「第七次福井市老人保健福祉計画・第6期福井市介護保険事業計画

様式第4号
平成27年2月4日
福井市福祉保健部長寿福祉課
「第七次福井市老人保健福祉計画・第6期福井市介護保険事業計画
( 素 案 )」 に 関 す る 福 井 市 パ ブ リ ッ ク ・ コ メ ン ト 募 集 の 結 果
【概要】
福 井 市 で は 、す べ て の 高 齢 者 が 安 心 し て 暮 ら す こ と の で き る 長 寿 社 会 の 実 現 を 目 指 し 、
平成27年度から29年度までを期間とする「第七次福井市老人保健福祉計画・第6期
福井市介護保険事業計画<オアシスプラン2015>」を策定します。
このたび、
「 第 七 次 福 井 市 老 人 保 健 福 祉 計 画・第 6 期 福 井 市 介 護 保 険 事 業 計 画( 素 案 )」
について、市民の皆様からのご意見を募集しましたので、その結果を公表いたします。
【意見募集結果】
実施時期
平成26年12月
意見提出状況
意見提出方法
1日から
提出者
5人
意見数
13件
書面の持参
人
郵便
人
ファクシミリ
2人
電子メール
3人
その他
1
12月26日まで
人
高齢者福祉に関する施策について(2件)
No
提出された意見
意見に対する市の考え方
1
高齢者に対する金銭管理の支援
日常生活自立支援事業は判断能力が不十
制度をより拡大して欲しい。
分 な 高 齢 者 に 対 し て 、本 人 の 意 思 に 基 づ い
(日 常 生 活 支 援 事 業 も 待 機 者 が い
て日常の金銭管理などを行う事業です。
る の で 、利 用 し た い と き に 利 用 で
現 在 、待 機 者 は お り ま せ ん が サ ー ビ ス 開 始
き な い 現 状 が あ る 。ま た 、成 年 後
までには面談や契約能力の確認など十分
見までには至らない状況の人が、 な時間が必要です。
金銭管理を代行するケースは限
今後、制度を拡大する予定はありません
られている。
が 、成 年 後 見 制 度 等 の 周 知 に 努 め て ま い り
(例 )独 居 で タ ー ミ ナ ル の 方 な ど )
ます。
‐1‐
2
果たして高齢者本人の望む対応
市 で は 、在 宅 で の 日 常 生 活 に 不 安 を 持 つ 独
が で き て い る の だ ろ う か 。自 宅 で
居 高 齢 者 等 を 登 録 し 、定 期 的 な 見 守 り 活 動
生活を望んでいても施設での生
や 、軽 微 な 家 事 援 助 サ ー ビ ス を 提 供 す る な
活 を し て い る 人 が 多 い 、独 居 で も
ど、在宅での生活を支援しています。
自宅で生活ができるようサービ
さ ら に 、介 護 保 険 サ ー ビ ス で も 、2 4 時 間
スを増やす必要があると思う。
対応できる在宅サービスを重点的に整備
ま た 、健 康 な 生 活 が 継 続 で き る よ
する予定です。
うなサービスを取り入れる必要
ま た 、健 康 な 生 活 が 継 続 で き る よ う 、健 康
があると思う。
の維持増進と生活習慣病の早期発見や悪
化 防 止 、身 近 な 通 い の 場 で の 介 護 予 防 な ど
の事業を実施しています。
今 後 は 、こ れ ら の 事 業 の 充 実 を 図 る と と も
に 、よ り 多 く の 方 の 参 加 を 呼 び か け て い き
ます。
2
介護サービスについて(10件)
(1)日 常 生 活 圏 域 の 見 直 し と ほ や ね っ と (地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー )の 担 当 エ リ ア
No
提出された意見
意見に対する市の考え方
3
