)( xfy = cbx ax y + + = 2

学校番号22
教科・科目
対象学年
単位数
数学・数学Ⅰ(Ⅱ)
1年
3(+1)
教科書(発行者)
富山県立呉羽高等学校
補助教材(発行者)
高 等 学 校 数 学 Ⅰ (数 研 出 版 ) ア ド バ ン ス 数 学 Ⅰ + A ( 啓 林 館 )
フ ォ ー カ ス ゴ ー ル ド 数 学 Ⅰ + A( 啓 林 館 )
(高 等 学 校 数 学 Ⅱ (数 研 出 版 ))
ア ド バ ン ス 数 学 Ⅱ + B( 啓 林 館 )
フ ォ ー カ ス ゴ ー ル ド 数 学 Ⅱ + B( 啓 林 館 )
ファインノート数学Ⅰ・A(第一学習社)
科目の概要と目標
・数と式,図形と計量,二次関数及びデータの分析について理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟
を図り,事象を数学的に考察する能力を培い,数学のよさを認識できるようにするとともに,それらを
活用する態度を育てる。
授業の進め方
・教科書を主体で授業を進めていく。必要に応じて,補助教材を用いて説明をする。
評価の観点と方法
・定期考査の得点,課題の提出状況等から総合的に評価する。
学
期
単元・学習項目
学習内容・到達度目標
第1章 数と式
第1節 式の計算
・整式
・整式の加法と減法
・整式の乗法
・因数分解
第2節 実数
・実数
・根号を含む式の計算
第3節 1次不等式
・不等式の性質
・1次不等式
・絶 対 値 を 含 む 方 程 式 ・不 等 式
・整式に関する用語,及び整式の加法・減法・乗法について復習する。
・ 整 式 の 展 開 お よ び 因 数 分 解 に つ い て 復 習 し ,さ ら に や や 複 雑 な 式 の 展 開 ・ 因 数 分 解
について学習する。
・有理数について復習する。また,有理数を循環小数で表すことについて考察する。
・ 実 数 の 分 類 ,実 数 の 演 算 に つ い て 整 理 す る 。ま た ,数 直 線 お よ び 実 数 の 絶 対 値 に つ
いて復習する。
・平方根を含む式の計算を練習し,分母の有利化について理解できるようにする。
また,実数の整数部分,小数部分についてその意味を知る。
・不等式について理解し,数量の大小関係を不等式で表すことができるようにする。
・ 不 等 式 の 性 質 に つ い て 理 解 さ せ る 。ま た ,そ れ を 利 用 し て 易 し い 1 次 不 等 式 を 解 く
ことができるようにする。
・不 等 式 の 解 に つ い て 理 解 を 深 め ,連 立 1 次 不 等 式 の 解 を 求 め る こ と が で き る よ う に
する。
・身 の ま わ り の 事 象 に 1 次 不 等 式 を 応 用 し ,問 題 に 適 す る 値 や 値 の 範 囲 を 決 定 で き る
ようにする。
第4節 集合と命題
・集合
・命題と条
・命題とその逆・対偶・裏
・命題と証明
・集 合 の 意 味 と 表 し 方 を 学 び ,要 素 と 集 合 の 関 係 や 集 合 の 間 に 成 り 立 つ 関 係 な ど に つ
いて図表示などを用いて理解できるようにする。
・集合に関する記号や用語の意味を理解し,適切に使えるようにする。
・集合の演算法則として,ド・モルガンの法則を理解して,論理の学習につなげる。
・命題およびその真偽について知り,命題と条件の違いを理解する。
・2つの条件 p, qから作られる命題「 p⇒ q」の真偽について,それらの真理集
合 の 包 含 関 係 に よ っ て 判 断 し た り ,1 つ で も 反 例 が あ れ ば 偽 で あ る こ と を 理 解 さ せ
る。
・命題「 p⇒ q」が真であるとき, pを十分条件, qを必要条件ということを学ば
せる。また,必要十分条件,同値などの考えを理解させる。
・ 条 件 の 否 定 や 2 つ の 条 件 を「 か つ 」や「 ま た は 」を 用 い て 結 ん だ 条 件 の 真 偽 に つ い
て学ばせ,ド・モルガンの法則を理解させる。
