石橋宏一郎

≪北国の市場Ⅰ≫1964
【休 館 日】: 2 月 16 日、23 日、3 月 9 日、16 日
【開館時間】: 午前 9 時~午後 5 時
(受付は閉館の 30 分前まで)
【入 館 料】: 一 般 150(80)円大学・高校生 100(50)円
小・中学生 50(30)円
※市内の小・中学生は無料
※( )内は 20 名以上の団体料金
※市内在住の 65 歳以上の方、
障がい者手帳等をお持ちの方半額
〒031-0031 八戸市大字番町 10-4
Tel 0178-45-8338 Fax 0178-24-4531
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/art/
二科会員として活躍してきた石橋宏一郎は、故郷で
ある八戸に居を構え、郷里の気候風土を描き続けた作
家です。
「厳しい東北の土地で生きている姿に、充実した美
しさを感じます」と語る石橋は、馬力大会や魚を商う
ゆうこん
行商の女性たちなど、この地方独特の風物を、雄渾か
つ情緒豊かな作風で描き続けました。
彼岸じゃらくのみぞれ交じりの画面にぎょろりとし
た眼差し、都会的な洗練とは違う野趣を強調するかの
ような奔放な筆致は、その土地ならではの生きる力を
描いて認められるのだ、という事を、その身をもって
後進に示してきた歩みでもあります。
石橋は、また、穏やかで謙虚な人柄が何よりも愛さ
れた人物でした。自身も松本竣介に勧められて二科会
に応募したこともあり、石橋は自身が名を成した後も、
中央の画壇に臨みたい後進には道を拓く助けとなりま
≪馬力大会≫1955
した。また「小さい頃の教育がいかに大切か」を自身
の経験から信条としていた石橋は、中学生を集めて写
生大会を開催し、大人には絵画教室を開くなど、八戸
の美術教育普及と美術人口の底辺拡大に多大な功績を
残しています。
本展では、郷土を愛し、郷土を描き続けた石橋宏一
郎の世界を、当館所蔵の作品から紹介します。
≪冬の街≫1988
【交通案内】
・JR 東北新幹線八戸駅東口前バス乗り場
1 番から中心街方面行き乗車
「中心街ターミナル(三日町・八日町)」下車、
徒歩 2 分
・JR 八戸線本八戸駅から徒歩 10 分
八戸市美術館
Hachinohe City Museum of Art
〒031-0031 八戸市大字番町 10-4
Tel 0178-45-8338 Fax 0178-24-4531
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/art/