき n 5 - n60 $2 1 5 - 0 $2 1 = $30 60 (mod 5)
ゆえに,いずれの場合も n 5 - n は 5 の倍数であるから,n 5 - n は 120 の倍数である。
解説
9 4x 2 - y 2 +2x - y = 0 2x + y 10 2x - y 1 +2x - y
= 0 ア 2x + y + イ 11 0 ウ 2x - y1
x,y が正の整数であるとき,x) 1 かつ y) 1 より 2x + y +1 ) 4
また,0 2x + y +1 1 + 0 2x - y 1 =4x +1 (奇数) であるから,2x + y +1 と 2x - y の偶奇は
一致しない。
したがって,4x 2 - y 2 +2x - y =8 すなわち 0 2x + y +1 10 2x - y 1 =8 を満たすのは,
2x + y +1=8 かつ 2x - y =1 のときのみである。
これを解いて x = エ 2 ,y = オ 3
解説
C
1
5 3
=
10 0 1 1 赤玉 5 個から 3 個を取り出す場合であるから,求める確率は 22
12 C 3
0 2 1 赤玉,白玉,青玉をそれぞれ 1 個ずつ取り出す場合であるから,求める確率は
3
5C1%4C1%3C1
=
11
12 C 3
0 3 1 4 1 5 赤玉と白玉を取り出す場合の数は
5 C 2 % 4 C 1 + 5 C 1 % 4 C 2 =40+30 =70 ( 通り )
4 2 5 赤玉と青玉を取り出す場合の数は
5 C 2 % 3 C 1 + 5 C 1 % 3 C 2 =30+15 =45 ( 通り )
4 3 5 白玉と青玉を取り出す場合の数は
4 C 2 % 3 C 1 + 4 C 1 % 3 C 2 =18+12 =30 ( 通り )
よって,求める確率は 70 + 45 + 30 145 29
=
=
220 44
12 C 3
解説
11 円の対称性から,P は線分 OA 上にあるとしても一般性
を失わない。
D
方べきの定理により
PA ・ PB=PC ・ PD
よって 0 5 -OP 10 5 +OP 1 =2 ・ 4
ゆえに 25- OP 2 =8 よって OP 2 =17
4
A
C
P
2
O
5
B
OP>0 であるから OP= U 17
-2-