さわの里の風景~子どもたちの歩みと共に~ vol.3

さわの里の風景
~子どもたちの歩みと共に~ vol.3
学校における児童の皆さんの活動を、学校に存在する施設や備品のご紹介と共に事務職員がお知らせしていきます。第三回目となる今回
は「学校図書館」に関するお話です。学校図書館法第三条により、学校には学校図書館を設置しなければならないと規定されています。校内
では児童・職員共に図書室と呼んでいますが、法的な観点からの位置付けは学校図書館ということになります。
本校の学校図書館は見どころがたくさんあります。自慢は常設の畳のスペース。児童の皆さんにとって憩いの場と
なっています。ここならごろごろしていても怒られません。また広がりのある空間も特徴の一つです。
背の低い書架がほとんどで、施設を広く見渡せること。書架はもちろん床や壁面・机や椅子に至るまで、温かみのあ
る色彩で統一されていること。窓が多いこと。これらの要素が重なり合って、開放感のある空間が作り出されています。
右の写真は学校の予算で整備した回転式書架です。児童の皆さんは思わず回転させてしまいます。学校司書に尋ねた
所、その時々の読んでほしい図書を選んで置いているとのこと。新着本や隠れた名作等…注目のスポットと言えるでしょう。
学校図書館の運営は学校の職員だけで行うものではありません。本校では図書委員の児童が図書の貸し出し作業等を
行っています。また図書ボランティアや読み聞かせボランティアの方々は、季節ごとの施設の装飾や破損した図書の補修、
図書を使用した教育活動等多方面に渡る活動に参加されています。このような様々な人の力によって、学校図書館は成立しているのです。