うちどく!

2015年 10月発行
睦合中学校 図書室
こどもブックライフサポーター川瀬
10
※HP用は写真を掲載していません
いよいよ読書に最適な秋の到来です。中間テスト・むつみの祭と行事が続き、忙しい毎日ですが、
興味のある本が見つかったら、ぜひ読んでみましょう。きっと世界が広がりますよ。
来月の読書週間に向けて、学芸委員とこどもブックライフサポーターがおすすめの本を準備中です。
どうぞ、お楽しみに!
〈貯蓄の日/10月17日〉
『中学生でもわかる経済学』
永濱利廣/KKベストセラーズ
(新着図書・分類番号:330)
世界が大きく転換していく今、日本がグローバル化のなかでどう生き残っていくのか。
価格の決め方から、年金や国債、TPPなどの世界経済までを、イラストを交えてわかり
やすく解説する。
〈原子力の日/10月26日〉
『日本のエネルギー、これからどうすればいいの?』
小出裕章/平凡社 (新着図書・分類番号:501)
原発廃止はもちろんだが、何よりも一人一人が日々の生活を考え直すべきだ。日本
のエネルギーの将来を、根本から考える。全体像がとらえにくい現代社会の問題を、
テーマごとにやさしくひも解くシリーズ。
〈ハロウィン/10月31日〉
『七人の魔法使い』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/徳間書店 (新着図書・分類番号:933)
ある日突然、災難はやってきた。町を陰で支配している魔法使いのひとりがよこした
「ゴロツキ」が、ハワードの家に居座ってしまったのだ。魔法使いは七人兄弟。目的は
いったい何なのか? 奇想天外なファンタジー。
うちどく!
『穴 HOLLS』
ルイス・サッカー/講談社文庫
(新着図書・分類番号933)
無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼
ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそ
うではないらしい。スタンリーは、ある日とうとう決死の脱出をする。友情とプライドをか
け、「約束の地」にたどり着くことはできるのか。
新着図書
『願いがかなう!夢ノートのすすめ』
杉山庸子/PHP研究所 (分類番号:159)
今、あまりほめられなくても、今、あまり自信がなくても大丈夫! きっと「もっとステキ」
になれるから・・・。楽しくて幸せな将来につながる「夢ノート」の作り方・使い方を紹介し
ます。
『リンカーン大統領のせいじつなことば』
ドリーン・ラパポート/国土社
(分類番号:289)
奴隷制を邪悪な制度と信じたリンカーンは、政治家としての困難な道を歩み出す。正直
と思いやりが信頼を勝ち得、やがて大統領となったリンカーンは、奴隷制を終わらせる。
その道程を精緻で力づよい絵と簡潔なことばで描く。
『井上ひさしのこどもにつたえる日本国憲法』
井上ひさし・文,いわさきちひろ・絵/講談社 (分類番号:323)
平和憲法の精神を表している「前文」と「第9条」を子どもにも読める言葉に翻訳し、イ
ラストを添えて絵本として収録。また、日本国憲のもととなる考え方や、重要な条文の
内容などについて、わかりやすく解説する。
『これを英語で説明できますか?』
デイビット・セイン/日本実業出版社 (分類番号:830)
歴史や宗教から、経済、社会生活、暮らし、娯楽や文化、メンタリティまで。著者や著者
の周りの外国人が疑問に思うこと、来日当初疑問だったことなど、日本にまつわるあらゆ
るトピックスを集め、英語でズバリ説明します。
『くちびるに歌を』
中田永一/小学館 (分類番号:913)
拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せ
ない秘密が書かれていた・・・。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小
説。【小学館児童出版文化賞(第61回)】
『風をつかまえた少年』
ウィリアム・カムクワンバ/文藝春秋 (分類番号:936)
アフリカの最貧国マラウイで学費を払えず中学校に行けなくなった少年。独学により廃品
を利用して風力発電のできる風車を製作した彼は、わずかな人しか電気を使えない自国で
家に明かりを灯すことに成功する。感動の実話。