2015 5 年全日本選手権第 2 戦オートポリス 戦オートポリス大会 ART レポート 4 4月 24 日から 4 月 26 日に大分 大分県オートポリス オートポリスで全日本ロードレース選手権 で全日本ロードレース選手権 第 2 戦九州モーターサイクルフェスタ 九州モーターサイクルフェスタ 2015in オートポリス大会が開催されまし オートポリス大会が開催されまし た。 今回 今回も昨年同様、 も昨年同様、コントロールタワー内の コントロールタワー内の コントロールタワー内の一部屋を施設からお借りし、 を施設からお借りし、 を施設からお借りし、レー スウイーク中は ART 事務局をその中におきました。 レースウイーク中、施設から提供される各車両ごとの走行データ(エクセル形 式)を事務局で受け取り、これを希望するチームに USB メモリーにコピーして 渡すサービスも 渡すサービスも従来通りに 従来通りに行いました。 行いました。 ピット裏の車両運搬車両の置き方も非常に ピット裏の車両運搬車両の置き方も非常にマナーの良いもので、 マナーの良いもので、 マナーの良いもので、観客、スポ 観客、スポ ンサーなど様々な来場者に対して、全日本最高峰クラスのレースであることを アピールできたはずです。 ART 会員の皆さんのご協力に感謝します。 昨年、 昨年、MFJ MFJ に対して ART から提案して から提案してい いたレースディレクター制度が、今 たレースディレクター制度が、今 年から『 年から『MFJ MFJ セーフティオフィサー(以下、 セーフティオフィサー(以下、SO に略)』制度として導入されま した。ルールブックにも記載されているように、 した。ルールブックにも記載されているように、SO は競技監督とともにレース ディレクションを担当。全日本の安全・公平・モラル向上を目的とし、同一人 物がシリーズを通して任にあたります。 今年は 今年はその SO を、菅野光一さん、亀谷長純さんが担当されることになりまし た。 今回もレース全体をチェックし、 今回もレース全体をチェックし、朝のコースインスペクションだけで 朝のコースインスペクションだけで 朝のコースインスペクションだけではなく、 なく、 スタート前サイティングラップ後には予選上位 6 名のライダーにコメントを聞 き、コースの安全を確認。レース進行を行いました。 例年、山岳地帯特有の急変する天候に振り回されることが多いオートポリス でのレースですが今回は三日間通して晴天となり、安定したコンディションで スケジュールを消化することができました。 しかし、残念ながら JSB1000 クラスの Q1 中、1 コーナー手前にオイルが出 てしまい、これに 2 台のマシンが乗って転倒するというアクシデントがありま した。当然のことながらオイルが出た直後に黄旗振動となり、その黄旗振動箇 所で、オイル旗が出ていなかったとはいえ、2台のマシンが異常に気付き回避 した直後にオイルに乗り2台が続けて転倒したことは遺憾に思います。 レギュレーションブックにも記載されていますが、黄旗 1 本振動は前方コー スサイドに危険が存在することを予告。2 本振動は前方コース上に走行を妨げる ような障害物が存在することを予告するものです。 そして、 「ライダーはスロ ーダウンし、いつでも停止できるように準備しなくてはならない」と記載され てあり、安全確保の観点からも、車両が大破するようなスピードでの通過は非 常に危険です。 この出来事に関し、SO はタイム末梢等のペナルティ等が科せ られる対象になるのではないかとの進言をしましたが、審査委員長から「オイ ルによる転倒は不可抗力であり、危険行為と認められないためペナルティとし なかった」という判断が下されました。 この判断は、今後同様の事象が起き た場合の試金石となる課題を残すと共に、SO の役割・存在意義についても大き な課題を残したように思います。 その反面、オイル処理後に即座に状況確認を SO も行い、ライダーの安全確保の 為に SO が貢献することが出来たのは、確かな一歩となりました。 尚、小澤源男テクニカルアドバイザーから ART に対し「JSB でエンジンブロー し、オイルを出してしまった件に関して、こうした際には速やかにグリーンへ 退避するよう周知してもらいたい」という依頼がありましたので、ここでお知 らせしておきます。 また今回はレースウイーク中の金曜午後 5 時から、2015 年第 1 回 ART 総会 を行いました。詳細に関しては別途、ホームページに掲載されている議事録を 参照ください。
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