県計画改定について(たたき台)(PDF:152KB)

兵庫県老人福祉計画(第6期介護保険事業支援計画)改定の概要(案)
高齢者福祉・介護の現状と将来推計
背
○高齢化の進展・世帯構造の変化
H12
940千人
高 齢 者 人 口
高 齢 化 率
16.9%
377千人
後期高齢者人口
後期高齢化率
6.8%
117千人
単 身 高 齢 者
景
H22
1290千人
H37
1600千人
(37.2%増)
(70.2%増)
23.1%
604千人
30.4%
966千人
(60.2%増)
(156.2%増)
10.8%
239千人
18.3%
343千人
(104.3%増)
(193.2%増)
○介護ニーズの増大
要介護認定者
認知症高齢者
60千人
介護給付費
1,342億円
H22
227千人
H37
353千人
(160.9%増)
(305.7%増)
122千人
211千人
(103.3%増)
(251.7%増)
3,180億円
4,943億円
(137.0%増)
(268.3%増)
これまでの取組み
H9 介護保険法成立
H12 介護保険制度開始、兵庫県老人保健福祉計画(介護保険
事業支援計画)策定〔3年毎に改正〕~介護の社会化~
H17 介護保険法改正 ~予防重視型システムへの転換~
高齢者の尊厳を支えるケアの確立、地域包括支援セン
ターの創設、地域密着型サービスの創設 等
H23 介護保険法改正 ~介護サービスの基盤強化~
地域包括ケアの推進、日常生活圏域毎の地域ニーズや
課題の把握 等
現(第5期)計画の骨子
<第3期計画からの理念を継承し平成26年度の目標に至る最終段階の計画>
○地域包括ケアシステムの実現に向けた取組の推進
・訪問介護と訪問看護が密接に連携しながら対応を行う24時間体
制の「定期巡回・随時対応型サービス」や小規模多機能型居宅
介護と訪問看護を組合わせた「複合型サービス」等新しいサー
ビスの普及や在宅サービス・生活支援サービスの充実強化
・認知症の早期発見、早期対応できるための認知症対応医療機関
の登録、認知症医療介護連携パスの開発等認知症支援策の充実
・医療との連携
・高齢者居住安定確保計画との調和等高齢者の居住に係る連携
○財政安定化基金の取崩に関する事項
第1部 総論
計画の目標
○疾病構造の変化:疾病全体に占める生活習慣病の割合の増加
H12
87千人
計画の目次構成(施策体系)案
計画の改定方針
高齢者が地域で活躍を続け、安心して暮らせる社会の実現
① 高齢者が元気で生きがいを持ち、自分らしい高齢期を実
現できる環境の整備(自立)
② 要援護高齢者等に対する見守りなど、地域全体で支え合う
社会の構築(連帯)
③ 高齢者にやさしく、
安心・快適な暮らしを支えるサービス、
ケアの確立(安心)
計画改定の視点
○ 地域包括ケアシステム実現に向けての市町支援
高齢者が安心して暮らせるよう①在宅医療・介護連携、②
認知症施策の推進、③生活支援サービスの充実・強化等に向
けた取組等に係る、広域的な立場等からの支援の具体的取組
を記載
○ 介護人材の確保と資質の向上
2025年に必要となる介護人材を推計の上、人材確保・育成
のための取組を記載
○ 介護サービスの種類ごとの見込み(2025年度推計)
介護サービスの見込量、施設等の必要定員総数の設定等に
ついて、第6期の目標設定と2025年度の推計を記載
4 圏域の設定
5 計画改定の検討体制
第2章 高齢者の現状及び将来推計
1 高齢者人口の推移
3 認知症高齢者数の推計
2 要介護認定者数の推移 4 介護に関する県民の意識調査
第3章 計画の目標と推進
1 計画の概要
4 計画の検証・評価
2 重点課題
5 第1号被保険者介護保険料の県平均
3 各主体の役割
第2部 各論(推進方策)
第1章 高齢者の持てる力を活かすための支援
第1節 高齢者の持てる力を活かすための場の確保
第2節 高齢者の生きがいづくりへの支援
第3節 日常生活圏域単位で在宅高齢者を支える仕組みづくり
第4節 ユニバーサル社会づくりの推進
第2章 高齢者を地域で支える仕組みづくり
第1節 新しい総合事業の充実(拡充)
第2節 地域包括支援センターの機能強化(拡充)
第3節 高齢者の権利擁護の推進
第3章 介護サービスの充実強化と医療との連携強化
第1節 介護サービスの基盤整備
第2節 介護サービスの質の向上
第3節 医療との連携強化(拡充)
第4節 福祉人材の養成・確保(拡充)
計画期間
平成27年度~平成29年度の3カ年
圏域の設定
保健医療計画に基づく「2次保健医療圏域」
(県民局・県民セン
ターの区域)と同一とする。
市町計画改定への対応
県計画との調和の保持・整合性確保のため、次の措置を講じる。
○市町計画改定指針の提示
<内容> 地域包括ケアシステム構築に向けた取組方策
・地域包括支援センターの適切な配置・充実
・地域ケア会議の開催
・見守り・認知症対策
・2025 年を見据え、都市と郡部など地域の状況
に応じた介護サービス基盤の整備施設
○生活支援サービスの事例提供
○市町計画改定委員会への県職員の参画
○市町ヒアリングの実施
・施設整備、介護サービス見込み量等
第1章 計画改定について
1 計画改定の背景
2 計画改定の位置づけ
3 計画期間
等
第4章 高齢者の住環境の整備
第1節 高齢社会に対応した公営住宅の整備
第2節 サービス付き高齢者向け住宅の整備促進(拡充)
第3節 住宅改修への支援
第4節 高齢者世帯等の住み替え支援
第5節 有料老人ホームの適正運営の確保
第5章 認知症支援体制の整備(拡充)
第1節 認知症予防の推進
第2節 認知症医療体制の充実
第3節 認知症地域連携体制の強化
第4節 認知症ケア人材の育成
第5節 若年性認知症対策の推進
第6章 介護保険制度運営の適正化(介護給付適正化計画)
第1節 市町介護保険事業運営の適正化支援
第2節 介護給付の適正化推進
第3節 介護保険財政安定化基金の活用
第3部 圏域別の状況 ○ 圏域別推計値・計画値等