39 ペ ー ジ の < 新 し い 日 常 生 活 圏
日常生活圏域ごとのほやねっとの設置方
域 (別 表 )> に つ い て 、ほ や ね っ と
法や選定方法等については現在検討中で
の 増 設 は 、別 表 中 の「 見 直 し 前 の
す。
ほ や ね っ と 拠 点 」が 空 白 と な っ て
いる4箇所を増設すると考えて
いるのか。
ま た 、増 設 す る の で あ れ ば 、現 ほ
やねっと事業に関わっている法
人以外に新たに募集するのか。
4
現 在 、ほ や ね っ と の 業 務 は 多 忙 で
あ る と 思 う 。ま た 、今 後 は 地 域 に
迅速な対応を求められると思う
の で 、エ リ ア の 見 直 し と 増 設 に つ
いては賛成。
‐2‐
5
地域包括ケアシステムの積極的
日 常 生 活 圏 域 案 に つ い て は 、地 区 に お い て
推 進 に お い て 重 要 事 項 で あ る 、ほ
長 い 歴 史 的 経 緯 を 持 つ 自 治 会 連 合 会 、中 学
や ね っ と (地 域 包 括 支 援 セ ン タ
校区などの区域や地区社会福祉協議会な
ー )担 当 エ リ ア の 見 直 し に つ い
ど地域で福祉活動を行っている団体の区
て 、再 考( 区 割 り 見 直 し )を 強 く
域 と 、中 長 期 の 将 来 人 口 動 向 を 踏 ま え た 適
要望する。
正 な 高 齢 者 人 口 規 模 等 を 考 慮 し て 、総 合 的
行 政・市 民・関 係 者 が 一 体 と な っ
に検討しました。今後は、本案を基本に、
た 意 思 疎 通 を 経 て 、最 大 限 の 工 夫
お寄せいただいた御意見も参考にしなが
でもって最善の担当エリアを決
ら 、今 年 度 内 を 目 途 に 新 し い 日 常 生 活 圏 域
め る こ と が 最 優 先 で は な い か 。地
を決定したいと考えています。
域包括ケアシステムに真摯に取
ま た 、関 係 団 体 に 対 し て は 、個 別 に 説 明 を
り組んでいる地域を分割するこ
行っています。
と の な い よ う 、フ ェ ア な 再 考 を 要
求する。
6
現 状( 9 エ リ ア )の 分 析 と 問 題 点
の洗い出しを行う必要があるの
ではないか。
7
既 存 事 業 者 に 加 え 、医 師 会 、地 区
社 会 福 祉 協 議 会 、民 生 委 員 等 へ の
意 見 収 集 を 均 等・公 正 に 行 う 必 要
があるのではないか。
8
エリア毎の実態把握を明確に実
施する必要があるのではないか。
ど ん な 医 療 機 関・介 護 福 祉 施 設 等
が 存 在 し 、ど う 活 動 し ど う 成 果 を
上げているのか可能な限り把握
するべきである。
9
道 路 網 の 進 展 状 況 、河 川 等 考 慮 す
べ き 地 理 的 制 約 、商 圏 や 市 民 の 導
線など付帯する条件を公正に検
証する必要があるのではないか。
‐3‐
(2)若 年 性 認 知 症 対 策
No
提出された意見
意見に対する市の考え方
10
認 知 症 の 対 策 が 急 務 で す が 、特 に
若 年 性 認 知 症 対 策 に つ い て は 、市 で 認 知 症 施
若年性認知症対策が遅れている
策 検 討 委 員 会 を 設 置 し 検 討 を し て お り 、今 回
ように思う。
いただいた意見についても参考にさせてい
① ど の 家 庭 の 方 も 、若 年 認 知 症 の
ただきます。
初期症状と鬱症状が混同され、
診断までに時間がかかってい
る た め 、適 切 に 診 断 し て も ら え
る医療機関への紹介が必要。
②介護保険は高齢者の為の制度
と 思 っ て い る た め 、ど こ の 相 談