・ 命 題 の 逆 ・ 裏 ・ 対 偶 を 学 ば せ ,「 逆 は 真 と は 限 ら な い 」,「 命 題 と そ の 対 偶 と は 真
偽が一致する」ことを理解させる。
・対偶を利用した証明法や背理法による証明法を学び論理的な思考力をつけさせる。
年
間
1
の
授
学
業
期
内
容
第2章 2次関数
第1節 2次関数とグラフ
・関数とグラフ
・2次関数とのグラフ
第2節 2次関数の値の変化
・2次関数の最大・最小
・2次関数の決定
第3節 2次方程式と
2次不等式
・2次方程式
・2次関数のグラフと
x軸の位置関係
・2次不等式
・ 関 数 の 概 念 を ,互 い に 関 連 し な が ら 変 化 す る 対 応 関 係 と し て 理 解 す る 。ま た ,関 数
を 表 す 記 号 y  f (x) を 導 入 し , 関 数 お よ び そ の グ ラ フ に つ い て の 用 語 を 扱 う こ と が
できるようにする。
・グ ラ フ を 描 く こ と に よ っ て ,関 数 の 変 化 の 具 体 的 な 様 子 を つ か む こ と が で き る こ と
を理解する。
・ 中 学 校 で 学 ん だ 関 数 y  ax 2 の 性 質 を も と に し て , 一 般 の 2 次 関 数 y  ax 2  bx  c の
グラフを平行移動を利用して描くことができることを理解し,習熟する。さらに,
グラフである放物線の性質についても理解する。
・ 2 次 関 数 の 最 大 値 ・ 最 小 値 に 着 目 し ,さ ら に 定 義 域 を 制 限 し た と き の 2 次 関 数 の 最
大 値 ・ 最 小 値 を 求 め る こ と が で き る よ う に す る 。ま た ,2 次 関 数 を 具 体 的 な 事 柄 へ
応用することができるようにする。
・グ ラ フ に つ い て の 条 件 か ら ,そ の 条 件 を 満 た す 2 次 関 数 を 決 定 す る こ と が で き る よ
うにする。
・2 次 方 程 式 お よ び そ の 解 に つ い て 理 解 を 深 め ,因 数 分 解 や 解 の 公 式 な ど の 適 切 な 方
法で2次方程式を解くことができるようにする。
・2次方程式の実数解に着目し,その個数について調べることができるようにする。
・2次関数のグラフと x 軸の共有点に着目し,2次関数と2次方程式の関連について
理解する。
・2次関数のグラフと x 軸の共有点の個数を判定する方法について理解し,その方法
に習熟する。
・2次不等式の解法を,2次関数のグラフをもとにして理解し,習熟する。
・ 2 次 不 等 式 の 連 立 に つ い て 理 解 し ,そ の 解 法 に 習 熟 す る 。さ ら に ,2 次 不 等 式 を 具
体的な事柄へ応用することができるようにする。
第4章 データの分析
・データの整理
・データの代表値
・データの散らばりと
代表値
・データの相関
・表計算ソフトによる
データの分析
2
学
・ 中 学 校 で 履 修 し た 内 容 を 踏 ま え ,デ ー タ を 整 理 す る 必 要 性 を 理 解 し ,資 料 の 特 徴 を
つかみやすくするために,度数分布,ヒストグラムの意味を把握させる。
・ 度 数 分 布 や ヒ ス ト グ ラ ム を 作 成 し ,こ れ ら の こ と を 通 し て ,目 的 に 応 じ て 資 料 を 適
切に整理する方法を習得する。
・ デ ー タ の 分 布 の 中 心 的 な 位 置 を 表 す 代 表 値 の 意 味 を 理 解 し ,平 均 値 や 中 央 値 ,最 頻
値 の 計 算 方 法 と そ れ ら の 特 徴 を 理 解 し ,デ ー タ の 傾 向 を 的 確 に と ら え ら れ る よ う に
する。
・ 複 数 の デ ー タ を 比 較 す る た め に 四 分 位 数 や 箱 ひ げ 図 の 意 味 ,ま た そ れ ら の 関 係 ,描
き方を理解する。また,箱ひげ図とヒストグラムの関係も理解する。
