AE法による切削状態の認識(基礎編)

技能・技術実践研修カリキュラム
コース番号
コ ー ス 名
期 間
定員
日数
3046
AE法による切削状態の認識
(基礎編)
平成27年3月18日(水)~ 3月20日(金)
平成27年2月18日(水)~2月20日(金)
10
3
開催会場
職業能力開発総合大学校(東京都小平市)
研修のねらい:動機械の各種診断技術、AE技術の基礎知識、切削状態の評価方法を学ぶ。切削実験によ
研修のねらい るAE信号の取得方法とAE信号の解析方法を検討する。
及び到達目標
到達目標:切削状態のAE技術による評価の方法を習得する。
研修対象者
と
前提条件
対象者:切削加工や機械保全および加工現象のインプロセス計測に関係する方で、AE技術による動機
械等の診断技術に関心のある方
前提条件:①切削加工に関する知識及び技能検定1級程度の能力があること。
②振動数や周期などのデジタル計測の基本的知識があること。
学科
項 目
1 切削加工に関する状態監視技術
(1)切削加工の品質に及ぼす影響因子
(2)切削状態監視技術の種類と特徴
和田
実技
1.5H
二宮
研
修
2 AE技術
(1)AEとは
(2)AE信号とパラメータ
(3)AE計測システム
3 AE法による状監視技術の事例
(1)動機械の焼付き現象のモニタリング
(2)切削工具の摩耗進行の状態評価
(3)その他の応用事例
和田
2H 和田
二宮
二宮
和田
1H
2.5H
二宮
内
容
4 切削状態の認識と評価パラメータ
(1)切削現象に与える切削条件の影響
(2)切削現象とAE信号の評価パラメータ
和田
1H 和田
二宮
二宮
5 切削実験とAEによる評価
(1)切削条件による検討
(2)被削材による検討
6 まとめ
全体的な質疑応答及びまとめ
和田
3H
6H
二宮
和田
1H
二宮
計
担当教員
(所属)
和 田、二 宮
(機械加工ユニット)
使用する機器
AE計測装置、汎用旋盤
及び教材等
8H
計
10H
関 連 情 報 シ ー ト
コース名
AE法による切削状態の認識
(基礎編)
レベル表示
専門
専門領域
切削加工技術
内 容
到達水準
(1)切削加工における品質に関して説明ができる。
(2)加工材料(被削材)の特性を説明できる。
(3)加工品質に与える影響因子を説明できる。
(4)AE信号から得られるパラメータを理解できる。
(5)加工品質に与える影響因子と関連するAE信号のパラメータを決定できる。
内 容
(1)この研修で使用します自作教材テキストを受講者皆様に配布します。
(2)受講者各自が研修で作成した資料・データを持参できます。
研修コースの
メリット
在職者訓練コース
AE(アコースティックエミッション)技術(応用編)
非破壊検査による品質評価技法
機械保全実践技術(事例・解決編)
AE(アコースティック・エミッション)法による設備診断・検査技術
分類番号
D101-29f-3
D101-28f-3
X101-08f-3
X101-10f-4
アビリティ訓練(システム または ユニット名)
分類番号
研修成果が
活用できる訓練
参考図書
及び
教 材
備 考
参考図書:(社)日本非破壊検査協会編、アコースティックエミッション試験Ⅱ