が変わります 平成28年度改組予定 (申請中) 静岡大学農学部は,平成28年度に向けた学部改組を計画しています。 改組が実現しますと,現在3学科の農学部が「生物資源科学科」と「応用生命科学科」 の2学科に改組されます。 また,募集人員も30名増えて,180名に変更されます。 どちらの学科においても最初はフィールド系の演習と農学の学問分野全体を見通す農学 基礎科目を履修します。 「生物資源科学科」では,山地から平地までの農林関連産業を発展させ,付随する環境 課題,農山村の問題を克服する人材を育成します。2年次からは食料生産技術の向上を学 ぶ「植物バイオサイエンス」,森林資源の有効活用を学ぶ「木質科学」,農地および森林 の環境保全を学ぶ「地域生態環境科学」,農林業(生産者)と社会生活(消費者)をつな ぐ次世代型リーダーを目指す「農食コミュニティデザイン」の4コースにわかれます。 「応用生命科学科」では,化学と生物を基礎領域とし,応用生命科学の諸分野における 積み上げ方式の教育カリキュラムによって,バイオテクノロジーやライフサイエンス産業 で活躍できる人材を育成します。 改組前(3学科) 改組後(2学科) 生物資源科学科(110名) 共生バイオサイエンス学科(60名) 植物バイオサイエンスコース 木質科学コース 地域生態環境科学コース 農食コミュニティデザインコース 応用生物化学科(50名) 応用生命科学科(70名) 環境森林科学科(40名) 募集人員150名 30名増 募集人員180名 ただし,この計画及び募集人員は本資料を作成する時点(平成27年5月)の予定ですので, 変更する場合があります。 詳細については必ず入学者選抜要項,各募集要項を確認してください。 富士山と静岡大学 農学部新校舎 生物資源科学科 「生物資源科学科」では,山地から平地までの 農林関連産業を発展させる人材を育成するとと もに,付随する環境課題,農山村の問題を克服 する人材の育成を目的とします。 「植物バイオサイエンスコース」 では,農作物の生産性向 上,高品質・高付加価値化に向けた技術開発,低環境負荷,持続 可能な生産環境の管理技術開発を目指し,広い視野と創造性を備 え,生産現場をリードし,新しい価値を生み出し発信できる人材 を育成します。 「木質科学コース」では,森林からもたらされる再生産可能 な資源の有効活用と持続可能な循環型社会の構築を目指して,地 域産業・生活に貢献し,地域社会と人類の未来を担う人材を育成 します。 「地域生態環境科学コース」では,農地・森林の生態系及び 地域環境の保全と利用の調和を目指し,柔軟な判断力と地球的視 野を持った高度技術者を育成します。 「農食コミュニティデザインコース」では,現場での出会いと学びを大切にしながら一人ひとりの問題解決 能力を磨き、「農」と「食」の未来を拓くコミュニティリーダーを育成します。 カンキツ培養砂じょう組織における外観の 経時的変化を調べています。 原料を配合して作製した接着剤を用いて木 質材料を作り、強度試験を行います。 現場で共に活動しながら、地区住民と対話 し、問題解決の糸口を探ります。 人工光を利用した作物の高機能化の研究を 行っています。 ブナ林に設置したタワーにのぼり,樹冠部 の光合成量を計測しています。 食物繊維の摂取が小腸のムチン分泌や免疫 機能に与える影響についてラットを用いて 調べています。 カイコ幼虫や蛹を用いたバイオテクノロ ジーおよびナノテクノロジーの研究を行っ ています。 応用生命科学科 「応用生命科学科」では,生命維持のメ カニズムを学際的で柔軟な視点から探求 するという思想と技術を素養として持ち, 健全な地球環境を維持しながら,生命現 象を利用した独創的な新技術や食料とエ ネルギーの持続的な供給システム等を開 発して人類の生活の質の向上に貢献でき る人材を育成し,地域ならびに世界の産 業界や研究機関に輩出します。 生物の産生する有用物質や,環境に関する 生化学,酵素化学,生物有機化学的研究を 行っています。 微生物の分子育種や有用生理活性物質生産 に関する分子生物学的,タンパク質工学的 研究を行っています。 葉緑体の遺伝子の異常で白色になったシロ イヌナズナと葉緑体で蛍光を放つタンパク 質。 お問い合わせ先:静岡大学農学部学務係 〒422-8529 静岡市駿河区大谷 836 TEL 054-238-4815, FAX 054-237-9362, E-mail: [email protected]
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