・ デ ー タ の 分 布 を 表 す 数 値 と し て ,代 表 値 だ け で は 不 十 分 で あ る こ と を 理 解 し ,散 ら
ばりの度合いを示す量の必要性を理解する。
・ 散 ら ば り の 度 合 い を 示 す 量 と し て ,範 囲 ,四 分 位 範 囲 ,四 分 位 偏 差 ,分 散 ・ 標 準 偏
差の意味と計算方法を習得する。
・2 つ の 変 量 の 間 の 関 係 を 表 す 散 布 図 の 意 味 を 理 解 し ,そ れ を も と に 相 関 関 係 を 考 え
る方法を習得する。
・相 関 関 係 の 度 合 い を 数 量 的 に 表 す 相 関 係 数 の 意 味 を 理 解 し ,相 関 係 数 の 計 算 方 法 を
習得する。
・ 表 計 算 ソ フ ト の 基 本 的 な 計 算 式 に つ い て 理 解 し 、平 均 値 、分 散 、標 準 偏 差 、相 関 係
数を計算することができるようにする。
期
年
間
第3章 図形と計量
第1節 三角比
・三角比
・三角比の相互関係
・三角比の拡張
第2節 三角形の応用
・正弦定理
・余弦定理
・正弦定理と余弦定理の応用
・三角形の面積
・空間図形への応用
の
授
業
内
容
3
学
期
(数学Ⅱ)
第1章 式と証明
第1節 式と計算
・3次式の展開と因数分解
・二項定理
・整式の割り算
・分数式とその計算
・恒等式
第2節 等式・不等式の証
・等式の証明
・不等式の証明
第2章複素数と方程式
第1節 複素数と
2次方程式の解
・複素数とその計算
・2次方程式の解
・解と係数の関係
第2節 高次方程式
・剰余の定理と因数定理
・高次方程式
・ 三 角 比 と し て の 正 接 ,正 弦 お よ び 余 弦 の 意 味 を 理 解 し ,直 角 三 角 形 の 辺 と 角 の 間 の
基本的な関係を使えるようにする。
・ 直 角 三 角 形 の 辺 の 比 と 角 の 関 係 と し て 導 入 し た 三 角 比 を , 角 が 鈍 角 あ る い は 0 , 90 ,
180 の 場 合 ま で 拡 張 し , 三 角 比 相 互 の 基 本 的 関 係 を 応 用 で き る よ う に す る 。
・一 般 の 三 角 形 の 辺 と 角 と の 間 に 成 立 す る 正 弦 定 理 ,余 弦 定 理 と 三 角 形 の 面 積 を 求 め
る公式を導き,それらを活用できるようにする。
・ 平 面 図 形 や 空 間 図 形 に お け る 線 分 の 長 さ ,角 の 大 き さ ,面 積 ,体 積 の 計 算 に ,三 角
比 を 利 用 す る こ と の よ さ を 実 感 で き る よ う に ,興 味 深 い 具 体 例 を 提 示 し て 指 導 す る
・3次式の展開および因数分解ができるようにする。
・パスカルの三角形について知らせる。
・二項定理が成り立つ理由を理解し,応用できるようにする。
・整式の除法について理解する。
・分数式の計算が自由に行えるようにする。
・恒等式について考察し,等式や不等式の証明について理解させる。
・相加平均と相乗平均の大小について考察する。
・ 数 の 範 囲 を 拡 張 し て 複 素 数 を 定 義 し ,そ の 四 則 を 理 解 さ せ ,こ れ に よ っ て ,負 の 数
の平方根が求められることを知らせる。
・複 素 数 の 範 囲 で は ,実 数 係 数 の 2 次 方 程 式 は つ ね に 2 つ の 解 を も つ こ と を 理 解 さ せ
る。
・2次方程式の判別式の意味を理解させる。
・ 2 次 方 程 式 の 解 と 係 数 の 関 係 を 導 き ,こ れ を 利 用 し て ,2 次 式 の 因 数 分 解 を 行 っ た
り,2数を解とする2次方程式を求める方法を理解させる。
・剰余の定理,因数定理を導き,その意味を理解させる。
・ 因 数 定 理 を 簡 単 な 高 次 方 程 式 の 解 法 に 応 用 し , 複 素 数 の 範 囲 で 考 え る とn 次 方 程 式
の解は n個あることを知らせる。