機関を利用したらよいか分か
ら な い よ う な の で 、介 護 保 険 制
度と自立支援法のどちらにも
精通している相談機関が必要。
③ 要 介 護 認 定 を 受 け て も 、知 ら れ
たくない思いから引きこもり、
介護サービスを利用するとこ
ろ ま で 行 き 着 い て い な い 。社 会
の 中 に 、若 年 認 知 症 の 方 の 受 け
皿となる介護サービスが必要。
④会社を退職せざるを得なくな
り 、経 済 的 に も 苦 し い 家 庭 が 多
く 、グ ル ー プ ホ ー ム 等 の 入 所 は
実 際 に は 困 難 。施 設 入 所 す る 場
合 の 軽 費 対 策 や 、扶 養 が 必 要 な
未成年がいる家庭への経済的
な就学支援が必要。
⑤ 本 人 も 配 偶 者 も 、誰 に も 相 談 で
き ず 、一 人 で 悩 み を 抱 え て い る
こ と が 多 い の で 、本 人・ご 家 族
の精神的なサポートが必要。
‐4‐
(3)そ の 他
No
提出された意見
意見に対する市の考え方
11
必要な介護サービスが使われて
市 が 監 督 す る 地 域 密 着 型 事 業 所 に 対 し て 、サ
い る の か 。薬 剤 師 が 行 う べ き 薬 剤
ービス内容やその提供体制について指導を
管理を訪問看護で行うなど本来
行っています。
のサービスのあり方と異なるこ
ま た 、介 護 サ ー ビ ス の 提 供 計 画( ケ ア プ ラ ン )
と も あ る と 聞 い て い る 。利 用 者 に
を 作 成 す る ケ ア マ ネ ジ ャ ー に 対 し て も 、県 と
必要なサービスを提供するため
連 携 し な が ら 、計 画 の 内 容 に つ い て 点 検・指
に 、サ ー ビ ス の 見 直 し を 行 う 第 三
導を行っています。
者が必要ではないか。
今後とも適正な介護サービスが利用者に提
供されるよう、努めてまいります。
12
良質の介護職員を養成する必要
市 と 県 で は 、介 護 職 員 の 資 質 向 上 に つ な が る
が あ る 。職 員 の 育 成 に は 費 用 が 高
研修を実施しています。
額 に な る た め 、県 や 市 か ら の 助 成
ま た 、研 修 の 受 講 を 勧 奨 す る な ど 、必 要 な 情
が 必 要 で あ る 。現 在 も 助 成 が あ る
報の周知に努めています。
が 、対 象 が 限 定 さ れ て い て 、意 欲
の あ る 人 が 受 講 で き な い 。助 成 が
あることを知らないことも多い
ので周知に努める必要がある。
3
その他計画全体に関する意見について(1件)
No
提出された意見
意見に対する市の考え方
13
65 歳 ~ 75 歳 ま で の 福 祉 委 員 や 民
民生委員は厚生労働大臣から委嘱されてお
生 委 員 の 数 を 拡 大 し 、地 域 で で き
り 、そ の 人 数 は 、国 の 定 め る 基 準 に 基 づ き 県
る活動や支援を検討してはどう
知事が市長の意見を聞いて区域ごとに定め
か。
る こ と に な っ て お り 、次 の 平 成 2 8 年 度 の 一
斉 改 選 に 向 け 、世 帯 や 人 口 が 増 加 し て い る 地
域を中心に増員の要望を行っていきます。
ま た 、福 祉 委 員 は 福 井 市 社 会 福 祉 協 議 会 会 長
及び各地区社会福祉協議会会長から委嘱さ
れ て お り 、そ の 人 数 は 、1 自 治 会 に 1 人 以 上
又は20~50世帯に1人の割合を目安に
配置されています。
今後、地域でできる活動、支援については、
関 係 団 体・機 関 と 連 携 し な が ら 検 討 し て ま い
ります。
‐5‐