平成 26 年度版太田市の公共施設の現状 ―公共施設の見直しに向けて― 公共施設のこれからを一緒に考えよう平成 27 年 3 月群馬県太田市役所総務部管財課はじめに本市ではこれまで、市民の目線に立ち、サービスの向上と都市機能の充実を図るため、小、中学校や保育園、公営住宅や行政センターなど、様々な公共施設の整備を進めてきました。しかし、建設から相当の年数を経過する施設が多くなり、今後は、大規模な改修や建替えが必要となるばかりでなく、これらが同時期に集中することも懸念されます。また、国立社会保障・人口問題研究所の発表では、平成22年の日本の総人口は1億2,806万人、平成60年には1億人を割って9,913万人となり、平成72年には 8,674万人になるものと推計されています。本市においても、人口減少化社会、少子高齢化など社会状況の変化とともに、公共施設を取り巻く環境も大きく変化しつつあることから、将来を見据えた公共施設のあり方について、様々な検討が必要となってきます。本書は、本市の公共施設の総量や状況、経費などについて、その概要をわかりやすくまとめ、市民の皆様と共に「公共施設のこれから」を考えるための「スタートライン」の位置づけとして、平成２６年３月に公表いたしました。今回、平成２５年度の運営状況と見直しの状況などを加えた改訂版を作成し、本市の公共施設の現状について、多くの皆様に理解を深めていただくとともに、今後、策定予定の「公共施設等総合管理計画」に連携する資料となるものです。平成２７年３月太田市長 1 －目次－内容第 1 章人口、財政の状況 ............................................................ 3 第１節人口 .......................................................................... 3 第２節財政状況（一般会計） .................................................. 6 第２章施設の状況 .................................................................... 8 第１節施設の保有状況 ............................................................ 8 第２節建築の推移 ................................................................. 12 第３節建替え及び更新費用の推計 .............................................. 13 第４節耐震化の状況 .............................................................. 15 第５節これまでの取り組み ......................................................... 17 第３章運営状況と今後の方針...................................................... 18 第１節運営状況 .................................................................. 18 第２節公共施設の見直しの方針 ................................................. 53 資料施設一覧 ......................................................................... 56 2